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Yamareco

記録ID: 698449
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳 黒戸尾根 七丈小屋テン泊ピストン

2015年08月08日(土) ~ 2015年08月09日(日)
 - 拍手
2tky2 その他1人
GPS
32:00
距離
16.5km
登り
2,382m
下り
2,380m

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:00
合計
7:45
5:00
140
7:20
0:00
100
9:00
0:00
30
9:30
0:00
55
10:25
0:00
140
12:45
2日目
山行
8:10
休憩
1:15
合計
9:25
3:35
60
4:35
0:00
70
5:45
6:30
75
7:45
8:15
55
9:10
0:00
75
10:25
0:00
70
11:35
0:00
75
12:50
0:00
10
13:00
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
登山道は整備されており、道幅も広い。岩場には梯子や鎖が付けられているので慎重に通過すれば問題なし。
予約できる山小屋
七丈小屋
あたりは真っ暗
2015年08月08日 04:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 4:55
あたりは真っ暗
ヘッドライト消すと怖い
2015年08月08日 05:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 5:08
ヘッドライト消すと怖い
ザックが引っかかる
2015年08月08日 05:09撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 5:09
ザックが引っかかる
ここから登山道スタート
2015年08月08日 05:12撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/8 5:12
ここから登山道スタート
単調な登り
2015年08月08日 06:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 6:26
単調な登り
登り…
2015年08月08日 06:41撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 6:41
登り…
ビバークは無理
2015年08月08日 07:05撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 7:05
ビバークは無理
2時間かけてここまできたが山頂は遠い
2015年08月08日 07:13撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/8 7:13
2時間かけてここまできたが山頂は遠い
笹の道
2015年08月08日 08:08撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 8:08
笹の道
苔が出てきた
2015年08月08日 08:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 8:56
苔が出てきた
刃渡り
ここだけ展望がある
2015年08月08日 09:02撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/8 9:02
刃渡り
ここだけ展望がある
こんな感じ
2015年08月08日 09:03撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 9:03
こんな感じ
階段が続く
2015年08月08日 09:22撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 9:22
階段が続く
刀利天狗に到着
2015年08月08日 09:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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刀利天狗に到着
食べてはいけない
2015年08月08日 09:44撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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食べてはいけない
五合目到着
2015年08月08日 10:24撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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五合目到着
階段に鎖が続く
2015年08月08日 10:46撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 10:46
階段に鎖が続く
橋を渡るとまた登りが出てくる
2015年08月08日 10:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 10:55
橋を渡るとまた登りが出てくる
梯子が続く
ガンガン高度を稼ぐ
2015年08月08日 10:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 10:56
梯子が続く
ガンガン高度を稼ぐ
坂道を上っていると突然現れる七丈小屋
2015年08月08日 17:22撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 17:22
坂道を上っていると突然現れる七丈小屋
ここは第一小屋
2015年08月08日 17:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 17:21
ここは第一小屋
営業案内
ご参考まで
2015年08月08日 17:23撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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営業案内
ご参考まで
水場
水量豊富でうまい
2015年08月08日 12:47撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
8/8 12:47
水場
水量豊富でうまい
第一小屋から第二小屋の間にある橋
物を落とさないよう注意が必要
2015年08月08日 12:47撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 12:47
第一小屋から第二小屋の間にある橋
物を落とさないよう注意が必要
第二小屋脇にあるトイレ
トイレットペーパーあり
においの少ない「ボットン○○」
2015年08月08日 12:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 12:48
第二小屋脇にあるトイレ
トイレットペーパーあり
においの少ない「ボットン○○」
第二小屋
トイレのあたりから撮影
2015年08月08日 12:48撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 12:48
第二小屋
トイレのあたりから撮影
第二小屋からテン場に向かう道
サンダルではきつい
2015年08月08日 12:50撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/8 12:50
第二小屋からテン場に向かう道
サンダルではきつい
テン場から見える地蔵岳
2015年08月08日 18:45撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
8/8 18:45
テン場から見える地蔵岳
3:30に出発
一時間近く経過したがあたりは真っ暗
2015年08月09日 04:20撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 4:20
3:30に出発
一時間近く経過したがあたりは真っ暗
白み始める東側の空
日の出方面を背に歩いている事に気づく
2015年08月09日 04:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/9 4:34
白み始める東側の空
日の出方面を背に歩いている事に気づく
ステップが切ってある鎖場
鎖だけなら登るのは難しい
2015年08月09日 04:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 4:49
ステップが切ってある鎖場
鎖だけなら登るのは難しい
雲海に浮かびあがる八ヶ岳
2015年08月09日 04:51撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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雲海に浮かびあがる八ヶ岳
地蔵岳の背後に富士山が見えるようになった
2015年08月09日 05:03撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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地蔵岳の背後に富士山が見えるようになった
ご来光
どこの山かわからないが稜線から太陽が昇る
2015年08月09日 05:15撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
3
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ご来光
どこの山かわからないが稜線から太陽が昇る
朝日を浴びる北岳
2015年08月09日 05:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
8/9 5:16
朝日を浴びる北岳
剣と地蔵と富士山
2015年08月09日 05:16撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
2
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剣と地蔵と富士山
朝日を浴びてオレンジ色のルート
2015年08月09日 05:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 5:18
朝日を浴びてオレンジ色のルート
富士山がだいぶんはっきり見えるようになった
稼いだ高度を実感
2015年08月09日 05:18撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 5:18
富士山がだいぶんはっきり見えるようになった
稼いだ高度を実感
赤く染まる山
2015年08月09日 05:21撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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赤く染まる山
頂上の祠
2015年08月09日 05:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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頂上の祠
山頂
360度遮る事のない場所
2015年08月09日 05:52撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 5:52
山頂
360度遮る事のない場所
かろうじて1・2・3が入った!
2015年08月09日 05:52撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 5:52
かろうじて1・2・3が入った!
北岳と間の岳
2015年08月09日 05:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/9 5:53
北岳と間の岳
地蔵岳と富士山
2015年08月09日 05:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/9 5:55
地蔵岳と富士山
遠く南アルプス万分まで続く稜線
2015年08月09日 05:55撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 5:55
遠く南アルプス万分まで続く稜線
八ヶ岳
2015年08月09日 05:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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八ヶ岳
北アルプス
キレットもわかる
2015年08月09日 05:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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北アルプス
キレットもわかる
北岳と間ノ岳をもう一枚
2015年08月09日 06:56撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
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北岳と間ノ岳をもう一枚
山頂を振り返る
2015年08月09日 07:20撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 7:20
山頂を振り返る
第一テン場
下の第二テン場より狭くトイレや小屋まで遠い
2015年08月09日 07:46撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 7:46
第一テン場
下の第二テン場より狭くトイレや小屋まで遠い
下りの階段は楽
2015年08月09日 08:47撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
1
8/9 8:47
下りの階段は楽
鎖もついている
2015年08月09日 10:15撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 10:15
鎖もついている
帰路の刃渡り
油断してヒヤッとした
2015年08月09日 10:26撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 10:26
帰路の刃渡り
油断してヒヤッとした
左側を除くとこんな感じ
落ちたら止まらなさそう
2015年08月09日 10:27撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 10:27
左側を除くとこんな感じ
落ちたら止まらなさそう
刃渡りのとりつきを見上げる
2015年08月09日 10:28撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 10:28
刃渡りのとりつきを見上げる
笹の道
樹木で直射日光が当たらないのがうれしい
2015年08月09日 11:29撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 11:29
笹の道
樹木で直射日光が当たらないのがうれしい
笹の平に戻ってきた
あと1時間半なんて楽勝!と思ったが…
2015年08月09日 11:34撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 11:34
笹の平に戻ってきた
あと1時間半なんて楽勝!と思ったが…
メロメロの状態でつり橋に
橋の下では川遊びの方々
飛び込みたい衝動に駆られる
2015年08月09日 12:49撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 12:49
メロメロの状態でつり橋に
橋の下では川遊びの方々
飛び込みたい衝動に駆られる
ここで手を洗わせてもらう
2015年08月09日 12:53撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 12:53
ここで手を洗わせてもらう
駐車場に戻ってきた
キャンプや川遊びの方もいて駐車場はいっぱい
2015年08月09日 13:01撮影 by  COOLPIX S6000, NIKON
8/9 13:01
駐車場に戻ってきた
キャンプや川遊びの方もいて駐車場はいっぱい
撮影機器:

感想

「裏銀座の縦走がしたい」
ブナ立尾根を登った後翌日の行動ができる体力が残っているのか体験するため、竹宇神社から七丈小屋までの登りの標高差が約1600mの黒戸尾根を選んだ。

尾白川渓谷駐車場に4:20頃に到着。あたりは真っ暗だが、駐車場は6割くらいの車がある。準備をしている人は、登山者よりトレランの方が多いように感じた。
ヘッドランプをつけて登り始めは単調な登りが続く。ほどなくして夜が明けるが、樹林帯のため直射日光が当たる事もなく、淡々と登り続ける。
刃渡りに到着すると急に展望が開け、良い気分転換となった。ここは鎖が付いているもののバランスを崩さなければ特に問題なし。

そこから先は梯子や鎖場がたくさん出現するが特に難しいところはない。ひたすら登りしかない道中、一か所だけ出現する下りには正直ほっとした。
5合目小屋跡を過ぎての梯子は、テント泊の荷物でひたすら登ってきた足には応える。いわゆる「けつわれ」の状態である(スポーツやってる人はわかると思うが)。喘ぐようにして登っていると突然七丈小屋が現れた。冷たい水が疲れた体にしみこむようである。

この時点で頂上は断念。
テン場は第2小屋から少し登山道を登った場所に「第2テント場」がありそこに設営。西側斜面が開けており地蔵岳が見える。テン場は西側は平らであるが、登山道に近い斜面側は傾斜しており張りづらそう。私が到着したときはまだ4張程度であったため余裕を持って平坦な場所に張る事が出来た。最終的にこの日は11張。好立地は結構うまった状態であった。小屋や小屋脇のトイレに行くためには登山道を歩かなくてはならず、夜間のトイレなどは大変そうである。
ちなみに「第1テン場」は登山道をさらに登ったところにある。「第2テン場」より狭いが、テン場そのものは平坦であった。当然トイレはもっと遠い。

翌朝3:30に出発。最初は樹林帯の道を行くが、途中から低木に植生が変わる。このあたりで東側の空が白み始める。見ると見事な雲海が広がっており、雲海に浮かぶように八ヶ岳が見える。
しばらくすると、どこかは分からないが、雲海にちょっとだけ出ている山からご来光が見えた。一瞬にしてあたりがオレンジ色に染まる様子は感激的であった。

ここから先は日光を背に急坂や岩場、鎖場を登る。太陽の光に元気をもらったようで、この2日間で一番のハイテンションとなる。地蔵岳の裏に富士山が見え、その姿がだんだん大きくなることで高度を稼いでいる事を実感しながら歩いていると頂上に到着した。

頂上はまさに360度のパノラマが広がっていた。仙丈ヶ岳を始め、南の展望は北岳と間ノ岳、遠く塩見や聖(と思われる)まで見通せる。
また、八ヶ岳はもちろんのこと、北アルプスや中央アルプスも見渡す事ができる。
風が強く寒いのはご愛敬だが、風があたらない場所でコーヒーを沸かして飲んだ。

これから先は、頂上2967mから770m地点の駐車場まで2200mをひたすら下るのみ。
途中テントを撤収し、ザックを背負うと一気に重さが増える。最初は快調に梯子や岩場を通過していたが、普通の下りは太ももにこたえる。
刃渡りの下りでは、写真を撮った後、横着をして岩場を歩いた時にバランスを崩し、鎖につかまって事なきを得た(あぶなかった!)。
刃渡りを過ぎると梯子等もなくなり、ただ下るのみ。そのうち使う筋肉が無くなったような感じでぎくしゃくした足取りになってしまった。

昨日に続きメロメロになりながらも、なんとかつり橋に到着。下を流れる川で遊んでいる人たちの歓声が聞こえる(ああ飛び込みたい…)。
神社の水で手を洗うとよみがえった気分であった。

当然のことながら、翌日より激しい筋肉痛に悩まされることなった。珍しく3日くらい不自由な生活を強いられる事となった。

下りの対策は必要であるが、ブナ立尾根は登りに使う予定なので何とかなるかもしれないなどと思いをはせている。

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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