谷川岳 西黒尾根
- GPS
- 08:24
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 812m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:24
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ラクダのコル上部の岩場は蛇紋岩であり、濡れていいると滑りやすいので注意してください。クサリ場のクサリも新品で登山道は整備されています。 |
その他周辺情報 | 登山翌日、麓の冨士浅間神社を参拝しました。 昔はここから谷川岳(奥之院古道)へ登っていたそうです。歴史を感じます。 今でも登山口は奇麗に整備されてました。 参拝当日は谷川岳の山開きでしたがひっそりとしていました。 |
写真
感想
今年初めての尾根歩き。
昨年計画したが大雨のため断念した谷川岳を家内と日本三大急登の西黒尾根を登った。今年白山を登る準備も兼ねている。
西黒尾根は、最初から急こう配のつづら折りが始まり、ブナの奇麗な林で森林浴を楽しみながらのんびりと登っていくと、どこまでも急勾配なので急登に慣れてくるが、体力も消耗してくる。
1,410m辺りで森林から抜け出し展望が良くなり、右前方に谷川岳の険しい岩肌が見える。1,440m辺りから岩場となり真新しいチェーンが張られている。岩場は蛇紋岩であり、濡れていると滑りやすいため注意してゆっくりと登る。
展望のよい尾根を登っていくと両側の雪渓から吹き上げる風は天然エアコンで気持ちが良く、ラクダの背まで来ると谷川岳へ続く尾根道が奇麗に見え、さらにラクダのコルを過ぎると高山植物が咲き出す。
岩場を上りザンゲ岩の脇を登りしばらく行くと肩の小屋上部で、天神平からの登山客と合流する。西黒尾根からの登山客は少ないが装備はしっかりしていた。反対に天神平からの登山客は比較にならないほどの人出であり、一部の登山者は散歩の延長の様な軽装でありロープウエイの影響とも言える。
トマの耳とオキの耳を登り昼食を摂り、さらに冨士浅間神社奥宮まで足を延ばしゆっくりとコーヒーを飲み景色を楽しんだ。尾根の東側は一ノ倉沢の絶壁で吸い込まれそうになる。尾根の西側は、緑の絨毯と谷底を這う雲海がとても優しく見え、谷川岳の自然環境が生み出した二面性が魅力的であった。
帰り道は、肩の小屋まで下り天神平へ向かう。見晴らしの良いゆったりとした尾根を下りていく。途中から樹林帯に入り一部岩場がありチェーンが付けられていた。その後も整備された道が続く。赤い山小屋の熊穴沢小屋の横を通り、さらに緩やかな道を下ると、前方が開け、ロープウエイ天神平駅に到着する。ゆっくりと周囲を探索し、天神平駅で片道切符を1,800円で購入しロープウエイに乗り込むと、進行方向左手には、午前中に登った日本三大急登の西黒尾根全景を見ることができ、満足しながら帰路についた。
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