8月下旬の至仏山は秋への移ろい。

2015年08月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 721m
• 下り: 721m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:10

9:50 鳩待峠
10:20 オヤマ沢田代
12:15 小至仏山
13:05 13:40 至仏山
14:30 小至仏山
14:55 オヤマ沢田代
16:00 鳩待峠
16:00 ゴール地点

天候

晴れのちガスガス。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・マイカーで入れるのは戸倉まで。
・戸倉で有料駐車場に停める（1日1000円）
・乗り合いタクシーで鳩待峠へ（片道930円）

コース状況／危険箇所等

・前半は樹林帯。危険箇所ありません。
・オヤマ沢田代あたりから木道と階段。
・中盤過ぎから蛇紋岩の大岩が出てきます。濡れていると非常に滑ります。
・小至仏山〜至仏山、岩場のアップダウン。

その他周辺情報

片品村　ほっこりの湯：http://www.hokkorinoyu.com/#id30
・こじんまりした日帰り湯

写真

8/22 9:51

スタート時間が遅いため、周回はやめて鳩待峠からのピストンです。
では出発〜

8/22 9:56

スタート時、頭上は青空でした。

8/22 9:57

がんばれ！青空！
このまま晴れてくれ〜

8/22 10:00

「なんか、咲いてるよ(・・)」
アリドオシランではないかと…。
レッドリストになっている県もあるようです。

8/22 10:07

ツル状だったので、ツルリンドウ。

8/22 10:14

マイヅルソウの実。

8/22 10:16

ほとんど人に会いません。
静かな登山道。

8/22 10:17

ヤマハハコ。
山頂部では見られませんでした。

8/22 10:24

ma「おいしそう〜」
タケシマランの実。

8/22 10:26

所々で階段あります。

8/22 10:31

遠くに青空が見えますが、頭上は徐々に雲。

8/22 10:36

三角形の笠ヶ岳が遠方に。

8/22 10:37

道端はニガナと…

8/22 10:39

ノアザミ。

8/22 10:39

ダケカンバの立派な大木。
cli「青空だったら映える木だわ」

8/22 10:41

至仏山まで2.5km。
ぐったりしているわけではないです。

8/22 10:41

ミヤマシシウド。

8/22 10:42

終盤のオニシモツケ。

8/22 10:44

青空が見えますが、山頂部はすでに雲隠れ。
とりあえず進もう！

8/22 10:49

お♪
最初のお花畑にはイワショウブ。

8/22 10:49

花が増えてきてテンションアップ(^^

8/22 10:50

ツリガネニンジンに・・・

8/22 10:50

トリカブト。

8/22 10:51

ムラサキタカネアオヤギソウ。

8/22 10:52

尾瀬ヶ原と燧ケ岳。
あまりはっきり見えませんな〜

8/22 10:53

タカネトウウチソウ。
（高嶺唐打草）

8/22 10:53

こんなに黒い雲出てた？
ドラマチックモード撮影でした(^^;

8/22 10:53

風にそよぐイワショウブ。

8/22 10:55

タカネヒゴタイ。

8/22 10:55

見られると思わなかったウメバチソウ。
本日第一号♪

8/22 10:57

来た道を振り返って。

8/22 10:57

cliさん、張り切って登る。
バックに尾瀬ヶ原と燧ケ岳がちょいと見えたり。

8/22 10:58

風にそよぐハクサンシャジン。

8/22 11:02

小至仏山方面。
針葉樹林も美しいもんです。

8/22 11:05

ギンちゃん最終形。
ちょい気味悪目玉おやじ。

8/22 11:14

オヤマ沢到着。
水場があります。

8/22 11:21

オヤマ沢田代。
広々とした湿原です。
（これもドラマチックモード）

8/22 11:23

タテヤマリンドウ。

8/22 11:23

キンコウカ。

8/22 11:24

湿原を黄色く彩ります。

8/22 11:25

「モウセンゴケはいるかな？」
じっと観察中。

8/22 11:27

点在するイワショウブ。

8/22 11:28

気持ちの良い湿原です。
草紅葉チックですが、黄色いのはキンコウカ。
カメラによって色合いが変わるので。

8/22 11:28

フリルがかわいいイワイチョウ。

8/22 11:35

ホソバコゴメクサ。

8/22 11:35

ちょっとだけ見られたハクサンフウロ。

8/22 11:44

ベンチで小休止。
そして再出発。

8/22 11:50

岩場が増えてきました。
ガスってきました。

8/22 11:58

ShuMaeさん(^^♪
お鼻がくるりんとしたのがミヤマホツツジです。

8/22 11:59

ホソバコゴメクサ。
やっぱりかわいい花。

8/22 12:00

チングルマの果穂はあちこちに。
花の頃に来てみたい。

8/22 12:01

まだまだ階段。
お花を探しながら登ります。

8/22 12:02

イワイチョウ。

8/22 12:02

masa、花を撮るの図。

8/22 12:03

ヒメシャジンその1

8/22 12:04

ヒメシャジンその2

8/22 12:06

次第にウメバチソウが増えてきました。

8/22 12:08

変種？
葉の形が独特なウスユキソウ。

8/22 12:10

イブキジャコウソウ。
触って香りを嗅いで。

8/22 12:11

いいね〜
ウメバチソウ♪

8/22 12:13

岩の隙間からド根性ウメバチソウ。

8/22 12:14

やっと小至仏山。
もうお昼の時間ですが、山頂を目指す。

8/22 12:16

おばちゃんもピースが好き♡

8/22 12:21

ウメバチソウを愛でながら・・・

8/22 12:27

岩場を進む。
cli「なかなか面倒な道だわ(^^;」

8/22 12:28

タカネツメクサ。

8/22 12:32

花びらに深い切れ込み タカネナデシコ。

8/22 12:33

ガスガスやん・・・
山頂はどこですか・・・

8/22 12:37

キンロバイのお花畑。
尾瀬では至仏山のみで見れるらしい。

8/22 12:48

ヒメシャジン。
しおれた花もあれば、これからのつぼみも。
まだまだ楽しめます。

8/22 12:53

バッタさん こんにちは。

8/22 12:56

ホソバヒナウスユキソウが咲き残っていてくれました。
ギリギリ？

8/22 12:57

こんな水たまりも随所に（汗

8/22 13:03

雨露でしおれ気味のタカネナデシコは終盤。

8/22 13:38

至仏山山頂です〜
ガスの中、頑張った！

8/22 13:18

上段カリフォルニアロールと下段太巻き。
カラフルミニトマト。わかめスープ。
作り過ぎた(^^;

8/22 13:42

下山中に・・・
見頃のホソバヒナウスユキソウ！
すでに枯れた花ばかりの中、凛と一輪。
蛇紋岩のある谷川岳と至仏山にしかありません。

8/22 13:47

下山中。
蛇紋岩はツルツルなので足元注意。

8/22 13:48

ジョウシュウキバナノコマノツメ。
ひっそりの咲いていました。

8/22 13:49

スッキリ晴れることはなかったけど、これも至仏山です。
楽しみました。

8/22 14:02

今日はウメバチソウ堪能でした。

8/22 14:03

たまにガスが切れて、稜線が見える。

8/22 14:05

ヒメシャジンの咲く斜面。

8/22 14:05

花を愛でながらぶらぶらと。

8/22 14:21

振り返ったら、至仏山がやっと見えました。

8/22 14:24

はい、ポーズ。

8/22 14:30

時間も時間なので、さすがに誰もおりません。
お気楽に歩けました。

8/22 14:31

稜線の下山道。

8/22 14:33

イワショウブを上から。

8/22 14:36

咲き始めのイワショウブはハナネコノメに似てる。

8/22 14:46

エゾシオガマ。

8/22 14:48

ベンチまで戻ってきました。
ma「疲れた〜」

8/22 14:54

オヤマ沢田代。
masaが何としても捉えたいもの。

8/22 14:56

モウセンゴケ〜(^^

8/22 14:56

苦戦しましたが、ようやく納得いく画をゲット♪
cli「モウセンゴケ好きねぇ〜」

8/22 14:59

カラマツソウ。

8/22 15:15

霧雨が…
さあ、下山急ぐよ〜

8/22 15:57

16時下山完了です。
鳩待峠も人はまばらでした。

8/22 16:08

帰る前に、花豆ソフトをいただきます(^^
練りこまれた花豆の素朴な甘みが、ミルクと合わさって絶妙なハーモニーでした。

撮影機器：

E-PL3 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

masataro

そろそろ広い空が見たいとのこと。
沼田方面へ車を走らせます。
いくつか選択肢がありましたが、悩んだ挙句、尾瀬方面へ。
車道のメロディーラインが「夏が来れば思い出す〜♪」
とお出迎えしてくれます。
沼田あたりは青空が広がり、良かったね〜と話していましたが、まあご覧のとおりでした。
曇天男masataro、本領発揮！（涙
それでも何年かぶりに訪れた至仏山は新鮮でした。
初至仏山の時はそれこそ花の名前もよく分からず、ただ登った！という感じです。
ヤマレコの記録はありますが、感想は無く写真のアップだけ(^^;
今回はいろいろと再確認ができた気がします。
登山道もあまり記憶になかったし。
花を求めて行くには今の時期ではないと思いましたが、逆に人が少なければそれはそれで私たち的にはOK。
実際、ピーク時と比較したら登山者はかなり少なかったと思います。
少ないと思われた花についても、イワショウブ、ヒメシャジン、ウメバチソウといった花たちがところ狭しと咲き競っているのはさすが至仏山でした。
そろそろ、ウメバチソウが活躍する時期になるのですね。
山頂部がガスで眺望が無いこともあって、花の観察に夢中。
そのせいか、山頂へ着いた時は13時と、お昼の時間を過ぎてしまいました。
ようやく山頂にたどり着いても、視界ゼロのせいで喜びは今一つ。
「花は見られたけど、山頂まで歩く意味あったかね？」
とつぶやくmasaにcliさんが一喝。
「こういう時こそ、山頂まで登るのよ！」
いつにない凛とした態度に、感心するmasaでした。
最終バス（乗り合いタクシー）が17時10分とのことで、帰りはなるべく急ぎ。
と言いながらも、ホソバヒナウスユキソウを発見して小躍り（笑
ついでいうと、湿原でもモウセンゴケを何とか撮影しようとして停滞…
花を見つけるたびに足が止まってしまう私たちでした。
それでも、16時に鳩待峠に到着できました。
あとはのんびりと花豆ソフトを堪能です。
下山後のソフトクリームはやっぱり別格でした♪
「初回（数年前）もこんなに時間かかったかね？」
あまり進歩してないように感じた今回の山行ですが、花の撮影にかけた時間が全然違うことは疑うことのない事実でしょう（笑
やはり、尾瀬はいいところだということを再認識。
また機会を見つけて訪問したいと思います。

コメント

てるさん

喧騒も過ぎて・・・。
cliさん、masaさん、こんばんは！

今年の夏、ヤマレコで色々見させて頂いた尾瀬ですが、だいぶ空いてきたようで、、、。時差出勤の影響もあるのかな？
私は遡る事30数年前、初めて尾瀬を訪れたのがちょうど今の季節。この日のように垂れ込めた雲の中を歩いた記憶があります

喧騒は過ぎたけど、相変わらずの花の山
今回も貴重な花も見せて頂きました

あまり進歩していない？
おっしゃる通りこれだけの花を撮るとなると結構な時間になりますからね。特にピントが合わず時間ばかりが過ぎてネ！

なお、おじさんも人のいない山では密かにピースで自撮りデス！
（さまにならないので掲載しないけどネ ）

お疲れ様でした

masataro

Re: 喧騒も過ぎて・・・。
teru-3さん、お久しぶりですね

時差出勤ですか
確かに、下山する方々と多くすれ違いました。
どうやら皆さん、山の鼻あたりでご宿泊されていたのではないでしょうか。
朝6時に家を出た私たちは余裕かまし過ぎですかね
天気が今一つだったことも一因かもしれませんが、かなり静かな至仏山でした。
これで天気が良かったら最高だったのですけど…
下山中のハイカーさんに
「この先、エーデルワイスが咲いてるよ！」
と言われ、探しては見るもののしおれた花ばかり。
やけくそでエーデルワイスを歌いながら歩いていた私です
最後に見られて良かったですよ
至仏山はCTどおりに歩けないと気付いた今日この頃です

clione

前々から行きたいと連発していたら…
teru-3さん おひさしぶりですね
「尾瀬行きたいなあ〜でも混んでるよなあ〜」
花真っ盛りの時期はさすがにね…
数年前の記憶はすっ飛んでいるので
ほぼ初めての山の感覚で楽しかったです。
お花もたくさん見れたし

このちょっとずらした時期はどこも空いているのではないでしょうか？
帰りの高速もすんなり帰ってきましたよ

FRESCHEZZA

尾瀬ヶ原はどこや〜？
小吉女さん、masataroさん、こんばんは〜

お天気は残念でしたが、ウメちゃんもコゴメグサちゃんもカワユイですね
更に人が少ないのが何よりでしたね

尾瀬はいいですよね
ハイシーズンが終わった尾瀬、おっさんもピースをしにまた行きたくなりました

masataro

尾瀬ヶ原ありませ〜ん
FREさん、こんばんは

思いつきに近い、いきなり至仏山でした。
尾瀬ヶ原も行きたかったのですが、時間が無理でしたね。

夏休み終盤につき、ファミリーハイクも少なかったようです。
花がいっぱいのハイシーズンも気にはなりますが、今回のようにじっくり写真は撮らせてもらえないでしょうね。
人の少ない季の狭間を狙って訪問するのが私たちらしいかと

cliさん曰く、今度来るときはアヤメ平だそうな。
FREさんのレコを参考にさせていただきます

clione

次回はロマンチックが止まらないアヤメ平
フレちゃん 毎度です。
空を見ながら迷いに迷って尾瀬へ。そして至仏山へ。
急に決めた山で、こんなに時間のかかる山だとは記憶していなかったので、
降りてきて時間があればアヤメ平も行こう
…なんて思っていたけど無理無理
次回に持ち越し

年に１回は尾瀬へ。
日帰りできることがわかったのでまたピースをしに行きます

odax

秋の気配
　masa＆cliさんこんばんは。
　随分メジャーなとこ行きましたね〜 。でも、時差出勤とは考えましたね 。
　尾瀬ヶ原と至仏。水芭蕉の時期、誘われて借り物のザックと靴で訪れ、後に山登りにのめり込むきっかけを与えてくれた場所ですが、なんと今だ再訪なしなんです〜（←超不義理！）
　ホソバヒナウスユキソウ、まだ残ってるんですね 。うまくゲットできラッキーでしたね 。
　ウメバチソウ、いいですよね 。初秋で最も好きな花 の一つです。
　イワショウブ、花 もいいですが、彩づく実もいいですよね。

　おお、夏山のないまま秋がきてしまう、と焦っている odaxでした

PS：masaさんにも言いましたが、”オダ”先輩とカナ書きすると、どうも間が抜けた感じ がします。そこで、カナ書きする場合は長音を追加して、”オーダ”としてください 。ちょっとForceを感じる名前 になります。

clione

イワショウブの実
オダ先輩 こんばんは
私もイワショウブの赤い実の群落も好きです
至仏山は季節が春夏秋が一緒になる日があるみたいですね。

夏は散々汗の噴き出す山に行ってきたので、
秋が待ち遠しいです…
でも今年は秋山行けるのかなぁ〜

ぜひ！至仏山へ！
見るものがすべて新鮮なはずです

masataro

Re: 秋の気配
odaxさん、おはようございます。
何せ、急に決まった至仏山だったもので、今の時期に何が咲いているか
良く分からず登った次第。
他の山でちらっとウメバチソウの名を聞いてはいましたが、ここで盛んに咲いている
とは思ってもみませんでした。
ウメバチソウを眺めながら、odaxさんが見たら喜ばれるだろうなぁと
思ったのは言うまでもありません
山登りを始めるきっかけが尾瀬なんですか。
私たちもそれに近いものがあるかも
義理を果たすべく再訪しないといけませんね
夏がだめでも次は秋があります。
秋を頑張りましょう！