佐渡・金北山(マトネよりプチ縦走:盆休み父子山行)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 764m
- 下り
- 747m
コースタイム
天候 | 曇りのち時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
(復路)家内運転で白雲台へ車回送、家族で佐渡金山見物へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識は古く判読困難なもの多し、稜線上のルートはほぼ明瞭(赤テープ、境界標を辿っていけば問題なし)。真砂の峰手前のザレ場の稜線は歩行注意。 |
その他周辺情報 | 相川、椎崎など各所に温泉あり。(椎崎温泉入口のプチ温泉「朱鷺の舞湯」は日帰り入浴可) |
写真
感想
お盆休み、日頃の不義理と放置の埋め合わせ兼ね、家族と共に佐渡島ツアーへ。新潟港に車を置き、深夜フェリーで両津港へと渡ります。天候は薄曇りなから、初めての島上陸にテンションアップ!ターミナルで仮眠・朝食後、軽レンタカーを借り、ドンデン山荘先の金北山縦走路入口へ。一足先に佐渡金山観光に向かう家内と三男の見送り受け、長男と二人、長大な大佐渡山脈のプチ縦走開始。
最初の顕著なピーク、マトネ山頂は思ったより眺望も良く、寝不足も重なって長逗留したい気持ちに駆られますが、先は長いのでそそくさと出発。ここから先のコースは、標高が低い割に展望の広闊なザレ場の気持ちの良い稜線上のルートとなります。やや盛りを過ぎたとは言え、お花畑も点在し、曇り気味の涼しい気候の中、快調に距離を稼ぎます。
いくつかのピークを越え、展望良好の真砂ノ峰でようやく現在位置を地図上で確認。ここから一旦遭難者慰霊碑の建つイモリ平に下り、涸れ果てた状態の元「水場」を往復、天狗ノ休場への登路を乗り越えて、いよいよ金北山への最後の急斜面に挑みます。歴史ある石仏・石碑の建つ役ノ行者までは、夜行フェリーでの強行軍の疲れも出て、本縦走路中で唯一コースタイムをオーバー。それでも、そこそこ良いペースでついに古いレーダードームの立つ金北山頂に到達!
佐渡島の独特の形がよく実感できる下界・海岸線の展望を背に、頂上神社の山名板を持って長男と証拠写真を撮り合い、昼食など取って寛いでいるうち、何とサンダル・ハイヒール履きのご家族連れ4人組が山頂に上がってきました。白雲台からのピストンと思われますが、それにしても往復3時間弱はかかる長丁場、かなりの軽装に少々ビックリ。それでも本日の数少ない貴重な遭遇登山者に親子での記念写真を撮っていただき、フルーツ缶でビタミンとエネルギーを回復した後、30分強の休憩で下山開始。
ここからの下降路は自衛隊管理道路のため、事前に電話での通行申請・許可手続きを済ませてあります。舗装の歩きにくい道かと思いきや、砂利混じりで展望も拓ける比較的歩きやすいルートです。途中、数ヶ所横切る形となる最新型レーダー施設はそれとなくやり過ごし、妙見山肩の登り返しにやや息切れしながら、程良いペースで下山を続け、最後は道端に湧き出す冷たくて美味しい沢水にノドを潤しクールダウン。予定時間より少し早めに白雲台展望台に帰着、レストハウスで記念のバッジ(金銀山の観光地らしく、バッジも金縁、銀縁の2種あり:同じ値段なら金を選びます!)購入、ペットボトルのジュースを一気に飲み干し寛ぐうち、一足早く佐渡金山観光<近代坑道コース>を済ませた家内と末っ子の二人がレンタカーで颯爽と登場。長男も交え、夏でも気温10℃以下という超クール!な江戸時代の坑道跡を散策し、本日最後の観光スポット・夫婦岩でこの日のプチ観光を終え、一夜の宿・両津港近くの椎崎温泉のホテルへと急ぎました。
翌日はレンタカーが借りられず、宿から路線バスでもう一つの佐渡名物・トキの森公園を訪問・見学し、午後一番のフェリーで短い滞在ながら充実した佐渡ツアーを終えました。今回のツアーでは、山歩きを含め、広大な佐渡島の上半分しか回れませんでしたが、この四季それぞれに美しい、独特の歴史と文化を持つ島を、季節を変えて是非再訪してみたいと家族共々感じた次第です。(今回は雲が多く、遠方の展望はイマイチでしたが、次こそは佐渡のお山から本州の高山を眺めてみたいものです!)
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