首都圏から日帰り北八ヶ岳縦走(青春18切符&ムーンライト信州でリーズナブル登山[3]八ヶ岳編)
- GPS
- 06:26
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,797m
コースタイム
- 山行
- 6:01
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 6:26
天候 | 雨時々曇りor霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の影響でトレイルがぐちゃぐちゃ。やはり滑った。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
サングラス
タオル
|
---|
感想
先々週のじっくり山行の後、一息入ってしまったけれど再始動。
「青春18切符+ムーンライト信州車内泊の日帰りでどこの山まで登れるか」
3回目は八ヶ岳。
「折角なので赤岳登りたいなぁ」と思う。
でも、個人的にはここが一番大変と思っていた。
というのも
・公共交通機関でのアクセスが北アルプスと比べ良くない
・南アルプスと同様、睡眠時間の確保が難しい
・(赤岳目的の場合)コースの所要時間に対してバスの時間がタイト
とりあえず考えたプランが
・美濃戸口から赤岳ピストン
・小淵沢から歩いて赤岳へ向かう(またか・・・という感じ)
の2つ
小淵沢からの歩きは早発できるメリットがあるけれど、所要時間が全く読めず
登るだけで1日終わりそうな気がしたので一旦却下。
でも、赤岳ピストンはちょっとつまらないので、
美濃戸口→行者小屋→赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口
の人気周回コースにチャレンジしてみたい。
でも、普通に歩いたら日が暮れてしまう。
この問題への対策としてやったことは、
1.装備を極限まで軽くする
2.朝食をしっかり取る
3.睡眠時間をできるだけ確保
の3つ。
1は2Lの飲み水含めて装備合計4kg台に収めた。
結果、段違いに動きやすくなった。
(でも、ストックを除外したのが響き、滑った際に転倒しやすくなった)
2と3は青春18切符のメリットを最大限使った。
松本駅で準備をした後、松本始発の高尾行きで茅野に戻ることにした。
(運賃は変わらないし、シートで休める時間が増えるし、松本には24h営業の店もある)
8月4週は前線が通過する8/22のほうが天候リスクが高いと判断。
8/23に登ることにして現地に向かったものの着いたら今にも雨が降りそうな曇空だった。
そして、茅野6:40発の美濃戸口直行バスを使うつもりでいたけれど、このバスの運行日が曲者だった。。。
紛らわしい書き方をしている→結局8/23は運行なし。※8/22は運行(汗)
ぐずぐず色々書くくらいなら運行日を素直に書いたほうがよいのではないかと思った。
途方にくれていると、6:45発の麦草峠へ向かうバスがやってきた。
以前、麦草峠からの八ヶ岳縦走のコース検討をしたことがあり、今の装備構成ならば
赤岳は難しくても硫黄岳までなら歩いて時間内に下山できそう、と思い始める。
同じトラップにはまった方がもう1人いらしたので、タクシー相乗りの選択もあった。
だけど、採算ラインまで人が集まらなそうだったので、麦草峠へ向かうことにした。
早速、バスの中で修正プランを検討。
・コースタイム通りでは硫黄岳経由で美濃戸口に下山しても16時のバスに間に合わない
・エスケープは渋の湯方面がある(バスは15時台)
ということを調べた上で
・天狗岳までのコースタイムがマップの通りだった場合は渋の湯へ下山する。
・12時〜13時台に硫黄岳到着の場合はそこから赤岳鉱泉へ下山する。
・11時台に硫黄岳に到着できるようならば赤岳へ向かう。
と計画をたてた。
麦草峠到着は8時になった。
バスを降りると、細かい粒の雨がしとしとと降っていた。。。
トレイルの状態を考えるとテンションダウン。
とはいえ、せっかくここまできたので登山計画書を書き、さっと準備をして歩き始める。
序盤は丸山までのゆるい登り。
トレイルは濡れた石、岩が多く、ベースの粘土質の土が水でグチャグチャの微妙な状態。
やはり足の置き所がキーポイントで所々補助で置かれている木の丸太の上に足を置くと
10中8〜9滑る。なので比較的踏みやすそうな石〜岩を選んで歩いた。
天狗岳到着は10時台。人が一杯いた。
後で調べて知ったのは、田中 陽希さんが天狗岳近辺に居たらしい。ということ。
(この時、このことを知っていたら渋の湯下山前提で待っていたかもw)
ラップタイムから硫黄岳までは問題ないと判断し縦走を続行した。
硫黄岳への登りでぱったり足が止まった結果、硫黄岳到着は12時を少し回った所だった。
山頂で休息して写真を撮っていたら、携帯の電波が届いていることに気づいた。
シャリバテっぽかったので、ゼリーを1本補給しながら美濃戸口のバスの時刻表を確認。
14:45発のバスがあるな・・・間に合うかも?。
ということでランで下山開始。
ここから先は3月に歩いたコースなので途中のポイントをすべてスルーして、美濃戸口には14:30くらいに到着。
バスは既に来ていたので飛び乗った。
それにしても茅野〜美濃戸口のバスは少々不便な気がする。
というのも、朝の件もしかりだし、14:45発のバスは茅野着が15:22。
数分前にスーパーあずさが茅野を出発。さらに15:22に普通電車も茅野を出発。
(バスの車内からE351系電車が駅に入るのが見えるのにそれには乗れない)
さらには15:22を逃すと次の普通は16:42というのが厳しい。
ということで、今回は茅野〜小淵沢間をあずさでワープして、小淵沢からホリデー快速で快適に帰宅した。
(運賃まとめ)
日帰り八ヶ岳=北八ヶ岳縦走
ムーンライト信州指定券:520円
日付が変わる立川までの運賃:450円
青春18切符1回換算:2,370円
茅野駅→麦草峠 1,450円
美濃戸口→茅野駅 930円
茅野→小淵沢ワープ1,160円
行き私鉄(ICカード):154円
帰り私鉄(ICカード):124円
=7,158円
長野県に入ると運賃が跳ね上がる感じ?
天狗岳までなら佐久平経由で麦草峠からの日帰りピストンも普通にできそう。
やはり、ムーンライトを活用するなら南八ヶ岳、と思ったのでした。
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