屏風山【ピークハントと湿地の花探し】

2024年06月20日(木) [日帰り]

• GPS: 05:23
• 距離: 11.0km
• 登り: 754m
• 下り: 754m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 1:59
• 合計: 5:24

9:36 大草登山口
10:05 10:07 No.109鉄塔
10:32 10:40 坊主山
11:00 11:03 北屏風山
11:07 11:07 屏風山
11:13 11:13 展望ポイント
11:17 11:19 八百山
11:29 11:29 馬ノ背山
11:44 12:40 黒の田東湿地
12:49 12:51 月山
13:05 13:20 笹神山
13:32 13:33 黒の田山
13:48 13:48 馬ノ背山
13:52 14:07 大草分岐（腰掛岩）
14:25 14:33 東部幹線No.110鉄塔
14:53 15:00 止静庵
15:00 大草登山口

天候

曇り　午後過ぎから晴れ
【気温】登山口：26℃　　屏風山：21℃　　黒の田湿地：23℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

《大草登山口》
瑞浪市街より国道19号「益見」から県道20号を経由し「下小里」の
交差点を左折し、県道66号へ。
瑞浪麗澤中学高校の前を過ぎしばらく進み、右に小さな看板
「屏風山・大草登山口」＆「止静庵入口」を見て右折、狭い道の集落を
道なりに進み「駐車場・⇒登山口」＆「止静庵」の看板に従い右折。
〜30台程度置ける未舗装駐車場が（トイレなし）。奥が登山道入口。

コース状況／危険箇所等

馬の背山から黒の田湿地の周辺で伐採作業が行われ、新しい作業道が
登山道と並行したり、交差したりと紛らわしくなっています。
また月山からエコーの森周辺も同様です。

写真

6/20 9:39

谷間のうす暗い道からスタート。

6/20 9:44

「大草北道」分岐から堰堤下を右岸へ乗越し、

6/20 9:46

秋葉様の祠を撒くように通過。

6/20 9:46

しばらくは登山道＝No.109巡視路（中電・東部幹線）で。

6/20 10:05

《No.109鉄塔》
期待した展望は今一つだった。

6/20 10:05

《No.109鉄塔》
脇にモチツツジが一輪。

6/20 10:25

仲ケ平分岐でUターンするように坊主山へ向かう。

6/20 10:30

鞍部を上がった尾根の分岐地点で出逢った巨木。胴回り4mほどのモミの木？

6/20 10:33

《坊主山》
本日の一座目、展望に欠ける雑木のピークに到着。

6/20 10:51

屏風山へ向かう途中の御嶽展望ポイントからの遠望はさっぱりだった。

6/20 10:54

小さな岩場からの展望は恵那山だろうか？

6/20 11:04

《北屏風山》
屏風山の稜線に到着。

6/20 11:08

《屏風山》
山頂からの展望は高賀三山方面が精いっぱいだった。

6/20 11:08

《屏風山》
屏風連山の主峰で一服。（三角点名：屏風山）

6/20 11:18

《八百山》
標高が800mだからこの山名？

6/20 11:20

八百山を下った窓のような展望地。

6/20 11:21

展望地の下にひっそりと祀られた「永王権現」。

6/20 11:30

《馬の背山》
さあ〜湿地へ向かおう。

6/20 11:40

《黒の田湿地》
散策の前にまずは食事だ！

6/20 11:48

《黒の田湿地》
ハナショウブ

6/20 12:06

《黒の田湿地》
羽を休めるハッチョウトンボ。

6/20 12:07

《黒の田湿地》
食虫植物：モウセンゴケ

6/20 12:12

《黒の田湿地》
初夏の湿地

6/20 12:22

《黒の田湿地》
トキソウをズーム。

6/20 12:23

《黒の田湿地》
観察デッキの先に群生するトキソウ。

6/20 12:24

《黒の田湿地》
コアジサイ

6/20 12:36

《黒の田湿地》
ノカンゾウをズーム。

6/20 12:50

《月山》
「御嶽神社」の石碑がひっそりと。

6/20 13:03

伐採作業道と登山道が交差する紛らわしいエリアだ。

6/20 13:05

「大栂」を見てこよう。

6/20 13:06

《笹神山》
大栂見物のおまけ？

6/20 13:08

《笹神山》
「瑞浪市天然記念物：黒ノ田大ツガ」

6/20 13:22

《エコーの森》
整然として明るい植林帯。

6/20 13:24

《エコーの森》
コアジサイ

6/20 13:27

《エコーの森》
シライトソウ

6/20 13:29

谷を渡って屏風山の稜線を登り返し。

6/20 13:41

《黒の田山》
P754を過ぎ、起伏の緩やかな尾根で八座目に到着。

6/20 13:49

馬の背山を越えたら「大草南道」で下ろう。

6/20 14:30

《No.110鉄塔》
奥美濃方面の展望が期待できそうだね。

6/20 14:43

「北道」「南道」分岐に到着して周回終了。

6/20 14:54

《止静庵の庭園》
散策してこよう。

6/20 14:54

《止静庵の庭園》
「心字池」と呼ばれる池。

6/20 14:56

《止静庵の庭園》
これが「座禅岩」かな？

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

onetotani

初めて黒の田東湿地を訪ねたのはサギソウの咲く8月だった。
そして二度目はカキラン、ノカンゾウが咲く7月だった。
果たして6月の湿地には何が咲くのだろう？
三度目となる今回は西側の大草から屏風山の稜線をピークハントしながら
湿地を歩いてみよう。

登山口から始まるうす暗い谷地形の道を登っていくと、谷へ降りる
「大草北道」と尾根を進む「大草南道」の案内が付けられた分岐に出る。
屏風山の北側、南側に出る道と解釈して登りは「大草北道」を選択。
堰堤下から右岸を乗越し、秋葉様？の祠を廻り込むようにして山腹に
取り付くが、しばらくは中電のNo,109鉄塔巡視路を利用するようだ。
浅い掘割の道で尾根に乗りNo,109鉄塔に出ると期待した展望は今一つ
だった。やがて支尾根へ向かう巡視路と別れ、明瞭な道と的確な道標に
導かれて、初めて訪れる坊主山へ向かうとまるで御神木を思わせるような
巨木が迎えてくれた。

本日の一座目となる坊主山からピークハントを開始し、屏風山の稜線と
黒の田東湿地を絡めて計八座のピークを踏んで周回する計画だ。
数少ない展望ポイントでは展望に恵まれず、森林浴に専念する様な稜線
から下った黒の田東湿地は瑞々しい緑に覆われてのんびりした空気が
流れていた。無人のテーブルで昼食を摂った後、初夏の湿地散策を
スタートする。
成長したモウセンゴケ、羽を休めるハッチョウトンボなど湿地を
覗き込みながら対岸の観察デッキまで回り込むと、トキソウが群落を
創っていた。残念ながらカキランは見られなかったがノカンゾウや
ハナショウブなど季節の花を見ることができた。

後は月山、笹神山の「大栂」に寄り道し、稜線を登り返し八座目となる
黒の田山を経て馬の背山へ戻り、「大草南道」の尾根を下りNo,110鉄塔で
展望を確認すると、晴れていれば奥美濃方面の展望ポイントとして期待
できそうだった。