白山加賀禅定道 檜新宮 涼感ブナ林散策🌳

2024年07月27日(土) [日帰り]

• GPS: 05:04
• 距離: 8.9km
• 登り: 667m
• 下り: 670m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:29
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:04

7:08 スタート地点
7:10 7:17 一里野ゴンドラ山頂
7:37 7:38 林道登山口
7:55 檜倉
9:20 しかり場分岐
9:35 10:00 檜新宮
10:19 しかり場分岐
11:37 檜倉
11:50 林道登山口
12:09 12:11 一里野ゴンドラ山頂
12:12 ゴール地点

天候

晴れ 時々 くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場
白山一里野温泉スキー場のゲレンデトップにありますゴンドラ山頂駅前に駐車。
ゲレンデ上に駐車しますので20台くらいは余裕で駐められます。

アクセス
石川及び福井方面からR157を走り、白山市尾口から白山白川郷ホワイトロード方面のR360へ入ります。
直ぐに道の駅瀬女がありますので立ち寄ってみましょう。
R360をずっと直進し20分ほど走らせますと右手に白山一里野温泉スキー場が現れます。

一里野温泉スキー場から野平林道（舗装）を利用して車を走らせ高度をグングン上げていきます。
途中で鋭角に左折するポイントがあり、そこを進めて行くとゴンドラ山頂駅前に辿り着きます。
尚、林道を左折せずそのまま直進いたしますと林道登山口前まで行けますが、駐車スペースが狭く（5〜6台程度でMAX、未舗装）、先行車で既にいっぱいですと車の切り返しも困難となりとても頭を悩ませます。

野平林道は以前まで凹凸が多いダート区間もあって、走行の際にはパンクする懸念がありとても気を遣う事しばしばでありましたが、この程新たに舗装修復され改善されました。
しかしながら、道幅は狭く対向車との交差出来ない区間が殆どですのでスピードは控えめにして慎重に。
また、法面の崩落個所や落石も随所に見られますので合わせて注意いたしましょう。

トイレ
トイレはゴンドラ山頂駅前にあり使用可能ですが(水洗:ウォシュレットではない)、出来る事なら時間に余裕をもって事前に一里野温泉スキー場のメインロッジ、もしくは道の駅瀬女（共にウォシュレット完備でとても綺麗です）へ立ち寄って済ませておく事をお奨めいたします。

コース状況／危険箇所等

危険個所はなし。
道幅も広く急勾配ポイントもありませんのでゆったりとした気持ちで散策が楽しめます。

尚、標高の低い区間のハイキングとなりますので暑さ対策と水分＆塩分補給は万全に。
当区間では水場がございませんので気持ち多めに持参する事。

この時期は午後に入りますと積乱雲が湧き出し急な雷雨となる場合が多々ございます。
休憩を挿んだ時にでも雨雲レーダーのチェックを入れ、ヤバいと感じれば速やかに下山に掛かるようにいたしましょう。

写真

幻の名峰の目覚め

今回は白山一里野スキー場の山頂からGOよ。
野平から望む最強の名峰たちに陽が降り注ぎ始めたわ。

ノコギリソウ

山頂一帯ではあまり目にしないお花が咲いていた。
もしや白山の新種の花では？とドキっとしちゃったけど、日本全国どこにでも咲く事を知り儚いロマンは打ち砕かれた。

桔梗（キキョウ）

そしてこのお花も咲いていたわ。
アナタ、キキョウよね。
名前はよく聞くけど実際に咲いているのは初めて見たわ。

試合開始

取付きが標高1000m。
深い緑の森は強い陽射しを遮り、厳しい暑さを回避させてくれるってところが高評価ね。

タマアジサイ

プクっとした容姿がカワイイですわ。

癒しのGreenForest

目附谷から吹き上げる涼しい風が通り抜け快適さは申し分ないわ。

キラキラ〜

フフン。
人が居なくて美しいロケーションを独占よ。

サルと私と

しかしながらここには親子サルも含めた20匹くらいの群れが居て、「ん？妙なサルが居るなぁ」といった目で私達を伺っていたの。

檜倉

巨岩と檜の巨樹が乱立するPOWERSPOT。

御神木

檜の巨樹に頭を下げ今日の安全を願う。
肉眼では巨樹の背後に笈の凛々しい姿も見て取れるが、両方をキッチリと写し撮るのはムズカシイわね。

△檜倉

檜倉三角点がある登り坂よ。
ここは朝陽が射し込む時間帯がとても美しく栄えてお気に入りなんだけど、この坂に素敵なネーミングがあったらいいなと常々思っている。

檜倉PEAKのブナ林

小鳥がピーチクパーチクお話してる。

遠い天池PEAK

ここですれ違った男性2人組に「天池の御花畑はサイコーでした」と嬉しさ満開で語られてた。
「白山市はサイコー！」と言われているみたいで私も嬉しいわ。

加賀禅定道一押しの森

檜倉PEAKから鞍部の木実谷頭を経て、再び登りに転じるとブナの巨木が立ち並ぶ本コース最高の素敵な森が登場よ。

煌めく森

朝方に晴れ
森が輝く時間帯に遭遇できたら
感動は5割増しよ。
それはどの季節に於いてもね。

癒しの休憩Spot

勿論ここでゆっくりと癒しチャージに入るのが定番よ。
この御蔭で血圧が30は下がるわ。

森林浴の極み

スバラシヤ〜。

笈ケ岳＆大笠山View

森の休憩Spotからは全国のハイカーさんの憧れである凛々しい名峰Viewも楽しめる。

胸突き坂の森

休憩を終えると本コース中に2ケ所ある頑張り処の急登に挑む。
涼しい風が吹き込まないとかなり辛い展開となるが、それでも美しいロケーションで迎えられるから心は弾む。

タマゴダケ

そんな急登の森の足元には、これまためちゃキュートなタマゴダケが特別ゲストで登場よ。
あのね急登でキュートよ。
そこのあなた分かった？
(*￣▽￣)フフフッ♪。

タマゴダケ

辺りを見渡したらケガレを知らない可愛いMODELさんが結構あったの。
もうね「ええねええね」の展開ですわ。

冬ソナの森

ここの森は冬が一番ステキだけど真夏だって中々よ。

縁ノ谷峠

これよりしかり場直下の最後の一番シンドイ急登に挑む。
ひょっとしたらまたキュートがあるかも知れないわね。

タマゴダケ成菌

ほらあった。
急登なのにキュートじゃないけどね。
やはりビジュアルは幼菌に限るわ。

しかり場Victoryの森

なんせヒーヒーなもんですから
下を向いてひたすら登ってきた。
やっとこさフラットとなったら
この美しい森がお出迎え。

最高点しかり場到着

本日の最高点をGET。
とは言え、冬と違って草木がボーボーで白山眺望が全く得られんのでここに留まる理由は無い。
ここを左折して檜新宮へGOよ。

白山展望地

やはり山頂部に雲が湧いたわね。
までもね、稜線は心地良い風が吹いていてべらぼうに快適なの。

ダケカンバ巨樹の森

ここの森も通年イケテルの。

白山檜新宮

私達の風邪が早く治りますように。
お医者様に診てもらっても中々治らないので白山の神様にお祈りしちゃう。

ダケカンバ巨樹の森

オトギリソウ

カノツメソウ？

小さな小さなセリのお花よ。

タマゴダケ幼菌

コチラはTWINの幼菌よ。
どっちも赤ちゃんなのに
この大きさの違いは
どういう事かしら？

タマゴダケ幼菌

何でもかなり美味らしいですってね。
だけど美しい女性と同じで小心者の私は手が出せないわ。
眺めてドキドキするだけ。

ベニナギナタダケ？

超デンジャラスのカエンダケとの区別がつかない。

コケの絨毯とキノッピー

THE LITTLE

森の中はコケの楽園でもある。
そんな中で超極小の君を見つけたわ。

イラクサ

見た目涼し気な植物。
だけど触れたら痛い目に遭うの。

模型グライダーの聖地

一里野山頂に戻ると
少年のように 目を輝かせ
模型グライダーを
飛ばして楽しむ
シニア世代の オジさんたちが
いっぱい 居た。
プロジェクト✕。

試合終了

素敵な森歩きは
やっぱり楽しい。
ちょっと元気になれたわ。

感想

K-Miller

皆さまこんにちは。
ご機嫌いかがかしら。

ちょっとご無沙汰となりますた。

私はウチのハニーちゃんと共に風邪をこじらせちゃってね、これが結構長引いちゃってんの。
熱は出なかったんだけどゲホゲホゲホーが中々治まんなくて、仕事人稼業以外は安静にしてよって事にしたの。
その甲斐あってだいぶ治まってきたので、体力戻しに少しだけでも歩いてみようとかと起伏の緩やかなお山を考えてみますた。
ホント言えば、お花がいっぱい咲いている高山帯まで行ってみたいんだけども、その距離と高低差を攻略するには未だ程遠いのであります。
ましてやバスに乗ったり、人が多く行き交うところは風邪をうつしてしまう懸念もあるからBooね。
となると私のお好みとする人と出会わない森歩き主体の静かなお山となるかしら。
これで思い付いたのが「白山加賀禅定道檜新宮」でございます。
白山の神様にウチらの風邪が治りますようお祈りしなくちゃ。

今回のコースはどの季節に歩いても必ず魅了させてくれる素敵なブナ林が自慢なの。
標高が低いので暑さが懸念されるけど、緑が濃い樹林帯歩きが主体となるので強い陽射しを受けずに済み、目附谷から吹き込む涼風が心地良くてとても快適よ。

久しぶりにリフレッシュ出来、山は自然のホスピタルを実感いたしますた。