雲ノ平 黒部五郎岳 薬師岳 テント泊3泊4日

2015年08月13日(木) ~ 2015年08月16日(日)

• GPS: 75:13
• 距離: 59.1km
• 登り: 4,400m
• 下り: 4,547m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:23
• 休憩: 1:58
• 合計: 5:21

距離 8.6km 登り 966m 下り 137m

9:13 スタート地点
9:41 9:42 太郎坂(アラレちゃん)
10:08 10:21 青淵三角点(青淵山)
11:35 11:45 五光岩ベンチ
12:36 12:53 太郎平小屋
13:10 14:27 薬師峠
14:34 宿泊地

2日目

• 山行: 5:09
• 休憩: 2:09
• 合計: 7:18

距離 11.8km 登り 926m 下り 676m

7:29 宿泊地
7:46 7:59 太郎平小屋
10:10 10:11 薬師沢小屋
12:08 12:11 アラスカ庭園
12:36 奥日本庭園
12:54 14:46 雲ノ平山荘
14:47 宿泊地

3日目

• 山行: 11:03
• 休憩: 1:03
• 合計: 12:06

距離 22.1km 登り 1,495m 下り 1,880m

5:40 宿泊地
6:27
9:49 10:14 黒部五郎小舎
11:24 雷岩（黒部五郎カール）
12:09 12:16 黒部五郎の肩
12:24 12:27 黒部五郎岳
12:37 12:49 黒部五郎の肩
14:03 14:06 中俣乗越
15:02 15:03 赤木岳
15:40 15:42 北ノ俣岳
15:51 神岡新道分岐
17:04 太郎山
17:16 17:26 太郎平小屋
17:46 薬師峠

4日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:41
• 合計: 7:11

距離 15.0km 登り 875m 下り 1,827m

5:16 薬師峠
5:37 5:38 薬師平
6:04 6:06 薬師岳山荘
6:29 6:33 薬師岳避難小屋跡
6:45 7:01 薬師岳
7:12 7:13 薬師岳避難小屋跡
7:30 薬師岳山荘
7:49 7:50 薬師平
8:07 9:13 薬師峠
9:35 9:45 太郎平小屋
10:18 五光岩ベンチ
11:19 青淵三角点(青淵山)
11:50 太郎坂(アラレちゃん)
12:27 折立
12:27 ゴール地点

天候

曇り　雨　晴れ　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

1/1 20:07

1/2 1:17

1/2 22:16

1/2 23:31

1/3 3:34

1/3 21:58

1/3 22:03

撮影機器：

HERO3+ Black Edition GoPro

感想

hiroponpon

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8/12
22:00 大阪発富山行き夜行バス
登山客多数でバスの荷物入れ庫はザックでパンパンだぜ。登らないか。
ソコソコ寝たが寝たりなかった。前日も寝不足なのに。コーヒーのセルフサービス付きだったようだが私はコンセントのほうが欲しかった。スマホの電池が惜しい。

8/13
05:30 富山駅着
満席で予約できなかった折立直通バスの車掌に聞いてみると運良く空きがあった。
大急ぎでローソンに駆け込み食料買い込んでから乗り込んだ。途中乗車も併せてほぼ満席。

トイレ休憩アルプス村？
意外なところにセブンイレブンがあった。少しレトルト食料を買い足す。
いかにも秘境駅っぽい駅があった。帰りは撮り鉄が一人だけ三脚立てて待ち伏せていたなぁ。
一度だけならこの電車も乗ってみたいかな。

08:20 折立着
路駐大杉。30台くらい？賑わってるなぁ。
準備体操。バスで同席した百名山制覇済みのおばちゃん曰く「百名山なんてアクセス良いし道も整備されてるしあなた若いんだから簡単よー。あたし二百名山挑戦中だけどキツイわー。」とな。うちのおかんより歳上なのに元気すぎる。

08:55 出発
久々のテント装備はやはり重い。太郎平小屋までの30分くらいは疲労で半分寝てながら歩いた。平坦とは言え危ない。

13:30
薬師峠キャンプ場着
テント設営後、ついでに薬師岳登ろうとしてみるが小雨が降ってヤル気なくす。
飯食ってたら大雨。行かなくて良かった。。ご飯食べて寝る。コンビニ飯うめぇ。

21:30
目が覚めるがまた寝る。この機会に寝溜めする。雨は止んだ…と思っていた。

8/14
3:00
叩きつけるような雨音で目覚めて萎える。はるばる北アルプスまで来たけど今日は引き篭もろうか。。。

4:00
みんな起き出したので小雨になったのを見計らってトイレを済ます。
雨の中で湯を沸かすのにも一苦労。テント前室でガス使いたい なぁ。モンベルの前室狭い。まだ買い替えるほど使い込んでないけど。
テンション上がらず、雨を眺めながらダラダラ朝食。

6:30
一瞬雨が止むのでテントを畳む。
畳んだ途端またドバッと降り出す。(-_-)
テント張り直そうにも既にズブ濡れ。しょうがないので気が進まないながらも前進する。

8:00
太郎平小屋
雨が止まないどころか一日中降りそう。やっぱりテント張り直して薬師岳ピストンでもいいような気がする。どうしようか悩む。
結局テント担いで雲ノ平経由で三俣山荘を目指すことにした。
もし何かあっても人が多く通るルートだ。三俣まで宿も2つある。コースタイムで7時間近く宿が無い黒部五郎岳方面に比べればリタイア可能なのでマシなはずだ。
結構な勢いで下りが続く。嫌な予感がする。

薬師沢小屋
トイレ(大)を借りる。このルートで良かった…
吊橋は足場が細く中々スリリング。
前の人に釣られて増水時用の沢迂回道を通ってみたが全く不要だった。つかコレを選ばなきゃならん状況って登山してる場合じゃないよな。梅雨台風レベルだろ。
んでやっぱり来ました急登。容赦ない雨に苛つきながら登る。
まだまだ雨が降る。いい加減にしろ。いや勘弁してください。
モンベル極薄レインウェアの防水が機能していない。北海道旅で業務用乾燥機に突っ込んだのがマズかったか？
モンベル極薄レインパンツを持ってくるのも忘れた。というか無くした？引っ越しの時も見当たらなかった。持ってても変わらんかもだが、寝るときや移動時クーラーの寒さ避けには役立ったかも。
無いものはしゃーないが。

13:00
雲ノ平山荘着
山荘はストーブや強力な乾燥機が稼働していて暖かかった。
あと3時間歩けば三俣。時間、距離的には大丈夫だが外はまだ小雨が続き執拗に衣服と持ち物を濡らし続ける。風は弱いが震えている自分には脅威だ。
山荘内でも全身が異様に寒い。雨に濡れて身体が冷え切ってしまっていた。
このまま進めば風邪やら低体温症の危険を感じる。
それに三俣までのコースの険しさも未知数だ。明日は晴れ予報。どうする？
翌日コースタイム12時間もの行程になってしまうが致し方ない。乾燥室を借りて着ていた服をほぼ乾かす。
同じように濡れてた兄ちゃんと駄弁り焼きウインナーを1本ご馳走する。
彼は高天原温泉でサッパリしたが雨に振られまた冷えたそうな。残念。 ソロかと思いきや後に可愛い山ガールと一緒だった。裏山鹿。

16:30
雲ノ平キャンプ場着
既に50張りはある。
立ち読みした山雑誌で取り上げられてた記憶からか、雲ノ平キャンプ場は聖地or楽園みたいな思い込みがあったのだが岩の凸凹や水溜りだらけで安心して張れる場所は案外少ない。しゃーないので少し入り口から遠いが平たく水はけがマシなところに張る。
水は豊富に湧いてて良い。
トイレは昼でも暗くヘッドライトがないと怖い。
荷物を減らすため重そうな食料を食べまくる。

19:30
就寝

8/15
03:00
起床、満点の星空。よっしゃあ(๑•̀ㅂ•́)و✧
珍しくやる気になりセッセと支度するがそれでも身支度は遅い。
持参した3.5リットル相当の飲み物を消費したので水場で800ミリほど補給。
テン場のトイレは詰まってて臭い…
デパートのトイレのほうが楽園だと思った。

05:40
出発。抜けるような青空。体調も万全。これなら行ける気がする。
自分の中の松岡修造が熱くなれよと言っている。
というか今日行けないと帰りがヤバイ。
急ぎ足で最短ルートを駆け抜ける。

06:20
祖父岳分岐

三俣キャンプ場
快調なペース。

黒部五郎宿舎
水補給。所持計1.1リットル。ほぼ予定通りのペースでこれた。問題はここからだ…

黒部五郎岳
頂上付近までは緩やかだがそっから直登でヘタる。
何とかコースタイム通りで登頂。日本百名山57座目。
だが本日の行程、やっと半分消化である。
ここからが本当の地獄だ…

稜線沿いを登っては降りをウンザリするほど繰り返す。地図上より多くアップダウンを感じる。
仲俣乗越を超えた頃、トレランおじさんに追い越される。聞くと今日新穂高から双六、三俣経由で既に12時間以上で走ってるそうな。超人か。驚愕。
この時間に太郎平目指してる人なんてもう誰も居ない…と思いきや赤木沢で沢登りしてきた人達がいた。駄弁りながらダラダラ帰る。
テントは薬師峠に置いといたほうが利口だったね…
16時過ぎ、北ノ俣岳へ向かうオッサンがいた。雷きそうだし黒部五郎岳に向かうなら日が暮れるから引き返したほうがいい、と忠告したが「ビバークできるかなぁ」というコメントだったので呆れた。「遭難しますよ」と言ってやったし疲れてるのでもう知らん。 75リットルザックにヘルメット所持だった事は覚えといてやる。ニュース沙汰になったら聴き取り調査とかされるのだろうか。

17:15
太郎平小屋
もうしんどい。腹減った。
明日の朝食カップヌードルカレー味と、行動食ウィダー、マイご褒美にカルピスサワーを購入。野菜ジュースは売り切れ。
普段酒飲まないので個人的には酒より野菜ジュースのが価値あると思う。異論は認める。

薬師峠キャンプ場
CCレモンが残2缶と聞いて思わず購入。ぷはー生き返る〜
既に日暮れ間近のため大慌てで晩飯を作り食す。
パスタは軽くて何にでも合わせられて優秀だけど食器が汚れるのが難。温めたレトルトパウチのパスタソース袋に麺少しずつ入れたらいいかな。

20:30
就寝
臭い。自分が汗臭い。セルフムサイ。

8/16

3:30
起床、二度寝

4:00
起床 カップヌードルやら食べる。
トイレの紙が無くなり前の利用者が女子トイレから拝借していた…返したのか？

5:15
余裕こいてたがコースタイム通だと帰りのバスの時間が厳しい。慌てて出発。

薬師岳山荘
エラい山頂付近にあるな。無理して立てた感あるけど薬師岳御来光狙うなら抜群の立地。

7:00
予想よりかなり早く薬師岳登頂。58座目が達成でけた。
景色サイコー。来て良かった。これぞ北アルプス。山雑誌で見るあの景色である。

8:10
キャンプ場に戻る。相変わらず支度が遅い。

9:30
太郎平小屋で時間を潰そうか悩むが余裕を持ちたいのでゆるゆる下山する。

12:30
折立着
コンビニで発券し忘れてたがWeb予約出来てた。24人くらい乗車。無理すればあと10人ちょいいけそう。

14:10
折立発バス
道の駅みたいなアルプス村で15分トイレ休憩。何か買うには短過ぎ〜、だがこれ以上長くても無駄よね。
外界は山より日差しがキツく感じ、持参してた帽子をやっと被る。山では涼しい風が心地よい場合が多いので、あまり着帽する気になれない。

16:10
富山駅着
バス車掌とGoogle先生によると電車で3駅離れた「満点の湯」がオススメらしい。だが帰りの電車は一時間に一本。下手したら終電乗れないかも…
富山駅前の風呂が見つけられず金沢駅行き電車が来たので慌てて乗車。車内は狭い割に人多い。臭くてゴメンよ。

17:41
金沢駅着
駅から徒歩1分。アパホテルマジわかってる！
ってか富山駅前にもアパホテルあって外来入浴もできるじゃねーか！
http://www.apahotel.com/spa/
リサーチ不足だった…orz
てかアパホテルさんもっと登山客にアピールしろください。
立地的に超有利なのに気づけないよー。クーポン使えば600円でタオル2枚ひげ剃り歯ブラシ付きと至れり尽くせりなのに。

18:53
JR特急しらさぎ16号発
駅弁を買ったが飲み物がない。しかも車内販売してない…
ゆっくり食べてサンダーバード乗車のが正解だったか。乗り降りの僅かな時間にダッシュしキオスクで水購入。危機一髪。
それにしても満員の自由席に二人で四席占領してる子連れ30代サーファー風髭ピアスDQN二人組が腹立つなぁ。女車掌も客も自分も注意しないけど。と思ったら車掌、注意して席増やした。偉い。てかこういう馬鹿共を上手く躾ける方法はないものか。そいつらの嫁も四席占領してたし…女車掌、また注意した。うん頑張った。
米原で乗換。めんどくさい。もうしらさぎ号は乗りたくない。
富山ってやっぱ遠いな…

20:54
東海道本線新快速米原発
短パンだとクーラーが防げず寒い。無くした極薄レインパンツ出てこい。

22:17
大阪着
結構な雨降ってたorz
詰め込み、欲張り過ぎたかな〜
まぁ風呂は必要だったと思うが。一時間内に済ませてスムーズに特急に乗らねば。
悪天候を乗り越えて怪我なく無事何とかなったのでコレはコレでヨシとする。
剱岳&立山がまだなので今回の反省点を次に活かすとしよう。

コメント

muni

おひさしぶりです！
こんにちは。
昨年白馬大池でご一緒させていただいたmuniです。
今回も最終日の薬師峠のテン場でニアミスってました。
といっても、私は小屋泊で、遊びに行っただけなんですけどね
ご挨拶できず、残念でした。
着々と百名山を歩かれているようですね。
今回は天候にも恵まれないところがありましたが、それでも相変わらずのパワフルさとオモシロい感想についつい引きこまれてしまいました。
またいつか、どこかのテン場でお会いできるかな？
楽しみにしています！

hiroponpon

Re: おひさしぶりです！
muniさん
お久しぶりです。すいません。半年経って今更コメント頂いてたことに気づきました。
しょーもない独り言のような日記ですが喜んでいただけて幸いです。
ニアミスだったんですね。
またそのうちよろしくです。