滑川奥三ノ沢〜三ノ沢下降
- GPS
- 33:22
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 3,046m
- 下り
- 3,053m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 8:20
天候 | 初日雨のち晴れ、2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 桟温泉(かけはしおんせん)700円現金のみ 冷泉は不思議な味がする |
写真
感想
初日
午前中雨が残る予報のためゆっくり出発。
それでもしばらくは降ったり止んだり。小屋を過ぎて入渓してしばらく進んだあたりでようやく止む。
奥三ノ沢出合から入ってすぐにF1が懸かってる、正面を登るがかなり時間がかかる、事前情報通り岩が脆い。MSOリード。
越えるとすぐF2、遠目で見て「登れんじゃ?」と思ったが近づいて入念に観察するとビミョーに悪そうなところが多い、左岸から巻く。
F3、F4を越えると二俣となってF5、男滝女滝ということになっているが離れているしちとしょぼい…YMTリードで中間のチムニーのようなところから登るがえらい時間かかってるな…と思って行ってみると垂直藪漕ぎ後に変なチムニーで悪かった。これはほかのラインの方がよかったかも…
F5を越えるとほどなく左岸の藪?の中に焚火跡のあるテン泊適地あり、しかしかなり手狭なので荷物を置いてしばし上も捜索してみるがさっぱりいいところはないので戻ってここで泊まる。狭くて焚き火中はタープを畳まなくてはならないほどの感じだったが楽しく宴会できた。
二日目
頑張って5時前には出発。F8は登れなさそうだったので左岸から浅く高巻く。F12はMSOリードで最初左岸、1段上がって水流を横断して右岸の凹角に取り付いて登る。終了点は木。この先は滝はあるものの簡単にさくさく登れるか巻けた。最後めちゃ水の冷たい滝をフリーで登っていくと落ち口から水が湧いておりその先はパタッと水が枯れた。落ち口にアイスの人が設置したと思われる残置支点があった。
以降は滝らしい滝もなくひたすら登っていくと少々のハイマツ漕ぎを経て岩場に出た、ガスっているが一番高そうに見える岩場のすぐ脇に標識があってここが三ノ沢岳山頂。休憩しているとこの時間だが結構ハイカーが上がってくる。
ガスはなかなか取れないのであきらめて山頂から三ノ沢と思われる向きへ下降を開始するとガスが取れて景色が広がる!最初は尾根状を藪を掴みながら下り、やがて沢型へ入り下降。うまく歩いて降りて行ける。が水流が出始めてから降りられない滝が出てくる…沢の中の大岩か脇に生える親指強くらいの太さの灌木を使って捨て縄をかけて下る。残置は見当たらず、かといってクライムダウンできるとも思えない滝が出てくるので??となりながら降りていく。二俣まで4回の懸垂。
その先も大滝で落ち口に残置支点があったが7年前の記録で下降中に1本ハーケンが抜けた、とあるとおりに1本抜けた支点が残っておりこれは!あれ以来誰も来てないのか?となった。ちなみに残ったもう一本もあっさり抜けたので別の場所に2本残置して下降。その後は崩壊地と大岩と川原といった感じのところを進み三ノ沢出合へ。本流は右岸に時折巻き道が付いておりこれを使うと早い(謎のケーブルもずっと設置されている)天気よすぎで暑い暑いといいながら堰堤が見えたらあとは小屋まですぐ、車まで着いたときはおなかいっぱいだった。
奥三ノ沢は登れる滝も多くなかなかいい沢。
三ノ沢の下降は記録もあまり見ないが実際に降りているパーティも極少と思われる、我々の腕だとノーミスでもこれぐらい時間がかかるということで…
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