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Yamareco

記録ID: 702943
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳【一ノ沢登山口-常念岳-一ノ沢登山口】

2015年08月21日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.2km
登り
1,645m
下り
1,644m

コースタイム

日帰り
山行
7:33
休憩
0:53
合計
8:26
7:29
15
スタート地点
7:44
7:44
44
一ノ沢登山口
8:28
8:28
19
王滝ベンチ
8:47
8:47
70
エボシ沢
9:57
9:57
40
最終水場
10:37
10:37
2
常念乗越
10:39
11:18
62
常念小屋
12:20
12:22
42
常念岳
13:04
13:04
149
常念乗越
15:33
15:45
10
一ノ沢登山口
15:55
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢登山口の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
雨で滑りやすくなっていました。
駐車場から登山口までの林道にサルの群れが。
一ノ沢登山口駐車場
平日なので、車は少ないです。
そらは明るいですが、空はガス、そして雨、先行きが不安です。
2015年08月21日 07:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 7:29
一ノ沢登山口駐車場
平日なので、車は少ないです。
そらは明るいですが、空はガス、そして雨、先行きが不安です。
一ノ沢登山口
しばらく林道を歩いて、登山口に到着しました。ここから登山道です。
2015年08月21日 07:44撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 7:44
一ノ沢登山口
しばらく林道を歩いて、登山口に到着しました。ここから登山道です。
一ノ沢登山口
平日なので、遭対協の方はいませんね。
2015年08月21日 07:44撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 7:44
一ノ沢登山口
平日なので、遭対協の方はいませんね。
山の神
今回の安全を祈願します。
2015年08月21日 07:54撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 7:54
山の神
今回の安全を祈願します。
大滝
ベンチの名前は王滝ですけど。登山道が冠水していて滝みたいになっていました。
2015年08月21日 08:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 8:28
大滝
ベンチの名前は王滝ですけど。登山道が冠水していて滝みたいになっていました。
エボシ沢
ガスっていて周りはほとんど見えません。
2015年08月21日 08:47撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 8:47
エボシ沢
ガスっていて周りはほとんど見えません。
エボシ沢
立派な階段です。
2015年08月21日 08:48撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 8:48
エボシ沢
立派な階段です。
胸突八丁
ついに胸突八丁まで来ました。どのくらい厳しいのでしょうか?、少し楽しみです。
2015年08月21日 09:40撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/21 9:40
胸突八丁
ついに胸突八丁まで来ました。どのくらい厳しいのでしょうか?、少し楽しみです。
胸突八丁
斜面をトラバースしていきます。それほど勾配はきつくないですね。
2015年08月21日 09:47撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 9:47
胸突八丁
斜面をトラバースしていきます。それほど勾配はきつくないですね。
最終水場
好天であれば、この水場はどれほどありがたいことでしょう。でも、今日の水の消費は少な目です。
2015年08月21日 09:57撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 9:57
最終水場
好天であれば、この水場はどれほどありがたいことでしょう。でも、今日の水の消費は少な目です。
第一ベンチ
休憩ポイントですが、最終水場からそんなに歩いていないので、休憩せずにパスします。
2015年08月21日 10:06撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:06
第一ベンチ
休憩ポイントですが、最終水場からそんなに歩いていないので、休憩せずにパスします。
第二ベンチ
ここも第一からそれほど離れていませんが。
2015年08月21日 10:19撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:19
第二ベンチ
ここも第一からそれほど離れていませんが。
第三ベンチ
かなりこまめに休憩ポイントがあります。
2015年08月21日 10:26撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:26
第三ベンチ
かなりこまめに休憩ポイントがあります。
常念乗越の少し下
森林限界を越えました。空は明るいのですが、雨はやみそうにありません。
2015年08月21日 10:34撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:34
常念乗越の少し下
森林限界を越えました。空は明るいのですが、雨はやみそうにありません。
常念乗越
稜線に出たらいきなり風が!!
レインウェアの中がビショビショなので、寒さがこたえます。
2015年08月21日 10:37撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:37
常念乗越
稜線に出たらいきなり風が!!
レインウェアの中がビショビショなので、寒さがこたえます。
常念乗越
常念岳方面ですが、先が全く見えません。さらに、向かう人も、降りてくる人もいません。
2015年08月21日 10:37撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 10:37
常念乗越
常念岳方面ですが、先が全く見えません。さらに、向かう人も、降りてくる人もいません。
常念小屋
とりあえず、常念小屋に避難。暖かいラーメンをいただきました。ビショビショのシャツを脱ぎ、着替えて、身体を休めます。
2015年08月21日 10:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/21 10:39
常念小屋
とりあえず、常念小屋に避難。暖かいラーメンをいただきました。ビショビショのシャツを脱ぎ、着替えて、身体を休めます。
常念小屋
テントを張るかどうか迷いましたが、この天気、着替えなどを考えると、明日が持ちそうにありません、自分的に。
今日に下山することにして、とりあえず、常念岳頂上を目指します。
2015年08月21日 11:18撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 11:18
常念小屋
テントを張るかどうか迷いましたが、この天気、着替えなどを考えると、明日が持ちそうにありません、自分的に。
今日に下山することにして、とりあえず、常念岳頂上を目指します。
常念岳への登山道
ガスってて、風が強くて、雨もバチバチ降ってて、写真を撮る気も起きずに、三股までの分岐まで上がってきました。
2015年08月21日 12:08撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 12:08
常念岳への登山道
ガスってて、風が強くて、雨もバチバチ降ってて、写真を撮る気も起きずに、三股までの分岐まで上がってきました。
常念岳への登山道
頂上方面を撮ってみましたが、何を撮っているのか、わかりません。
2015年08月21日 12:12撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 12:12
常念岳への登山道
頂上方面を撮ってみましたが、何を撮っているのか、わかりません。
常念岳への登山道
常念岳から降りてくるパーティとすれ違いに話を交わして、歩き出そうとしてふとガスの中を見ると、ライチョウが!!
遠くてだいぶ見にくいですが。ラッキー。
2015年08月21日 12:16撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
8/21 12:16
常念岳への登山道
常念岳から降りてくるパーティとすれ違いに話を交わして、歩き出そうとしてふとガスの中を見ると、ライチョウが!!
遠くてだいぶ見にくいですが。ラッキー。
常念岳頂上
到着しました。眺望はゼロ。
最悪のコンディションです。
2015年08月21日 12:20撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/21 12:20
常念岳頂上
到着しました。眺望はゼロ。
最悪のコンディションです。
常念岳頂上
お宮にお参りして。
2015年08月21日 12:21撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/21 12:21
常念岳頂上
お宮にお参りして。
常念岳頂上
頂上標柱の写真をとって、すぐさま下山します。
2015年08月21日 12:21撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 12:21
常念岳頂上
頂上標柱の写真をとって、すぐさま下山します。
常念岳頂上
常念小屋が見えました。(写真中央、ちょっと右)
2015年08月21日 12:57撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 12:57
常念岳頂上
常念小屋が見えました。(写真中央、ちょっと右)
常念乗越
風と雨による寒さにかなり参りました。常念小屋で着替えてなかったら、かなりまずかったかも、と胸をなでおろしました。
さて、これから一気に下山します。
2015年08月21日 13:04撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/21 13:04
常念乗越
風と雨による寒さにかなり参りました。常念小屋で着替えてなかったら、かなりまずかったかも、と胸をなでおろしました。
さて、これから一気に下山します。
胸突八丁
降りてきましたね。ここからが長いけど。
2015年08月21日 13:44撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 13:44
胸突八丁
降りてきましたね。ここからが長いけど。
エボシ沢
登山道の石が濡れていて、疲れもあって、何回かすっ転びました。テントや食料など、結構な重量担いでいるので、疲れが足にきています。
2015年08月21日 14:32撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 14:32
エボシ沢
登山道の石が濡れていて、疲れもあって、何回かすっ転びました。テントや食料など、結構な重量担いでいるので、疲れが足にきています。
下山道
雨で登山道が冠水しています。川の水も増えていて、朝とは全然違います。
2015年08月21日 14:50撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/21 14:50
下山道
雨で登山道が冠水しています。川の水も増えていて、朝とは全然違います。
一ノ沢登山道
降りてきました。雨はやんでいます。
2015年08月21日 15:33撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/21 15:33
一ノ沢登山道
降りてきました。雨はやんでいます。

感想

昨年断念した常念岳に再チャレンジしたくて、一ノ沢から常念乗越まで登って常念岳に登るプランを立てました。それだけではもったいないので、常念小屋にテント泊して、翌日は大天井岳をピストンして、また一ノ沢経由で下山するプランでした。
天気は曇りのち晴れ、ということだったので、徐々によくなるだろう、なんて安易に考えて家を出ました。

朝から雨が降っていて、レインウェアを着込んで雨対策をして出発しました。
しばらくは林道歩きが続き、トイレなどがある一ノ沢登山口を過ぎ、なだらかな沢沿いの登山道を高度を稼いでいきます。

沢を何度かわたり、胸突八丁の階段に取り付き、常念乗越に向けてひたすら登り続けます。
雨がずーっと降っていて、一度だけ太陽が見えた時もありましたが、やむ気配はありませんでした。
乗越に近づいてくると、樹林は少なくなり、森林限界が近いことがわかりました。そして、稜線から吹き降ろす、風がちょっとずつ強くなってきました。

常念乗越に到着すると、案の定、穂高方面からの風が強く、レインウェアの中で蒸れて濡れたウェアがどんどん冷えていくのを感じました。
とりあえず、常念小屋に飛び込み、濡れたシャツを脱ぎ、新しいシャツに着替えました。そして、あたたかいラーメンをいただき、しばらく休憩をしました。
これからどうしようかと考え、小屋の人に明日の天気を聞いても、あまり良くならなそうだったので、テント泊を諦め、今日中に下山することにしました。

そうとなれば、さっさと常念岳に登らなくては、と、常念小屋を後にしたのでした。

ガスった稜線のつづら折りの登山道を歩くと、松本側を向いているときは追い風なのでいいのですが、穂高側を向くと、風が強くて、雨がフード内に吹き付けてきて、苦労をしました。
下ばかりみて歩かざるを得ないので、ルートもわかりづらく、苦労しました。

三股への分岐点を過ぎたあたりで、頂上から降りてくる女性二人のパーティとすれ違い、話を交わして、歩き出そうとしたとき、ふと、ガスの中に目をやると、ハイマツの中にある岩の上に、鳥の姿が!!
この悪天候のおかげで、ライチョウが姿を見せてくれました。これだ今回の山行の最高の思い出になりました。

常念岳頂上に着いても、景色はまったくなく、風と雨で寒いしで、数分滞在しただけで、下山を開始しました。

あとは、ひたすら降りるだけです。ただ、石が濡れていて、とても滑りやすく、思うようにペースを上げられず、苦労しました。
常念乗越まで戻ってきたとき、乗越の先のピークの上を飛ぶライチョウの姿を見ることができました。

稜線から降りて、一ノ沢沿いにどんどん降りていきましたが、ぬかるんでいたり、石が濡れているので、何度かすっ転び、傷だらけになりながらなんとか下山しました。

今回は、天気を甘く見たという失敗に尽きます。あと、着替えの大切さを身をもって体験した山行でした。
テントと1泊分の食料がまったくの荷物になりました。(あの重量での日帰りコースはきつかった。)
でも、行きの深夜の林道でイノシシと並走(車の前をイノシシが数十メートル走った。)したり、ライチョウを見れたり、一ノ沢登山口から駐車場までの林道にサルの群れがいたりと、動物に出会う楽しみがありました。

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利用交通機関: 車・バイク
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
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