十勝岳 → 富良野岳 吹上温泉から

2024年07月11日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.9km
• 登り: 2,001m
• 下り: 2,001m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:25
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:25

4:45 吹上温泉白銀荘
5:15 5:20 吹上温泉分岐
5:40 十勝岳避難小屋
6:20 昭和火口
6:55 7:05 十勝岳
7:30 大砲岩
7:40 7:45 上ホロカメットク避難小屋
7:55 8:00 上ホロカメットク山
8:10 上富良野岳
8:40 三峰山
9:20 縦走路分岐
9:40 9:55 富良野岳
10:10 縦走路分岐
10:50 10:55 上ホロ分岐
11:15 三段山分岐
12:05 12:20 三段山
13:10 吹上温泉白銀荘

13:20 白銀荘 14:20

天候

晴れ、上の方は割とガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吹上温泉は札幌方面から来るなら道央道の三笠ICあたりで出て桂沢湖経由で約2時間です。色々便利な旭川からは、かの有名な青い池経由で約1時間。自分はこの日は道の駅びえい 白金ビルケで前泊。ここからだと吹上温泉までは約20分という好立地です。
吹上温泉には白銀荘、キャンプ場、登山等の用途の大駐車場があり、あれはおそらく合計で100台ぐらいの規模。トイレや靴洗い場も併設していますし、白銀荘では吹上温泉を堪能出来る日帰り入浴も可能です！道中には未舗装路もありませんし、総じて豪勢な登山口だと思いました！

コース状況／危険箇所等

特に問題のあるような箇所は無いと思います。
登山道上に雪がある箇所はありませんでしたし、割とどこでも人を見かける状態で、ヒグマが出て来れるような雰囲気とも思いませんでした。
一応、十勝岳は噴火警戒レベルによっては歩けるコースが変わりますのでちょっと注意です。62-2火口からは雲みたいな煙が上がり続けていて、風向きによってはこれもまた注意。
なお今回富良野岳から吹上温泉に戻るにあたっては三段山を経由しているのですが、これは下山したと思ったあたりから再度稜線に登り返すようなものなのでなかなかハード。もちろん十勝岳温泉から車道を歩いて戻ることも可能なので、コンディションによってはその選択もあると思います。

その他周辺情報

ここから登山をしたなら白銀荘の日帰り入浴の一択だと思います！もちろん車を移動させずにそのまま入ってこれます！
平日でしかも時間もまだ早かったこともあってか白銀荘はガラ空き。いやぁ、ほんと快適な露天風呂で最高でしたね〜。もっと寒い時期にも来てみたいものです。何なら登山じゃなくてこのお風呂に入るだけという目的でも全然アリ、それぐらい素晴らしかった！

写真

7/10 14:37

前日に上富良野町の見晴台公園に立ち寄ってみました。
ここお気に入りスポットです！

7/11 4:41

吹上温泉の朝

7/11 4:45

出発します！

7/11 4:55

すぐに開けました

7/11 4:59

めっちゃ煙出てるな

7/11 5:02

今日のゴールの富良野岳

7/11 5:03

すごい毛だなと思った花はイワブクロ。十勝岳が花の百名山で紹介されている花です

7/11 5:07

ダイヤモンド美瑛富士

7/11 5:21

ここからはまっすぐ登るだけに見える

7/11 5:38

十勝岳避難小屋の脇を抜けていきます

7/11 5:48

ゴロゴロしてきました。見た目よりは歩きやすい

7/11 5:50

だいぶ登ってきました

7/11 6:05

これはかつて何かが流れたのかな

7/11 6:16

ものすごい様相の山が見えてきた

7/11 6:17

今日は遠望はちょっと難しそう。と言うかガスってきそう・・・

7/11 6:20

平らなところまで上がってきました

7/11 6:22

昭和噴火口。この縁に上がってきたというわけでした

7/11 6:23

十勝岳。それにしてもすごい様相だと思いました。
何しろ生物の気配が乏しい！これは異世界と言われても仕方ない

7/11 6:25

昭和噴火口側だけちょっと草が生えている

7/11 6:25

その煙のエネルギー源を想像すると自分がちっぽけに思える！

7/11 6:32

十勝岳が迫ってきました

7/11 6:36

なぜか残雪はチョコチップアイスみたいになってる

7/11 6:38

遠くからも見えていたシワの脇を登っていく。これすごいな

7/11 6:43

この風景は他の山ではちょっと記憶に無い！

7/11 6:49

富良野岳。あっちは普通に青々としている

7/11 6:49

もう一登り！

7/11 6:58

十勝岳に到着です

7/11 6:58

登ってきた方面。62-2火口。煙すっご！

7/11 7:07

一息ついてから出発

7/11 7:26

これまたすごい様相の十勝の稜線。左右で色が違う

7/11 7:33

写真右側、北西面はこんな有り様ですが

7/11 7:34

写真左側、南東面は割と緑が敷き詰められている

7/11 7:36

迫ってきたのは上ホロカメットク山。絶妙な空色もあって、息を呑む美しさで佇んでいました

7/11 7:41

上ホロカメットク山避難小屋。小綺麗です

7/11 7:43

小屋から少し登り返して

7/11 7:55

上ホロカメットク山に到着です。一服

7/11 8:06

次に見えてきたのは上富良野岳。これまた美しい

7/11 8:12

上富良野岳。立派な標識があります

7/11 8:12

あの左に見えているのが三段山ですかね。今日あとで向かいます

7/11 8:13

上ホロカメットク山。神々し過ぎる

7/11 8:18

次は三峰山ですがぼちぼちガスが・・

7/11 8:33

三峰山への登り

7/11 8:37

ここはお花畑です。さっきまであんな異世界だったのに

7/11 8:39

三峰山はガスの中

7/11 9:02

しばしガスの稜線を歩いて

7/11 9:21

富良野岳分岐です。ここから富良野岳をピストンします

7/11 9:26

何となく晴れてきそうだけど、どうかな

7/11 9:38

大丈夫そう

7/11 9:40

富良野岳に到着です

7/11 9:42

富良野の夏。しばしゆっくりと雲の流れを眺めて休憩していました

7/11 10:09

左の方面に降りていくわけなのですが・・・

7/11 10:28

案の定ガスの中へ

7/11 10:59

降りてきました

7/11 11:08

あれは夫婦岩。さっき上からも見えていましたね

7/11 11:11

下山完了したような雰囲気の道を歩いて

7/11 11:14

ここから三段山へ登山開始です

7/11 11:37

三段山へは今日一の激坂でした。ここに来てこれは辛い！

7/11 11:58

もうちょっと

7/11 12:07

三段山に到着です。しんどかったー！

7/11 12:18

ここからの展望はけっこう気になっていたのですが、ちょっとガスってしまったのでまた来ます！

7/11 12:33

あとは降りるだけ

7/11 12:44

あっちの方すごかったなー

7/11 13:09

キャンプ場の裏手に戻ってきました。よし、風呂だ！

7/11 14:59

上富良野町に戻ったので今度は日の出公園に立ち寄ってみました。流石、ラベンダーなど花が見事なのですが

7/11 15:03

個人的にはこっちが気になっていました。しかしちょっと薄すぎですねー。まぁまた来ます！

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

Tシャツ 長袖インナー ジャケット ズボン タイツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 ネックウォーマー 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 簡易浄水器 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ

感想

moono

十勝岳に登ったのは2016/05/01、もう8年以上前になりますがその際は見事な大快晴で白銀の世界を堪能したものです。それはそれで満足していたのですが、ただ全面氷雪の風景であって、十勝岳が火山であるという雰囲気は全く感じ取れなかったので今度は無雪季にも来るしかないな！と長いことTODOになっていました。今回ようやく機会が回ってきたので、ちょっと欲張りコースで歩いてみた次第でした。
今度はしっかり多くの色が見れましたねー！昭和火口のあたりに登ってきた時はこれは異世界だと思いましたし、稜線の風景には足が止まりました。十勝岳はあんな様相なのに、上ホロカメットク山の方へ行くと割と緑が広がってきて、富良野岳の方まで来るとすっかり富良野の雰囲気に・・・。欲張りなコースでした！
それにしても今回TODOが消化出来たかというと微妙なところで、今回歩いた箇所でもう少し晴れ渡って欲しかった箇所もありますし、でも美瑛岳の方面も気になっているのでむしろプラスな気がしています！また絶対来ることになるなと確信しています。