記録ID: 6941483
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無雪期ピークハント/縦走
東北
【縦走】神室連峰(一杯森〜火打岳)
2021年11月14日(日) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 09:10
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,423m
- 下り
- 1,356m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※過去ログ ◼️萩野口〜一杯森 まず、下山する火打新道の登山口の吊り橋に自転車をデポ。帰りのことを考えて、萩野の集落あたりに車を止めてスタートしようと思ってたけど、適当な駐車スペースがないので、そのまま林道へ。 緩やかに登って行き、駐車スペースを見つけて止めた。 まずは大石沢林道を歩く。高度を100m上げたあたりに登山口がある。 YAMAPの地図の登山口マークがなぜその途中にあるのかは不明。 それと、地図にある破線は道かと思ったけど何もなし。道の跡のような感じもなかった。 登山道の初めは廃道になった林道を所々使って行く。途中でその林道から離れたり、合流したりするけど、ピンクテープがあるので迷うことはない。 植林されたカラ松林を過ぎ、さらに登っていく。 倒木があったりするけど、道はしっかり刈り払いされていて歩きやすい。 やがて再び植林地帯で、ブナの二次林やカラ松林の間を縫うように伸びる道が気持ち良い。 その後、トラバースで歩きづらい場所もあるけど、灌木帯になって、少し急登を凌ぐと一杯森西分岐で杢蔵山からの縦走路に合流。 左折すると程なく一杯森。 雲海に浮かぶ月山、その向こうには真っ白くなった朝日連峰。葉山は杢蔵山に隠れていた。 青空だけど、鳥海山だけは塊のような雲に包まれていて、顔を見ることは出来なかった。 気になっていた破線の道は見つけられなかった。あるとしたら急斜面を下ってたどり着く稜線が見える。昔、植林に使った道があったのか?それにしても下から続いていないのは不思議。 ◼️一杯森〜槍ヶ先 一杯森からは稜線歩き。主稜線と合流するまでに三つの小ピークを越えるけど、どれも直前は急登。でも眺めが良くて気持ち良い。 最後の急登を頑張れば主稜線。これから歩く道の先に火打岳。その向こうに白くなり始めた小又山、さらに右奥に虎毛山。虎毛山から続く稜線の向こうに、ちょこんと白い栗駒山も見える。 地図上でなだらかに見える稜線だけど、小さなアップダウンがあって、雪が降って溶けたらしい道は、枯葉の下の泥がズルっと滑ることもあるので要注意。ボクは槍ヶ先までに2回尻餅をついた。 まずは烏帽子山。標高差80mくらいなんだけどこれがキツい。アキレス腱を伸ばしながらゆっくり登る。登り切っても山頂表示はない。 そして次は槍ヶ先。ここでちょっと早めに昼食休憩。風は穏やかだったけど、ダウンジャケットなどを着ないと寒い。 ◼️槍ヶ先〜火打岳 緩やかに下る道に足取りが軽くなるけど、コルから中先までは標高差約150m。やはり急登。 一度、両足同時にゆっくり滑り出して、スキーが下手な人みたいに後ろに下がっていった。 中先を過ぎると道に雪が目立つようになった。 次の大尺山はコルから標高差120m。登り切ると目の前に火打岳。大尺山のピークは登山道からちょっと先の藪の中。 ここから火打岳までは下りて、登って、平行移動して登って、というように一気に登らないので精神的に楽。 しかし最後は怪峰に向かって急登をひと頑張り。 登頂するとまた風景が変わる。 左奥から前神室山、神室山、天狗森、小又山。小又の向こうに虎毛山と栗駒山。天狗と小又の間に高松岳と山伏岳が覗いている。この辺りの地形が立体的に掴める。 風が強くなってきて寒いので、長居せずに下ることにした。 ◼️火打新道 下りで使ったのは火打新道。これがとにかく激下り。西火打岳に登り返す所と、途中の杉林以外はとにかく急な坂を下る。しかも上の方は雪があってそれが滑る。 雪、枯葉、濡れた土と、とにかく滑るので慎重になり、スピードが上がらない。 西火打岳を過ぎると三の坂。枝や笹を掴みながら慎重にゆっくり下るので、膝に負担がかかってくる。 たまらず途中で倒木に腰掛けて休憩。 その後、急に道が緩くなるところがあって杉の植林地帯に入る。ここで息がつける。 そして最後は今まで以上に急な、二の坂、一の坂。しかしロープで補助されているところが多いので助かり、多少だけどスピードが上がる。 なんとか下り切って沢を渡ると登山口の吊り橋はすぐそこ。 ◼️火打新道登山口〜萩野口 自転車で移動。この間4〜5キロかなぁと漠然と思っていたら、8キロ以上あった。 しかし道はほとんど緩やかな下りなので、ペダルを踏んでがんばるところはあまりない。 ボクは途中から農道を左に入ったけど、こっちは登りがあってきつかった。 萩野の集落まで下っていって、集落の中から登り坂になるので、ここで自転車をデポして歩くのが正解だったかな。 今回は、砂利の林道になったところに自転車とザックをデポして車を取りに歩いた。 |
写真
撮影機器:
感想
※過去ログ
ちょこちょこと神室連峰を歩いて主稜線を繋いでるワケですが、槍ヶ先から火打岳の区間を歩いてなかったんですよね。
で、どうやって繋ぐか。
単純に考えると親倉見からのピントンなんだけど、どうも面白くないなーと思ってこの縦走に。
萩野口からも登ってみたかったし。
それと地図上で一杯森から中途半端に続く謎の破線を上から眺めてみたかった。気になるんですよね〜。
分かっちゃいたけど、ピークがことごとく急登。アキレス腱伸びる〜。
しかも下りは枯葉と濡れた土が剥がれるように滑る。
3週間ぶりの山歩き、滑る激下り、最後は膝がガクガクでした。
◼️というわけで
気持ちの良い稜線歩きができるけど、さすが神室連峰、楽はさせてもらえないねぇ。
でも歩きごたえがあって良いプチ縦走ができた。
自転車で戻ってくるこのパターン、なかなかオススメです。健脚な人は、一度下って登るけど、八森山経由も良いよね。
帰りは大石田のあったまりランド深掘へ。
この辺りでは一番好きな温泉。お湯が良いんだよね。上がると肌がサラッとするし、名前の通り温まる。
露天風呂とサウナもあり。大人400円。
サウナに入る場合は要バスタオル。
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