ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 70352
全員に公開
ハイキング
奥秩父

サカリ山、泉水十文字、丸川峠

2010年07月10日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:56
距離
26.9km
登り
2,359m
下り
2,121m

コースタイム

8:11川久保バス停-8:51取り付き地点-9:45中指山-10:37追分-11:11サカリ山-
11:42ノーメダワ-12:04小室川12:20-13:15大菩薩北尾根-13:57大黒茂谷-
15:48泉水十文字-16:11丸川峠-17:09大菩薩峠登山口バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
川久保バス停
ホタルブクロ
オカトラノオ
ヤマオダマキ
最初は尾根の末端から歩こうと思っていました。が、取り付き地点を見るとちょっと歩きにくそうだったので日和って林道から回りこんで途中から歩くことにしてしまいました。
最初は尾根の末端から歩こうと思っていました。が、取り付き地点を見るとちょっと歩きにくそうだったので日和って林道から回りこんで途中から歩くことにしてしまいました。
天平尾根、飛龍山がみえた。右端のほうには雲取山も
天平尾根、飛龍山がみえた。右端のほうには雲取山も
中指山
ネジキ?の花が散ってあちこちに落ちてました
中指山
ネジキ?の花が散ってあちこちに落ちてました
うっすらとスズタケが生えてるあたりを通り抜け、右側にモノレールが見えてきたらもうすぐ追分
うっすらとスズタケが生えてるあたりを通り抜け、右側にモノレールが見えてきたらもうすぐ追分
鷹ノ巣山から雲取まできれいにみえる
鷹ノ巣山から雲取まできれいにみえる
追分から尾根伝いにあるきサカリ山に向かう。途中のスズタケはそんなに濃く生えているわけではないが、踏み跡はほとんど無い状態だし歩きにくい。日も入りにくく雰囲気は暗い。
追分から尾根伝いにあるきサカリ山に向かう。途中のスズタケはそんなに濃く生えているわけではないが、踏み跡はほとんど無い状態だし歩きにくい。日も入りにくく雰囲気は暗い。
バイカツツジ
サカリ山
サカリ山から西側に降りるほうは明るく比較的踏み跡もはっきりしている。途中ササヤブが濃い箇所もあるが、その区間はそんなに長くはない。
サカリ山から西側に降りるほうは明るく比較的踏み跡もはっきりしている。途中ササヤブが濃い箇所もあるが、その区間はそんなに長くはない。
途中の鞍部から大菩薩丹波山道に降りた
途中の鞍部から大菩薩丹波山道に降りた
ノーメダワ
ノーメダワから大菩薩嶺とその北尾根を眺める
ノーメダワから大菩薩嶺とその北尾根を眺める
小室川は水量が多くて、前回飛び石で渡った所は通れず
小室川は水量が多くて、前回飛び石で渡った所は通れず
すこし上流側の流れのなだらかな箇所を靴を脱いで徒渉
すこし上流側の流れのなだらかな箇所を靴を脱いで徒渉
風がふくと爽やかだし、木漏れ日もキレイで、初夏の気持ちいい山歩きというかんじ
風がふくと爽やかだし、木漏れ日もキレイで、初夏の気持ちいい山歩きというかんじ
長めの桟道
どこも水量多め
大菩薩北尾根まできた
大菩薩北尾根まできた
大黒茂谷にかかる桟道
大黒茂谷にかかる桟道
大黒茂谷
分岐がいくつか続くので向かう方向を間違えないように気をつけた
分岐がいくつか続くので向かう方向を間違えないように気をつけた
牛首谷に近づいたあたりで林道にでてしまう
牛首谷に近づいたあたりで林道にでてしまう
しばらくは、はっきりとした踏み跡が無い尾根を登っていく
しばらくは、はっきりとした踏み跡が無い尾根を登っていく
「東京府直営製炭地」の碑
「自明治三十八年度、至明治四十三年度」と刻んでありました
1
「東京府直営製炭地」の碑
「自明治三十八年度、至明治四十三年度」と刻んでありました
「泉水十文字」の杭は脇の茂みに倒れていました
1
「泉水十文字」の杭は脇の茂みに倒れていました
丸川峠にやっと到着
丸川峠にやっと到着
大菩薩峠登山口バス停
最後の舗装道路は小走りでバスの時間にぎりぎり間に合った
大菩薩峠登山口バス停
最後の舗装道路は小走りでバスの時間にぎりぎり間に合った

感想

朝、塩山に向かうため中央線に乗ると事故で八王子〜高尾の区間が止まっているとの放送が。もう少し待てば運転再開しそうだったのですがバスの接続が駄目そうな気がします。しばし悩んだ後に奥多摩駅に向かい、小菅行のバスに乗って予定と逆向きに歩くことにしてみました。

予定では丹波に降りるつもりだったので、小菅からの取り付き箇所をあまりよく調べていませんでした。川久保バス停から丹波山の方に向かう県道を歩くとすぐにそれらしい箇所がありますが、確信を持たずに入るにはちょっと躊躇してしまう雰囲気なのでもう少し進んで様子を見てみることにします。が、他にはそれらしい箇所はなく、地図を見ながら先ほどの箇所まで戻るかどうか悩みましたが、結局は尾根を横切る林道の分岐まで県道を歩いて林道から尾根に取り付くことにしました。
林道の取り付きから中指山への尾根は踏み跡もはっきりしていて歩きやすく、途中北側が開けている箇所では天平尾根と飛龍山がよく見えました。中指山は山名標もなく三角点があるだけです。1327m点を過ぎるとうっすらとスズタケが出てきますが歩くのに全く支障はありません。さらに西に進み右手にモノレールが見えてくると追分までもうすぐです。
追分では六ツ石山から雲取山までの石尾根の山々が晴天のおかげでよく見えます。追分からはサカリ山に向かう尾根を歩きましたが、ここはスズタケが邪魔で歩きにくくふみ跡も不明瞭でした。おまけに日も入って来ずに暗い雰囲気でした。途中でバイカツツジをわずかに見かけたのが救いでした。サカリ山を過ぎ1465m地点手前の鞍部で大菩薩丹波山道におりてしまえば、あとはノーメダワまでは周りの景色を楽しみながら楽に歩けます。
ノーメダワでは単独男性と会い、後で少しお話をしたら大黒茂林道を歩くとのことでした。晴天のノーメダワは初めてでしたが、大菩薩嶺とその北尾根が良く見えました。ノーメダワの分岐で巡視路に入ります。今日は天気も良くてほんの少し風もあり、先週の地獄のような蒸し暑さと比べたら天国のようだと思いながら歩きます。
すごい水音が聞こえてくると小室川ももうすぐです。今日は水量が多めで前回飛び石で渡った箇所はとてもじゃないけど私には近寄れず、すこし上流の流れのなだらかな箇所を渡りました。小室川に沿って歩く箇所こそかなりわかりにくいものの川から離れて登り始めればあとははっきりとした道です。
その後、大黒茂谷までの長い道のりを淡々と歩きます。大黒茂谷を渡った時点では既に14時近くになっていて、このまま泉水十文字に向かうか迷いました。まあ今の時期なら日も長いので最悪19時のバスでもいいかと思い、エンマ御殿(1574m地点)の北側をぐるっと廻りこむ道を歩いてみました。この道はそれなりに雰囲気も良かったのですが牛首谷のあたりで林道に出てしまいます。後から考えるとここで素直に少し林道を歩いてから泉水十文字に向かう道をとればよかったと思うのですが、当初の予定通りそのまま枝尾根にとりついて登りはじめます。スズタケにも苦労しましたが、すでにだいぶ疲れている足にとってこの登りは堪えました。とくに標高1500m〜1580mの急登は一歩登っては休み、また次の一歩という状態でした。そんな状態だったので、当然エンマ御殿にはよらずに直接泉水十文字に向かいました。
泉水十文字あたりからはバスの時間が気になりだして気持ちの余裕が無い状態で歩くことになってしまい丸川峠からの降りはとても辛かったのですが、終わってみればかなり満足の一日でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3123人

コメント

ひゃあ〜! (@_@;)
koizさん、本領発揮の26キロ!
はぁ〜 せめてkoizさんの半分の距離を歩ければ…。
まだMAX5キロまで。 お山には遠いです(悲) 

この日は梅雨の晴れ間の暑い日でしたよね。
水も汗も大量だったのでは。
ヤマオダマキがとても綺麗♪

登録されたプロフィール写真も幻想的で素敵ですぅ。
2010/7/12 21:27
お腹いっぱいになりました
yshikoronさん、おはようございます

次の週末は用事で山に行けないこともあって、ちょっと欲張って尾根歩き、穏やかな巡視路歩き、徒渉といろいろ楽しんできました。
わずかに風もあったので歩いていても意外に爽やかでしたよ。

yshikoronさん、完治までにはもう少しかかるのですね。
もう少しで治る今の時期こそ、どうぞお大事になさってください。
それでもちゃんと素敵な場所を探しだしちゃうyshikoronさんはさすがだと思いますが
2010/7/13 7:32
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら