〈東北遠征〉早池峰山 …花を楽しみながら登る

2024年06月28日(金) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 12.2km
• 登り: 923m
• 下り: 929m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:58
• 合計: 7:00

7:59 河原坊
8:31 8:38 小田越
9:05 9:07 御門口
9:35 9:39 小田越コース二合目
10:09 10:13 御金蔵
10:34 10:47 天狗の滑り岩
10:57 10:59 剣ヶ峰分岐
11:13 12:15 早池峰山
12:24 剣ヶ峰分岐
12:38 12:47 天狗の滑り岩
13:09 御金蔵
13:35 13:44 小田越コース二合目
13:59 14:00 御門口
14:23 14:28 小田越
14:59 河原坊

天候

晴 薄曇り（それほど暑くなくて、ちょうどよかった）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

河原坊の駐車場に車をとめた。（土日祝は規制があり、岳駐車場からバスに乗り換え。河原坊まで車で入れない）
今回は新花巻駅前でレンタカーを借用。花巻東和で前泊して、翌朝、河原坊に向かう。花巻東和から河原坊まで車で1時間弱。

コース状況／危険箇所等

最初の樹林帯を過ぎると、蛇紋岩の登りが続く。蛇紋岩は滑りやすい。稜線の少し下にはハシゴがある。

その他周辺情報

家族との観光旅行も兼ねたので、前日、わんこそば（やぶ屋総本店）・宮沢賢治記念館・イーハトーブ館・童話村・イギリス海岸などを訪れた。花巻東和で前泊。下山後、東和温泉で入浴（700円）。

写真

6/28 7:46

河原坊駐車場。7:40頃到着の時点では、まだ十分な空きがあった。

6/28 8:39

舗装道を30分余り歩いて小田越登山口へ。

6/28 8:51

最初は樹林帯を歩く。

6/28 9:09

30分ほどで樹林帯を抜け、御門口（一合目）。ここから蛇紋岩の登りがはじまる。

6/28 9:08

道脇にはマルバシモツケ。

6/28 13:35

少し登ったところから、登山口と薬師岳を望む。

6/28 9:15

ヤマブキショウマ？

6/28 10:12

ミヤマアズマギク

6/28 12:35

ナンブトラノオ

6/28 13:54

ホソバツメクサ

6/28 12:56

ミヤマオダマキ。斜面を紫色に染めるようにたくさん見られた。

6/28 12:54

そして、ハヤチネウスユキソウかな。他のウスユキソウとの区別がよくわからないのだが……

6/28 10:01

滑りやすい蛇紋岩の上を歩いて登って行く。四合目。

6/28 10:15

御金蔵（五合目）。千両箱のような岩がある。この先、少し傾斜が緩む。

6/28 10:16

チシマフウロ

6/28 10:43

天狗の滑り岩。長いハシゴを登る。

6/28 10:45

道脇にアズマギク・ウスユキソウ・オダマキ・キバナノウマノツメなどが混在。

6/28 12:33

稜線までもう少し。岩場をひと登り。

6/28 10:54

ウスユキソウと薬師岳方面。

6/28 11:04

稜線に出ると早池峰山の山頂に向けて木道が続く。

6/28 11:07

木道沿いのコイワカガミ。

6/28 12:20

ミヤマシオガマとハクサンチドリ。

6/28 12:20

コバイケイソウ

6/28 12:19

山頂直下から避難小屋を見上げる。

6/28 11:18

早池峰山の山頂に到着。

6/28 12:02

薬師岳など南側の展望。

6/28 11:26

山頂に咲いていたホソバイワベンケイ。

6/28 11:32

ミヤマキンバイ

6/28 12:01

岩陰に咲いていたチングルマ。

6/28 12:09

山頂の避難小屋前から剣ヶ峰方面を望む。遠く三陸海岸・太平洋まで見えた。

6/28 13:32

下山途中、岩の上にホシガラス。まるで花々の番人のように。

6/28 14:26

小田越登山口に無事下山。

撮影機器：

DSC-WX300 SONY

感想

ext_nozawa

家族と旅行を兼ねて岩手へ。1日目に宮沢賢治関係などの花巻観光をした後、2日目に早池峰山に登った。登山口までの公共交通はなく、レンタカーに頼ることになった。家族と一緒の登山なので、ゆっくりしたペース。花を見ながら登るので、それはそれでよかったと思う。

小田越登山口から最初の樹林帯を抜けると、蛇紋岩の中の登りが続く。御金蔵（五合目）の先でやや勾配は緩むが、それ以外はそれなりの急な登りが続く。それにしても花が多いのに驚く。それも登るにつれて、どんどん種類が増える。有名なハヤチネウスユキソウはもとより、ミヤマオダマキの紫色が斜面を覆っていた。山頂稜線に出ると、コイワカガミ・ミヤマシオガマ・コバイケイソウ・イワベンケイなど。山頂付近からは三陸海岸の太平洋まで見渡すことができた。

下山後に汗を流した東和温泉には、13年前、大震災のボランティアで遠野に滞在した帰りに立ち寄った。そのときは「ボランティアの人は無料」といわれ、嬉しかったのを思い出した。