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Yamareco

記録ID: 6937406
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ハイキング
蔵王・面白山・船形山

山頂移動記念! いいなつ泉ヶ岳 ~熊さんにも遭遇~

2024年06月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:52
距離
12.1km
登り
806m
下り
804m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:25
休憩
0:27
合計
4:52
7:07
27
スタート地点
7:34
7:37
5
7:42
7:42
21
8:03
8:12
11
8:23
8:24
29
8:53
8:53
31
9:24
9:24
6
9:30
9:36
10
9:46
9:46
51
10:37
10:45
42
11:27
11:27
30
11:59
ゴール地点
天候 すきっと晴れ!
気温: スタート23℃ -> 山頂20℃ -> ゴール 26℃
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
スキー場の大駐車場を利用
下山時、手前の方はほぼ満車
コース状況/
危険箇所等
表コース
標高差600mを一気に登り詰めるハードコース。特に核心部は両手両足を使ってガシガシ登る。ロープ、鎖などもほとんど無いので、天然のホールドを掴んてよじ登る。ドーダン林まで登れば一段落し、登り詰めれば山頂。

黒鼻山コース
三叉路側からのルートは基本下り基調であまりアップダウンもなく快適に歩ける。単調すぎて張り合いは無いけど、掘れても無いので非常に歩きやすい。ただ、遠い。山頂までやたら遠く感じた。
その他周辺情報 電波状況: docomo:96% / au:90% / softbank:56%
https://chizroid.info/denpa/ex/map?tid=gfkJINdoFU
今日はまずロード歩きから。
2024年06月16日 07:07撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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6/16 7:07
今日はまずロード歩きから。
フンフーン
2024年06月16日 07:13撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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フンフーン
そしてなんとクマに遭遇。詳しくは後述。
2024年06月16日 07:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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そしてなんとクマに遭遇。詳しくは後述。
表コース登山口。車は無いけどここを登る人は周回も多いんだろうな。
2024年06月16日 07:32撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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表コース登山口。車は無いけどここを登る人は周回も多いんだろうな。
お初です。よろしくお願いします。
2024年06月16日 07:37撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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お初です。よろしくお願いします。
序盤は穏やかな森だけど、
2024年06月16日 07:40撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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序盤は穏やかな森だけど、
いきなり斜度が増す。
2024年06月16日 07:47撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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いきなり斜度が増す。
おいおい、すげー登りだな。
2024年06月16日 07:48撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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おいおい、すげー登りだな。
ダレだ、こんな急なコース作ったのは!! (笑)
2024年06月16日 08:00撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ダレだ、こんな急なコース作ったのは!! (笑)
そして胎内くぐり。ザックデポしてギリギリでした。メタボだとダメかも。
2024年06月16日 08:05撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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そして胎内くぐり。ザックデポしてギリギリでした。メタボだとダメかも。
まったくとんでもない登りだ。
2024年06月16日 08:10撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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まったくとんでもない登りだ。
ようやくドーダン林で一段落。
2024年06月16日 08:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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ようやくドーダン林で一段落。
森の中はエゾハルゼミの大合唱でした。これがそうかは分からないけど。
2024年06月16日 08:37撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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森の中はエゾハルゼミの大合唱でした。これがそうかは分からないけど。
さらに登り詰めて
2024年06月16日 08:42撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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さらに登り詰めて
登頂。ここが1172mの泉ヶ岳山頂です!
2024年06月16日 08:53撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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登頂。ここが1172mの泉ヶ岳山頂です!
で、すぐ横に二等三角点「泉ケ岳」。標高1171.94m。
2024年06月16日 08:54撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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で、すぐ横に二等三角点「泉ケ岳」。標高1171.94m。
さらにそこから100mほど奥に入ったこの辺りが最高点の1175m。付近は看板も何もなく、訪れる人も無くひっそりとしてました。やっぱあっちが山頂だな。
2024年06月16日 08:56撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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さらにそこから100mほど奥に入ったこの辺りが最高点の1175m。付近は看板も何もなく、訪れる人も無くひっそりとしてました。やっぱあっちが山頂だな。
北泉!船形!
2024年06月16日 08:57撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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北泉!船形!
三叉路方面へ
2024年06月16日 09:07撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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三叉路方面へ
下ります
2024年06月16日 09:16撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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下ります
三叉路着。北泉のオプションも考えたけど、今日はやめとこ。
2024年06月16日 09:30撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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三叉路着。北泉のオプションも考えたけど、今日はやめとこ。
さらに下って黒鼻山への分岐。間違えようがないくらいピンクテープだらけだった。
2024年06月16日 09:52撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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6/16 9:52
さらに下って黒鼻山への分岐。間違えようがないくらいピンクテープだらけだった。
そこからの道は基本尾根道で大変歩きやすい。
2024年06月16日 10:19撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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6/16 10:19
そこからの道は基本尾根道で大変歩きやすい。
歩きやす過ぎて若干飽きる、、
2024年06月16日 10:27撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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歩きやす過ぎて若干飽きる、、
黒鼻山初登頂。眺望はありませんでした。
2024年06月16日 10:38撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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黒鼻山初登頂。眺望はありませんでした。
そこから下っていき
2024年06月16日 11:11撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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そこから下っていき
渡渉すれば
2024年06月16日 11:22撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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渡渉すれば
水神コースに復帰。やっぱこっちの登山道は広いね!
2024年06月16日 11:23撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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6/16 11:23
水神コースに復帰。やっぱこっちの登山道は広いね!
無事ゴール。
2024年06月16日 11:33撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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無事ゴール。
最後はオーエンスでしばらくまったりしてから帰りました。
2024年06月16日 11:55撮影 by  NIKON 1 J5, NIKON CORPORATION
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最後はオーエンスでしばらくまったりしてから帰りました。
で、やっぱ泉ヶ岳は 1172m! (しつこい)
2024年03月21日 07:04撮影 by  NIKON D7500, NIKON CORPORATION
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3/21 7:04
で、やっぱ泉ヶ岳は 1172m! (しつこい)

感想

山頂とは何か。単純なようで、意外と難しい命題。

良くある勘違いが、三角点を山頂と思ってしまうことだ。けど、これは残念ながら明確に違う。確かに山頂とニアリーイコールの場合も多いけど、基本的には三角点は他の2つの既存の三角点と三角測量をしないといけないので、山頂近くの見通しの良いところを選んで三角点を立て、まずその三角点の標高を正確に測量してから、さらに山頂までを測って山の正式な標高を出す。代表的なのが月山で、ヤマレコでもよく「山頂」とされる一等三角点の標高は実は1979.8mで、真の山頂は神社境内、神域内の1984mだ。

では一番高いところが山頂なのか。これも必ずしもそうとも言えない。例えば飯豊山などは本山の2105mが山頂とされているけど、最高点は大日岳の2128 mで、これも一番高いところが山頂ではない。また富士山などは登山道ごとに山頂があるので、もうどれが山頂だかもうよく分からない状態。そう考えると一言で「山頂」と言っても、その定義は意外に難しく、それぞれの山特有の状況や歴史的背景によっても変わってくると言える。

で、この泉ヶ岳。最高点は1175mで、ヤマレコでも長らくその最高点が山頂とされてきた。しかしその場所は北泉に通じる登山道の途中、道標も何もないただの通過点でしかなく、実際にその場所を山頂だと思ってわざわざ足を運ぶ人はほとんどいない。

その手前の1172m地点、三角点の近くに「泉ヶ岳 山頂」の碑が建ち、主要5ルートがその場所で終結し、多くの方がその場所を「山頂」と認識して、腰を下ろし、休憩をし、達成感を得る。一見、最初の三角点と間違っちゃったパターンにも見えるけど、この泉ヶ岳では事実上、皆さんが山頂と認識するのは間違いなくこの1172地点である。

そうすると何が起きるか。家に帰って来てからヤマレコを見て「あれ、登ったのに登ってないことになってる!」となってしまうのだ。登頂認定こそ200mルールで自動でされるものの、標高グラフに三角マークが付かず、なんかしっくりこない状態。確かに苦労して登ったのになぁ、ピークまで行ってないことになってるなんて。なんか歯がゆい、なんか残念な気分。

ということで、個人的にはこの泉ヶ岳の山頂は、多くの人が山頂と認識しているこの1172m地点にすべきではないかなと以前から思ってた。けどまあ人気の300名山、山頂位置を変更するのはそう簡単なことではないよね。しかしあるとき、気付いてみたら変わっていた!どういういきさつがあったかは分からないけど、無事その1172m地点がヤマレコ上でも山頂になっていた!これで自分みたいに残念な気持ちになる人がきっと減る。これは嬉しいばかり。

ちなみに現地看板もみな泉ヶ岳の標高は1172mと表記され、売店では「いいなつ1172m」というTシャツまで売られてるくらいなのでね。やっぱ泉ヶ岳は1172mでしょ。ね!

※クマさんについて
朝イチ、車道を歩いているとき、表コース登山口手前約300mくらいの場所でクマに遭遇しました。道路から少し奥まったところに水場があり、クマはそこにいました。距離にして10mくらい。幸い鈴を鳴らしながら歩いていたのでその前から向こうは私の存在に気付いていたらしく、落ち着いてこちらの様子を伺って通過するのを待ってた感じだったので、こちらもそのまま止まらずに歩いて通過して、特にそれ以上は何もなし。ま、自分もここまで至近距離は初めてだったので、さすがに少し緊張したー。

やはり今回、鈴を鳴らしながら歩いていた、というのが一番のポイントだった気がします。とにかく相手を驚かせないようにするのが大事。ヤマレコ上でもこの熊鈴の是非についてたまに議論になったりするけど、私の意見は、熊鈴は「山への最低限の礼儀」。本来、熊さん他の野生動物にとって人間なんて山に来ないほうが良い、でも人間のエゴで入らせてもらってるので、少なくとも自分の居場所を知らせ、不用意な接触を避ける意味でも、鈴は動物たちへの気遣いであり、最低限の礼儀と考えております。人間同士がどう思うかなんてのはそもそも論点がずれてる。というわけで東北の山に入られる際は皆さま、是非、お忘れなく、お願い致します。

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コメント

泉ヶ岳、しかも表コースにわざわざお越しいただいてのレコアップありがとうございます。水場付近は車でも周回でもよく通過しますが、まだクマとは未遭遇でした。ただ、ドーダン林から先でキノコ探しをしていると以前はよく糞は見かけました。
泉ヶ岳でクマのアクシデントは聞かないのですが、最近、剪定バサミくらいは持ち歩こうかと思っています。
2024/6/16 21:23
おっくんさん、こんにちは。泉ヶ岳、お邪魔させて頂きました。お初の表コースでしたが、なかなかスパイスの効いた良いコースですね。駐車場に車が1台も停まってなかったので基本このルートなら自分のようにスキー場起点の周回の人が多いのかと思ったけど、家に帰って見てみたらホント皆さん色々なルート取りで楽しまれてるんですね。びっくり。自分はまだ泉ヶ岳4回のペーペーなので、皆さんのレコで勉強させて頂きます!

熊さんは、ねえ、自分はスプレーは持ってないので防犯ブザーだけだけど、それでもいざという際に適切に使えたかどうか。冷静は装ってたけど中身はかなりパニック状態でしたから。しっかりと事前の予行演習というか、脳内シミュレーションは大事な気もしました。
2024/6/17 18:15
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1
山頂のお話、なるほど、そうなんですね!
とても参考になりました。
今後、ちょっと気にしてみようと思います
(山頂⛰️)
2024/6/16 23:24
長文お読みいただき、ありがとうございます。山頂については色々なエトセトラもありますので機会があればまた書きたいと思います。
2024/6/17 18:16
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