秋田駒ヶ岳＊ムーミン谷から女岳〜五百羅漢経由の満喫コース

2024年06月29日(土) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,088m
• 下り: 1,076m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:53
• 休憩: 1:01
• 合計: 7:54

5:10 国見地区公衆トイレ
5:17 5:17 国見温泉
6:22 6:37 第二展望台
6:49 6:54 かたがり泉水
7:27 7:27 駒池
8:14 8:18 女岳
9:12 9:40 男岳
9:56 9:56 男岳鞍部
9:56 9:56 阿弥陀池
10:00 10:00 阿弥陀池避難小屋
10:22 10:29 秋田駒ヶ岳
11:03 11:03 阿弥陀池避難小屋
11:35 11:36 横岳
11:57 11:58 大焼砂
12:12 12:12 男岳分岐
12:26 12:26 第二展望台
13:04 国見温泉

※ところどころGPSが飛んでいて、焼森はログが山頂に到達していませんが登頂しています。

天候

晴れときどきくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆国見温泉駐車場
・無料、トイレあり
・上段、下段に駐車エリアあり
・旅館前への駐車は不可、路駐の場合は駐車場より下へ
・ドコモは電波が入らないため、事前に地図などのDLを
・この日は3時着で下段はほぼ満車（下山時は路駐多数でした）

コース状況／危険箇所等

・危険箇所はほぼなし
・女岳〜女岳分岐までのガレ場、五百羅漢への登りに少しだけ足元に気を遣うところがあります
・熊対策必須（4年前に同じルートで目撃しています）
・小さな虫が多いので、モスキートネットや虫よけ対策を
・阿弥陀池畔にチップ制トイレあり（ペーパーありますが流さずゴミ箱へ）
・ムーミン谷は木道から外れないようにしましょう（花を大きく撮りたいのであれば、大人なので望遠付きカメラを買いましょう！）
・各山頂ではドコモの電波がありました

※ところどころGPSが飛んでいて、焼森はログが山頂に到達していませんが登頂しています。

その他周辺情報

◆国見温泉　森山荘
https://morisansou.com/
・食事処、売店あり
・店前に湧水あり
・日帰り入浴も可能

◆国見温泉　石塚旅館
http://www5.famille.ne.jp/~kunimihp/
・日帰り入浴700円
・硫化水素型温泉は綺麗な緑色でアブラ臭強め、湯温も高め
・飲泉可能（やっぱり苦くてマズかったｗ）
・日本秘湯を守る会会員宿

写真

6/29 5:04

2年ぶりの国見温泉。駐車場入口に咲くニッコウキスゲ。漂う硫黄の匂いが秘湯ならでは。

6/29 5:08

森山荘で美味しいお水を汲ませてもらってから出発！

6/29 5:13

水滴をまとうシラタマノキ

6/29 5:20

ぎんちゃんにも逢えた

6/29 5:21

ツクバネソウ

6/29 5:28

ブナの森は気持ちいいけど、このあたりで4年前に熊を見ているので超ビビってます。。。

6/29 5:30

ゴゼンタチバナ

6/29 5:35

ウラジロヨウラク

6/29 5:39

アカモノ

6/29 5:43

マイヅルソウはほぼ終わり

6/29 5:52

小さい虫の攻撃の激しさに、横長根出合でモスキートネットを被る。ここでおにぎりやおやつの食料が入った袋を車に忘れたことに気づく…ひもじい…^^;

6/29 6:03

ハクサンチドリ

6/29 6:10

サラサドウダン

6/29 6:13

ミヤマハンショウヅル

6/29 6:17

マルバシモツケ

6/29 6:18

第二展望台のベニバナイチヤクソウ。今年はシロバナはいなかった。。。

6/29 6:20

歩いてきた尾根道を振り返る…いい道だなぁ

6/29 6:21

水墨画のような山並み

6/29 6:23

ベニバナイチヤクソウとハクサンチドリのコラボ

6/29 6:24

小岳、女岳、男岳の並びにワクワク

6/29 6:25

大焼砂が見えてきた

6/29 6:29

今年初コマクサ。この花を見ると夏山が始まった気分に。

6/29 6:39

そしてムーミン谷へ！この時間は人が少ないのでゆっくり愛でる。

6/29 6:39

ワサワサ咲いてます

6/29 6:40

またここでチングルマを見ることができてうれしい♪

6/29 6:45

大好きな道。崩落していたところも修繕されて歩きやすくなっていた。

6/29 6:48

振り返っても素晴らしい景色

6/29 6:49

カラマツソウ

6/29 6:50

果穂になったチングルマ

6/29 6:51

今年はエゾツヅジがすごい！ちょうどピークなのと花つきも素晴らしい

6/29 6:56

チングルマのお花畑。メルヘンの世界。

6/29 6:57

かわいい〜♪癒やしをありがとう！

6/29 6:57

みんな精一杯咲いてます

6/29 6:57

アオノツガザクラとチングルマの共演

6/29 7:01

青空に伸びる花たち

6/29 7:01

光を浴びてキラキラ

6/29 7:02

なんと可憐な花たち

6/29 7:04

イワカガミもあちこちで見かけます

6/29 7:04

この世の天国だね

6/29 7:14

駒池付近のお花畑も素晴らしい

6/29 7:20

ミヤマキンポウゲかな

6/29 7:23

ハイマツの赤い花が目を引く

6/29 7:24

コバイケイソウも咲いていました

6/29 7:30

男岳と女岳の分岐付近で可憐に咲くミネザクラ

6/29 7:32

このあたりはシラネアオイもいっぱい

6/29 7:33

ムラサキヤシオは今年は花がたくさんのタイミング

6/29 7:35

ヒナザクラは奥に行くほど花つきのいい株が。木道エリアでは遠かったり花がこちらを向いていないものが多かった印象。

6/29 7:38

シラネアオイの紫色が大好き

6/29 7:40

サンカヨウを見落としてウロウロしていて見つけたエンレイソウ

6/29 7:41

2株咲いていたサンカヨウ。ようやく逢えてひと安心。

6/29 7:47

女岳方面へ進んだところにベニバナイチゴ

6/29 7:49

ミヤマダイコンソウは八重咲きかな

6/29 7:50

ウラジロヨウラク

6/29 7:52

オノエランもたくさん咲いていてうれしい！

6/29 7:56

ミヤマリンドウかな

6/29 7:56

ちょっと覗くとオノエラン

6/29 8:02

女岳に向かいます

6/29 8:02

振り返るとカッコいい山容の男岳

6/29 8:03

火山活動が活発な女岳。賽の河原のような通過点では温かい蒸気があちこちから吹き出ていて迫力満点！

6/29 8:10

女岳山頂のケルン

6/29 8:13

小さなお鉢の中の岩場にはエゾツツジ

6/29 8:13

砂礫地に咲くイワブクロ

6/29 8:17

田沢湖が近い。湖面のリフレクションも見える。

6/29 8:24

女岳からガレガレの道を下り、五百羅漢へ登り返し。緩やかに見えるけど、直下は急登。

6/29 8:34

五百羅漢に到着。あの岩がそうなのかな？もっと石仏的なものがあると思ってた。

6/29 8:40

男岳への登りで五百羅漢を振り返る。稜線が美しい。奥に田沢湖。

6/29 8:53

乱舞するオノエラン

6/29 8:56

美稜線を歩けるこのルート、実に楽しい♪

6/29 8:57

ハードな登りではミヤマウスユキソウが癒やしをくれる

6/29 9:02

そしてふと目をやると、小岳と女岳、ムーミン谷を見下ろせる。奥には黒い砂礫の大焼砂。

6/29 9:26

男岳に到着。手持ちの食料は干し梅数粒のみ。燃費はいい方だけど、更に省エネで歩かねば。

6/29 9:27

男岳からは男女岳と阿弥陀池が見える

6/29 9:28

男岳下りのエゾツツジ

6/29 9:31

男女岳とコバイケイソウ

6/29 9:31

斜面のコバイケイソウはこんな感じ。ニッコウキスゲはまだ全然咲いていなかった。

6/29 9:36

こうして見るとすごい地形。噴火が造った芸術作品。

6/29 9:43

阿弥陀池の畔でムシトリスミレ

6/29 10:00

男女岳分岐付近、雪渓のある木道ではヒナザクラがいっぱい

6/29 10:00

このあたりが一番見ごたえがあった

6/29 10:04

今日は省エネのためにパスしようと思ったけど、せっかく来たのでやっぱり登ることに

6/29 10:07

美しく咲くハクサンチドリ

6/29 10:13

黙々と登り男女岳。気持ちいい〜！

6/29 10:58

阿弥陀池のベンチでしばしボーッとする。帰りたくないけどお腹空いた…w

6/29 10:59

イワイチョウ

6/29 11:10

横岳に到着。まっすぐ帰るはずが、稜線歩きが気持ち良すぎて焼森に寄り道。

6/29 11:13

焼森までの道にはシャクナゲ

6/29 11:15

滑走路のような道

6/29 11:18

コマクサも咲いてた

6/29 11:19

奥の方にシロバナ見っけ！

6/29 11:21

焼森に到着。岩手山はうっすら。

6/29 11:38

大焼砂が見えてきた

6/29 11:42

砂礫地帯で健気に咲く花

6/29 11:48

大きな株もある

6/29 11:52

一面ビッシリではないものの、見ごたえのあるところも

6/29 11:56

ちょっと白っぽいコ。この色合いもかわいいけど…

6/29 11:58

こちらは正真正銘、シロバナだ！写真を撮っていた方が教えてくれました♪

6/29 12:57

きりたんぽ鍋で頭がいっぱいで、下山はあっという間。森山荘の赤い屋根が見えてきた。

6/29 13:15

お腹ペコペコでようやくありつけた森山荘のきりたんぽ鍋。温泉は石塚旅館さんへ。空いててのんびりできた。

6/30 8:24

（おまけ）先日の宮島でのロケ遭遇、しっかり映り込んでいました♪六角精児さんと共演だw

撮影機器：

α6400 ILCE-6400 ボディ SONY

感想

umi-co

月末の週末は残業時間の関係で定時上がり。
天気予報は不安定ながらも東北方面はなんとなく行けそう…これは呼ばれている？
ということで、今年も無理かと諦めかけていた秋田駒へ行くことにしました。

駐車場で仮眠から目覚めると、予想よりいいお天気で慌てて準備して出発したため、食料を車内に忘れるという大失敗…最短ルートにしようと思いつつ、天気と気候の気持ち良さに、初めて歩く女岳〜五百羅漢に加え、結局男女岳と焼森も歩いて大満喫のルートに。
女岳〜五百羅漢〜男岳は静かで展望もよくお花も多いので、次回からはこっちをメインルートにしようかな。

ムーミン谷の素晴らしさは言わずもがな。
この世の天国のようなお花畑、2年ぶりに楽しませてもらいました。
（ただ、相変わらず木道を外れて写真撮る人が多いのが残念ですが。。。）
まさに百花繚乱、チングルマだけでなく、たくさんの色とりどりのお花に癒やされ、お金と時間と体力を使ってでもはるばる来る価値のある山だと再認識しました。

仕上げに秘湯・国見温泉のバスクリングリーンの硫黄泉で汗を流し、パーフェクトな休日。
日付が変わる頃には自宅近くに帰れましたが、今年は虫が多いのか雨粒のように虫が当たり、車のフロント部分がひどい有り様に。
深夜にせっせと洗車して長い長い1日が終わりました。

2年前のレコに書いたコメント、残念ですが今年も書きます。
↓↓↓↓↓
＜ムーミン谷（馬場の小路）の木道について＞
木道は植生保護のために設置されていると考えます。近くで花を撮影したいがために、皆さん躊躇なく木道を下りて踏み跡のある場所に立ち入っていますが、そこは撮影用に作られたわけではなく、多くの人が踏み込んだことによって草花が咲かなくなってしまった場所です。なぜ木道が設置されているのかを考えましょう。