上谷 〜 阿弥陀ケ森 〜 大普賢岳
- GPS
- 05:35
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 215m
コースタイム
天候 | 晴れ〜雷鳴(雨には遭わなかった) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
神社手前の林道脇にも駐車は可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所ありません 岩場登り有りで、降雪・降雨時は難しい箇所はあります |
写真
感想
禁断の大峰奥駈道!
あーあ、知〜らない!!
出入り禁止ではないが、自己抑制していた大峰奥駈道へ来てしまいました
おまけに往復17キロもの久々の2ケタ距離の歩き
あとはもう知らん!!!!
で、最近は往復でひとケタ歩きばかりだったので、ほぼ倍の距離を歩きましたがやはり辛いですね
ヘロヘロにはならずでしたが、後半の特に最後20分間辺りは膝の疲労(かすかな痛み)が大打撃となりました
衝撃を極力避けるために、カニ歩き状態で下ります
横向きで坂を下るというモノです
今日は本当にかなり条件が厳しい歩きでした
前日金曜日は1時間休にて早めに帰宅しました
しかしその前日木曜日は午後半休しています
理由は、今回の早朝出発を遂行するために仕方なくの半休です
理由は家人が「クルマのホーンがまた鳴らなくなった」というもの
火曜日には発覚したが、5年間で4度目のホーンヒューズ切れ!
原因は判らないが、たぶんOP装着したユーロホーンの電気的なものが理由と思われます(クレーム扱いモノだな)
ホーンヒューズがエンジンルーム内にあり、交換までに取り外す部品が多少あるため暗くなった仕事帰り後の夜間作業は出来ません
土曜日の早朝に出掛けるのに、明るいうちのヒューズ交換作業は平日しか手段ありません
金曜日は一日中家人がクルマ使うので作業はそれより前・・・・
仕事もこの週末までに済ませておかないといけないものもあり、かなりタイトで厳しい条件となっていました
そんなこんなで「どうせ出掛けるならとにかく行きたい処へ行こう!」となり、今回の久々の長距離歩きとなりました
上谷からの歩きの理由は二つ
ひとつ目はいつもの如く、「誰も居ないだろうルート」
ふたつ目は、本当は柏木から登りたかったがクルマ駐車地の問題と、歩く距離が2〜3キロ長いというもの
上谷からの歩きはかなり以前から狙っていましたが、駐車地は?
停めても邪魔にならないか? など課題があるよなと躊躇していました
ストリートビューにて確認しましたが、現状がどうかは行ってみないと判らない
しかし、久久能智神社駐車が無理でも手前にどこか駐車地を見つけておけばいいんじゃないかなどと、かなりインテリな計画と成りました(どこがや!!!!!)
まあ早朝5時半ごろには着いているので、誰も居ることもない
安心して境内も行き、カニ寿司とカニ蒲鉾(どんだけカニ好きやねん)にての朝食を済ませて出発します
とにかく初めてのルートだし、たぶん誰とも遭わないだろう(大普賢岳にて4名だけの遭遇)という期待感で進みます
ひとつの分岐路でもいろいろ考えながら進むのも楽しんでいます
柏木からの合流点から南下して行きます
この先はしばらくだらだら歩かないといけません
天竺平に着きますが、GPS地図とは大きくかけ離れています
確認しましたが、地図データ位置が間違いのようですので訂正してくださいよ有償販売データですよ!
その後P1166.7に着きますが三角点上に2本の倒木が覆いかぶさっていました
その後も黙々と歩きます
長距離なのでかなり坦々と歩くことが多いです
歩き中、ほとんどが木陰なので助かりますがこの時期の気温の高さは吹き出す汗の量は半端ないですね
まだ三分の一程度の位置にて着替えてタオルも交換しましたよ!
いよいよ伯母谷覗に着きました
10時前ごろですが、閑で誰も居なくて貸切状態
あちこちと撮影しながら時間も過ぎていきます
往路70%程度は来ましたが、大普賢岳まではまだまだあります
阿弥陀ヶ森に着いてやっと大峰奥駈道へ入ります
ここからは大峰奥駈道歩きですが、いきなりテンション上がって歩く速度が1.5倍程度になります(嘘です!)
それでも大峰奥駈道を歩いているんだという気分は高揚しているので、前に出る足に変化はあります
「やはり大峰奥駈道だよなぁ」と、しんどいし帰路で降雨雷鳴の中の下山になるかもしれないのにウキウキしています
大普賢岳直前には急登があるんだろうなと考えていましたが、すんなりと「あ、着いたのね」が感想でした
二度目の登頂ですが、前回は雲の中で周りの景色がほぼゼロでした
今日は薄曇り状態とはいえ一応周りは見えています
広くない頂上ですが、やはり大峰方面へ来るというのは感無量
しかし帰路ではたぶん降雨に遭う可能性大なので急いで帰路に就きます
小普賢岳手前の道端にて牛鍋丼みたいなのを食べて直ぐに発ちます
帰路はすこし遠目の雷鳴をずっと聞きながら淡々と歩きます
ほとんど下りなのでペースは速いですが距離は同じだけ戻らないといけません
膝への影響も下りでは少しづつ出てきます
疲れた足は滑ることも平気で起こします(それでも2度程度だが)
どうにか柏木への分岐路に着き一安心
その辺りでは雷鳴はほぼ頭上となり、かすかに雨粒が落ちていますが出していた傘は不要でした
膝を庇うためのカニ歩き下山・・・
足腰の貧弱な姿を誰にも見られずに下山完了
予測時刻よりかは早く下山できて大満足です
大汗かいた後なので身体全体が気持ち悪い
上谷集落に着いて、「墓地には水道があるはずだからタオルを濡らそう」とお世話になりました
その場で身体を拭いて再度濡れタオル持ってクルマへ戻ります
結局クルマ移動時には降雨ということで、雨中歩きは皆無でした
本日は飲料水がギリギリでした
飲み水で往復1.5リットル消費しています
国道へ出て直ぐに自販機でポカリと甘いナタデココジュース買いました
ごくごく飲んでいる自分は「逞しいなオレ」と感じました
もう15時過ぎているので早く帰りたいな
18時ごろには帰宅しました
自身的にはハードな歩きでしたが大峰奥駈道を歩けたので大満足でした
コメント
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ta_chanmさん、こんばんは。
土曜日の山行から逆算しての、すさまじいパワーと行動力ですね。
ホーンの故障で大普賢まで辿れたといいますか、
奥様も修理してもらえたので今回の山行も
大目に見てくれるといいですね。
車で169号線を走っていてもここを歩くのは長いなあと
躊躇するルートですが、
それだけに大普賢に着いた時の達成感も特別だったと思います。
mechabiさま、こんばんは。
やはり二桁歩きは致命的ではありませんが、やや疲れが残りましたね。
大峰奥駈道歩きに関しては(私の趣味には)妻は全くの無関心なので「何処でなにしてるか興味ない」感覚です。
だから思い切れるんですけどね。
上谷からの歩きはやはり遠かったですね。
だけど久々に途中で人との遭遇が皆無だったのはやはり嬉しかったな!
実は12日水曜日には法隆寺方面へ墓参に出掛けて、その後にどこかへ登ろうと考えています!!
奈良県北部には人が来ない山なんか無さそうなので、屏風岩〜住塚山〜国見山辺りでも行こうと考えています。
14日のお盆は「絶対に山行き禁止」令が既に発生しているので、墓参に合わせて行きますよ。
気掛かりはふたつ。
まず良くなさそうな天候と、中三日で身体のほう大丈夫か? というのです。
膝痛に関しては、強くない部分であるんでしょうね。
もともと丈夫な身体ではありませんが、膝に関しては最近は厳しいですね。
騙し騙しいくか、なにか対策たてないとね。
ああ、こんな無理というか無茶ばかりしてまで行きたいと思わせる山が憎い!!!!
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