湯殿山神社より雪渓とお花畑の月山(1984m)へ

2015年08月05日(水) [日帰り]

• GPS: 07:14
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,061m
• 下り: 1,066m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:55

距離 12.4km 登り 1,077m 下り 1,068m

8:25 湯殿山神社 本宮
9:11 9:25 装束場
10:16 10:20 金姥
10:47 牛首
11:42 11:45 月山山頂小屋
11:48 11:54 月山
11:58 12:07 月山山頂小屋
13:18 13:19 牛首
13:36 金姥
14:21 14:30 装束場
15:19 湯殿山神社 本宮
15:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夏は朝7:45開門の湯殿山有料道路で終点まで。
そこから歩き30分またはシャトルバス5分(片道200円、往復300円)　そこが湯殿山の神域です。そこから月山への登山道が始まります。

その他周辺情報

前日、当日とも、山伏温泉ゆぽかというお風呂に入りました。食堂、アイスクリームの自動販売機、休憩コーナーもあり、疲れた体を癒せました。

写真

8/5 3:17

朝3時に目を覚ますとお月様が出ていました。今日も天気が良くなりそう!
いい月山への登山日和となる予感。

8/5 5:15

道の駅　月山。私は道から一段上の駐車スペースにとめました。
今回利用した道の駅の中では、もっとも閑散としていました。
山の中なので少し涼しかったです。

8/5 5:32

今回は寝るとき用にゴザを持参しました。
ゴザはシーツに比べると吸湿力が何倍もあり、肌触りも夏にはもってこいの材質でした。もちろん、天気が良い時などにはこうして干して風を通しました。

8/5 5:53

今日の朝ごはん。パンと野菜ジュース。長期遠征には野菜の摂取が少なめになるので、野菜ジュースをこまめに飲みました。

8/5 7:24

湯殿山有料道路のゲートです。
朝、7:45にならないと開かないので、数台の車が開門待ちでした。料金所のおじさんや他のお客さんとの立ち話もなかなかおもしろかったです。

8/5 7:47

ゲートが開き車で、湯殿山神社まで車で登ってきました。

8/5 7:48

ちょっとズームアップ。これも巨大な鳥居です。
ただし、ここには神殿やご神体はありません。

8/5 7:48

登山者は少し離れた登山者用駐車場にとめます。

8/5 7:48

こちらは観光客用駐車場。ゲートが開いてすぐなので、まだ車は少ないですね。

8/5 7:49

大鳥居正面。鳥居の大きさで、その神社の格がわかるように思います。
西の伊勢参り、東の出羽三山参りと伊勢に並び称せられるほどの出羽三山の奥の院に当たる湯殿山神社です。

8/5 7:50

月山山頂1984mを目指します。

8/5 8:05

湯殿山の開山は605年とのこと、1400年以上の歴史を持つのですね。

8/5 8:05

帰りのシャトルバスの時刻をチェック。
湯殿山道路は夕方17:20に閉鎖されますので、それまでに帰る必要あり。戻れなければ車中泊となります。

8/5 8:05

8/5 8:05

黄色のバスがシャトルバス。片道200円、往復300円。
今日は長丁場となりそうなので、体力を温存するためにもバスを利用しました。

8/5 8:30

湯殿山神社でのお祓い、参拝を済ませて登山道に入ります。
湯殿山神社に関しては「語るなかれ、聞くなかれ」という戒めがあるそうですので、ご興味のある方はご自身で行かれ、自ら体験されるとよいでしょう。

8/5 8:30

近くの滝にもしめなわがかかり神域となっているようです。

8/5 8:38

登山道の一部に水が流れています。
水月光。

8/5 8:40

岩場が続く岩月光。

8/5 8:59

品倉尾根を眺めながら登ります。

8/5 9:07

金属製のはしごが続く金月光。鉄製です。

8/5 9:10

昭和48年に寄進されたものです。42年間もここでがんばって登山者を支えているのですね。

8/5 9:11

ステンレス製になりました。

8/5 9:13

これは古い鉄の鎖タイプです。

8/5 9:15

両側手すりつきで、とても登りやすいはしごです。

8/5 9:15

上から見ると結構な急こう配です。

8/5 9:22

振り返ると湯殿山が見えました。青空の下、美しい姿がはっきりと。

8/5 9:24

装束場のところの施薬避難小屋です。

8/5 9:24

こちらは隣接するトイレ。

8/5 9:27

ニッコウキスゲがきれいに咲いています。

8/5 9:35

日差しはきつく体温が上昇するので、ここで顔を洗ったり頭を濡らしたりするととても気持ちがよかったです。水温はかなり低めです。

8/5 9:36

スミレ科の花でしょう。

8/5 9:43

あの尾根道を超えれば、いよいよ月山です。
尾根道歩きも気持ちよさそうです。

8/5 9:48

8/5 9:48

品倉尾根。

8/5 9:53

ニッコウキスゲ。

8/5 10:01

谷あいに白いものが見える？!

8/5 10:01

ズームしてみるとなんと雪です。

8/5 10:08

高い樹木は少ないですね。

8/5 10:11

8/5 10:11

8/5 10:14

なだらかな山肌にしっかり雪渓が残っています。
お日様は結構当たるように思いますが、8月でもとけないことにちょっとびっくり。

8/5 10:16

湯殿山神社方面からの道と姥沢リフト方面からの道の合流点。

8/5 10:16

青い空、白い雲、緑の山裾、一本の道を行く。

8/5 10:18

頂上小屋が見えました。

8/5 10:18

ズームアップ。

8/5 10:24

8/5 10:40

雪渓は近くで見るとこんな感じなんですね。

8/5 10:40

中は空洞になっているようです。
調子に乗って上にのらないようにしなくてはなりません。

8/5 10:54

振り返るといくつもの雪渓が見えました。

8/5 11:22

8/5 11:23

ハクサンフウロ。

8/5 11:46

到着しました。月山神社本宮です。中でお祓いをし、参拝して、出羽三山参りを成就。500円です。これを受けずに中に入ることはできません。

8/15 22:42

ここでお祓いを受けると、登山認定証をもらえます。

8/5 11:59

チシマギキョウと山頂。

8/5 12:00

8/5 12:02

お花畑と月山頂上。

8/5 12:02

青い空の下、月山に登ることができて、幸せです。

8/5 12:06

月山頂上小屋のところに1984mの表示あり。

8/5 13:37

ほんとになだらかな山容です。この全貌を見ることができうれしいです。

8/5 13:59

8/5 15:30

8/5 15:31

湯殿山本宮の鳥居まで降りてきました。

撮影機器：

DSC-WX350 SONY

iPhone 5s Apple

感想

kawaken1

今回のみちのくの旅の主なる目的の一つが月山です。出羽三山の最高峰、百名山の一つ、標高が1984mでもあり。
雪渓、さまざまな高山植物を見ることできたのはもちろん、そののびやかで雄大な山容の美しさに魅了されました。
川の水がとても冷たかったのは、雪渓からの雪解け水も交じっているからでしょうね。
これで念願だった出羽三山参りができました。
途中、登山が趣味とは見えない中高年の女性が一人で竹や木の杖をついて登っておられました。おそらく信仰のため、月読宮(つきよみのみこと)が祀られる月山神社本宮へのお参りをするために登られておられるのでしょう。さまざまな人を魅了する月山でした。