記録ID: 693740
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無雪期ピークハント/縦走
剱・立山
黒部川源流の山縦走前編
2015年08月03日(月) ~
2015年08月05日(水)
富山県
岐阜県
yosi-yama
その他2人
- GPS
- 51:35
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 2,994m
- 下り
- 3,067m
コースタイム
8月3日
10:00 室堂⇒ 10:40 浄土山登山口⇒
11:30 浄土山 11:55⇒12:30 鬼岳東面⇒
13:25獅子岳⇒ 14:10 ザラ峠⇒
15:00 五色ヶ原山荘
8月4日
03:50 五色ヶ原山荘⇒ 04:35 鳶山⇒ 06:00 越中沢岳⇒
07:35 スゴノ頭⇒ 09:10 スゴ乗越小屋⇒
10:40 間山⇒ 12:45 北薬師岳⇒ 13:55 薬師岳⇒
14:45 薬師岳山荘
8月5日
03:50 薬師岳山荘⇒ 04:50 薬師峠キャンプ場⇒
05:15 太郎平小屋⇒ 07:35 北ノ俣岳⇒ 08:20 赤木岳⇒
08:50 中俣乗越⇒ 10:40 黒部五郎岳肩⇒
11:00 黒部五郎岳⇒ 13:40 黒部五郎小舎
10:00 室堂⇒ 10:40 浄土山登山口⇒
11:30 浄土山 11:55⇒12:30 鬼岳東面⇒
13:25獅子岳⇒ 14:10 ザラ峠⇒
15:00 五色ヶ原山荘
8月4日
03:50 五色ヶ原山荘⇒ 04:35 鳶山⇒ 06:00 越中沢岳⇒
07:35 スゴノ頭⇒ 09:10 スゴ乗越小屋⇒
10:40 間山⇒ 12:45 北薬師岳⇒ 13:55 薬師岳⇒
14:45 薬師岳山荘
8月5日
03:50 薬師岳山荘⇒ 04:50 薬師峠キャンプ場⇒
05:15 太郎平小屋⇒ 07:35 北ノ俣岳⇒ 08:20 赤木岳⇒
08:50 中俣乗越⇒ 10:40 黒部五郎岳肩⇒
11:00 黒部五郎岳⇒ 13:40 黒部五郎小舎
天候 | 8月3日 晴れのち曇り夕方にわか雨 4日 晴れのち曇り 5日晴れのち曇り夕方にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢駅からトロリーバス ケーブルカー ロープウエイを乗りついて室堂に着きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8月3日 室堂から不安と期待を胸に抱いて6泊7日の山旅の一歩を踏み出しました。 室堂山方面に登り途中の浄土山登山口から残雪を渡り浄土山の岩場の急登に取りつきました。 浄土山山頂に着くとガスが入り始め今日の宿泊地五色ヶ原は見えず昼食を採り先を急ぐことにしました。 龍王岳を巻いて下がり花を見る余裕も無くコルから登り返して鬼ヶ岳に登りました。 鬼ヶ岳からは残雪と岩場の通過となり過ぎると平坦な登山道になりひと登りして獅子岳に着きました。 獅子岳から岩や梯子の架かる急斜面を下がりザラ峠に着きました。 風が出てきてガスが濃くなり雨が降り始め途中から雨具の上衣を着て五色ヶ原に登り五色ヶ原山荘に入りました。 8月4日 今回の山行では今日の行動日程は長く、何としても薬師岳を越えようとランプを点け早朝より行動しました。 五色ヶ原の木道を登り東の空がオレンジ色に染まりだす頃、鳶山を越え緩やかなアップダウンを繰り返し越中沢岳に着きました。 越中沢岳からは岩が露出する急な尾根をハイマツなどに摑まり、強烈なアップダウンを乗り切り樹林帯の中にあるスゴ乗越小屋に到着しました。 小屋には水が有り長めの休憩を採り、樹林帯を抜け展望が開けた草原に出ました。 目の前に赤茶けた地肌に緑が映えた雄大な北薬師岳が行く手を断ち塞ぐようにそびえていました。 北薬師岳山頂からはやせ尾根を通過して金作谷カールの眺めを堪能して薬師岳に着きました。 薬師岳山頂に着くと間もなくガスが濃くなり黒い雲が迫り始めたので早々に山頂を後にして薬師岳山荘に入りました。 8月5日 今日もランプを点け薬師岳山荘を出発早朝から行動を開始しました。 小石が広がる尾根を下がるのに暗いうちは苦労し周囲が白みかけて来た頃、登山道と言うより沢の中を下がり沢音が聞こえて来ると薬師峠キャンプ場に出ました。 水を補給して木道を登り朝食の準備で忙しい太郎平小屋前で一休みしました。 草原の中の緩やかな登りが続き赤木岳山頂は巻いて通過、穏やかなアップダウンを繰り返し少しづつ高度を上げて行きました。 中俣乗越から黒部五郎岳の登りになりました。 黒部五郎岳肩に着くと周囲にガスが立ち込めてきて山頂でのんびり過ごす予定を変更、空身で黒部五郎岳に登り黒部五郎岳山頂を踏み早々に 黒部五郎岳肩に戻り昼食にしました。 お花畑の中を五郎のカールに下がり巨岩が点在するカールの底でしばしの時間を過ごし大自然を満喫しました。 カールを下がり広葉樹林帯を抜け黒部五郎小舎に入りました。 |
写真
感想
三年前に単独で黒部川源流の山を縦走する計画を立て、天候や個人的に不安が出たりして実施を延ばしに延ばしていました。
初めの山行計画を練り直し行動日程を延ばし、今までの経験から確実に歩けるように組み立てました。
計画に賛同し同行してくれるメンバーも見つかり緊張感は和らぎ、同行者の安全と天候のみの心配だけになり実施日をうかがっていました。
今年は梅雨が明けると一気に夏空になり、天気が安定してきた8月初めのウイークデーから実施する事にしました。
「朝飯前」とか「早起きは三文の徳」などのことわざがありますが、早朝の涼しい時間から行動し午後早目に小屋に入りビールを飲もうと暗いうちから行動したので無理無く日程をこなす事が出来ました。
気が遠くなるほど続く雄大な稜線を一歩一歩踏みしめ進み立ち止まり振り向くと、来た道が遠く彼方になりもう自分を信じて進むしか無いと思いました。
薬師岳は今回のルートから登った方がカールなどの薬師岳が持つ魅力に触れる事が出来お奨めです。
折立から山頂を目指し登るとただの丸い山容でしかなく魅力に欠ける感じがしました。
周囲から見ると黒部五郎岳は奥深い所に位置し、簡単には登山者が押しかけて来れないので自然が保たれたカールの底からの眺めは圧巻でした。
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