岩木山 百沢コース
- GPS
- 05:32
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ストック
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感想
6/7にチャレンジしたときは、焼止避難小屋の先の雪渓にビビッて引き返したので、今回はそのリベンジです。
岩木山神社の駐車場に車を停め、緩い石段を上がって岩木山神社左の林道から桜林公園に向かいます。このあたりの道は岩木山に登るとき以外にも割とよく来るので見慣れたところです。今回はスルーしましたが、神社の右の方には手水舎があります。
桜林公園の中央を突っ切る道を登り、スキー場の建物の左脇を抜けると岩木山が大きく見えます。スキー場の方も標高700mくらいまで登ることができ、今年は何度か足慣らしのために上まで行って山菜採りの人と遭遇したりしましたが、登山口は左の方にあります。
登山口から30分ぐらいの姥石あたりまではほぼ左右とも視界はなく、ときどき右のスキー場の方から人の声が聞こえるくらいです。鼻コクリを少し越えたあたりで小学生と大人の20人ぐらいのグループを追い越しました。
姥石を越えると、徐々に樹高が低くなって時々山頂が見えるようになります。しばらく進んで右に折れると山腹に沿った平坦な道になり、右側の視界が開けて下界が良く見えます。涸れ沢を一つ越えると焼止り避難小屋があり、そこから少し進んだところにある沢が坊主コロガシで、ここからは沢沿いの登山道を登っていくことになります。前回来たときはここまで雪渓が伸びていて、装備も靴底のすり減った運動靴だったので引き返しましたが、このときはすでに雪渓はなくなっていました。ここから先に行くのはほぼ二十年ぶりくらいになります。
しばらくは順調に登山道を進んで行けましたが、徐々に残雪が目立つようになり、しまいには雪渓で道がふさがれてしまったので、持参したアイゼン(買いたての新品。下からはあまり雪が見えなかったので、たぶん使うことはないと思っていました)をつけて進みます。ときどき雪渓が切れて普通の登山道になったりしました。こういう時はそのたびにアイゼンを着脱すべきなのでしょうが、雪渓のインターバルが短いときはついつけたまま通ってしまいましたが、岩の上を歩くと歯を傷めそうでヒヤヒヤしました。
雪渓の勾配はかなり急で、滑落するとどこまでも落ちていきそうです。滑ってもなるべく止まれるように端の方を歩こうとすると踏み抜きがちになり、あまりペースは上げられません。どうせならもっと雪がしっかりしている時の方がどんどん進んでいけそうな気がします。雪の上を歩いているのに体が熱くなり、ときどき雪渓に空いたトンネルから吹き下ろす冷たい風が気持ちよいほどでした。下界からはそんなに雪は残っていないように見えたのですが、雪渓はかなりの長さで続いていて、錫杖清水があるはずの場所もいつの間にか通り過ぎていました。ここでの給水を期待して、1リットルのペットボトルの水しか持って行かなかったので、帰りは我慢できず沢の水で渇きをいやすことに。
雪渓は結局鳥海山頂直前のあたりまで続いていました。そこにはミチノクコザクラが咲いていて、振り返ると谷間の下に弘前の街が良く見えました。鳳鳴ヒュッテあたりではスカイラインからのコースと合流したので、一気に道が混み、のんびりすすんで頂上へ向かいます。
頂上からの360°の展望を堪能しながら昼食を取り、一息入れた後で下山しました。雪渓を靴でズズズズッと滑り下りるのは爽快でしたが、ときどき下から水音がしてヒヤッとしました。ここで朝会った子供たちを連れたグループがここを登っているのに遭遇し、子供たちが普通の長靴で雪渓を進んでいたので心配になりました。ベテランの人はアイゼンなしでも大丈夫なのかもしれないけれど。
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