大菩薩嶺、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山
- GPS
- 06:29
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,010m
- 下り
- 1,009m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:29
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
20240727大菩薩嶺・行程
https://youtu.be/wgCH6hhni9o
20240727大菩薩嶺‖臺郢嶺
https://youtu.be/dSxzc7Zz3HU
20240727大菩薩嶺⇒覺笋ら大菩薩湖
https://youtu.be/Dy4D4BwQ26M
20240727大菩薩嶺M覺笋亮
https://youtu.be/NccA8SAenfU
20240727大菩薩嶺た読埣離瞭
https://youtu.be/Nyn89a8pbcw
20240727大菩薩嶺ゾ金沢山
https://youtu.be/tTNdrgGRxeg
20240727大菩薩嶺小金沢山2
https://youtu.be/GalfJ3dJ5-w
20240727大菩薩嶺У躅ノ雁ヶ腹摺山と雷鳴
https://youtu.be/-uDwX0GReOs
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4時起床。
テレビをつけるとバリオリンピックの開会式がやっている。雨の中、頑張ってるなぁと、東京オリンピックのが〜まるちょばを思い出す。あの後、調べてみたら、2人組だと思っていたが〜まるちょばが1人抜けて1人になっていた。
6時過ぎに出発して、16、413、412、517、20号と走る。前に雲取山から帰って来た時にこっちに来たなぁと思い返す。ただ上野原はこの前見たかもしれないが、大月は初めてだ。わたしの中の地図が広がり、つながっていく。昔、静岡市から山梨市のほったらかし温泉とかフルーツ公園まで来て、眺めを楽しんだことがある。あれが私の人生の中で山梨の一番東側の地域に来た旅だったと思う。今回の旅で山梨県を通る道はだいたいつながった気がするが、まだ北杜などの北の方はあやふやなところが多い。そういえば、あのウルトラマンの人形は何だったのだろう。初狩のセブンイレブンで、コーヒーとホットドッグを買って朝食を済ませ、古い街並を見ながら再びスクーターを走らせる。こういう景観が残っているということは、昔、宿場町だったかもしれない。左の演歌という名前の店が気になり、2つ目の道の駅を見つけるが、寄るのは帰りにする。
景徳院入口の信号で右折。武田勝頼の墓があるそうだ。景徳院ではないもう一つのお寺にちゃんとした看板が設置されている。重要な史跡だろうか。温泉や民宿などの施設があり、いよいよ山に来た印象を受ける。電波が弱くなってきたので、Facebookに投稿する。少し走ると電波が回復する。湖の北の方へ行ける分岐で調べ物をしようとすると、後ろから車が来て、親切に右側の道を指差すので、そちらに進む。バスとすれ違い、バス停にさきほどのバスから降りたのであろう5、6人が登山の準備をしているのを見かける。近くには案内図と道標、そして熊注意の札が立っている。少し走らせると脇にズラーっと車が止まっていて、手前の区画の一番奥にスクーターを停める。この区画の奥も車が並んで停められていて、一番手前の隙間におじいさんが椅子を出して座っている。この人は山に登りに来たのではなく、野鳥でも観察に来たのだろうか。後ろを走っていた車は奥から3台目、わたしのスクーターの隣の隣の隣に停めた。準備を済ませ、トイレによると男性の大の方は詰まって水が流れなくなっているので、車いすなどが入れるトイレを使う。小屋の方へ行くと、交通整理をしている人が車に乗ってきた人に何か説明をしている。右側にはキャンプができる場所がある。小屋の人に500円出せばキャンプができるようだ。
登山口に入って歩いて行くと、右側に舗装された道があり、その道を歩いている人が多いので合っているのか心配になってスマホで地図を確認する。少し登ると小屋があり、「福ちゃんだね」というCMを思い出してしばらくリフレインする。人が溜まっていて小屋の予約が何かをしている。奥の分岐の案内板の前でも人が溜まっている。わたしはスマホで地図を確認してすぐに左奥の道に入り、上がって行くと、青い服を着た人達が降りて来て、キリマンジャロだったか有名な山を登ったという日焼けした小柄な若い女性からポケットティッシュをもらう。道が少し急になり、霞がかってくる。雷岩と書かれた場所に来て、左の道へ行き、トレランやってそうな2人組が後ろにいたので、道を譲って追い抜いてもらう。大菩薩嶺の標識に着くとすでに数組いて写真を撮っているが、先ほどの雷岩に比べると眺めがいいわけでもないし、人が比較的少ない。前にいた人たちが写真を一通り撮り終わったみたいなので、おりんを置き撮影をする。「菩薩」という仏教的なフレーズがあるので、今回はのっぽパンよりおりんの方がいいだろう。ただこれは自分を納得させるための言い訳のようなもので、時間があればのっぽパンを買って持ってきただろう。後から来た長身の細身の男性に写真を頼まれたので、その人から渡されたスマホで写真を撮り、私も撮ってもらう。今度はカメラを渡され、もう一度写真を撮る。もう1回映像を撮りたいなぁと男性が去るのを待っていると、その人から、ソールは張り替えた方がいいかと、ソールがはがれかけた靴を見せられ質問される。話を聞くと4回しか履いていないのに、ソールがはがれてきたそうだ。それほどきびしい山行を4回してきたのか、粗悪品をつかまされたのかわからないが、靴にはソールが張り替えられるものと張り替えられないものがあると言い、まずはその靴が張り替えられるのか調べたらどうかと答える。1万5千円以上したら新しいのを買おうと言うので、安い靴を履いている可能性が高い。久しぶりに山頂で話をしたので、もっとコミュニケーションをとろうかと思ったが、蜂かアブかわからないがさきほどからブンブン周りを飛び回っているので、「蜂いません?」と言うと、「もう、戻ろう」と男性は雷岩の方へ戻っていく。話している間に来ていた男性も戻っていき、再び一人になったのでもう一度撮影しようと思ったが、大きめの虫がブンブン飛んでいるので撮影はやめて戻る。雷岩の上に登り、大菩薩湖や山々の眺めを楽しみ、ふと下を見るとシカがいて、少し離れて2人がシカを撮影している。私も思わず撮影する。シカは人が周りにいることも気にせず草を食べている。しばらく眺めを楽しみながら大菩薩峠まで歩き、山荘オリジナルのせんべいを購入する。小屋の中で、雨の後は蜂が出るから教えてほしいなどと男性が話をしていたので、向こうから来たのだけど、蜂がわからないが虫が飛んでいたという話をすると、蜂に見た目も、羽音も似ているけれどアブだと女性は言う。小屋の中にいる男性に話を合わせたつもりだったが合わなかったようだ。それを聞いて安心しました。と言って、これから長い名前の山まで行くと告げて、隣のトイレに寄って、いつまでも名前を憶えてもらえない、長い名前の山を目指し、落語「寿限無」の長い名前だけを繰り返しながら歩く。寿限無くらい長ければしっかり覚えようとするかもしれない。木で覆われた道でアラサーくらいの男性とすれ違い、見晴らしがいいところで老人4人の集団を追い越す。振り返って話を聞くと大阪から来たそうで、この先の峠から降りて一泊するそうだ。わたしは長い名前の山まで行って降りるつもりだと話すと、先頭を歩いておじいさんにまだ結構歩くと言われ、おばあさんたちに気をつけてと言われる。老人たちが言っていた右に降りられる分岐があるところで、真面目そうな黒縁眼鏡の白髪の多い男性とすれ違う。半分くらい白髪になっているが同年代くらいだろうか。静岡の個人塾を運営している人と雰囲気が似ている。この人もかなり苦労しているかもしれない。すれ違ったあと、男性は写真を撮っている。声を掛けようか迷うが、なんとなくそんな雰囲気にはならず、挨拶だけで終わってしまった。しばらく歩き、小金沢山で今年の1月に亡くなった演歌歌手を思い出す。のどスプレーでも持ってきたら良かっただろうかと、彼が有名になったCMを思い出す。彼の晩年は散々なものだったなぁと、おりんの音がいつもより沁みてくる。先を見ると二つくらい先の山から白くて見えなくなっており、ゴロゴロと雷が鳴りだす。さきほど雷岩という場所があったがこの辺りは雷が多い場所なのだろうか。雨が降って来たら大変と少しペースをあげる。ようやく目的の「牛奥ノ雁ヶ腹摺山」にたどり着き、手早く撮影をする。雷鳴がたびたびするので、のんびりすることなく山を降りる。舗装された道路に出て、下のバス停まで行こうかと思ったが、草が生い茂っていたので、降りずに舗装された道を歩く。ポツポツ雨が降ってきて次第に雨足が強くなる。左のガードレールに峠までの距離が書いてあり、まだ4km以上歩くことがわかるが、スクーターで一度通っている道を歩くだけなので雨の中でも安心だ。行きに見かけたバス停まで来て、そこから峠まで近道できそうだが、すでにザーザー降りになっていて、舗装された道を歩いた方が無難とそのまま歩く。後ろからバスがやってくる。行きに見かけた大菩薩嶺のラッピングバスとは違って、割と普通の赤っぽい模様のバスだ。もしかして、さっきのバス停で乗れたかも、とちょっと後悔するが、たかだか数十分歩くだけなので、待てば乗れたとしてもそれほど悔しくはない。駐車場に着くと手前側の区画はわたしのスクーターしかなく、奥も数えるほどしか停まっていない。着替えなどを用意していると、奥のスペースの近くにいた車がいなくなり、ずっと先のトイレ近くに2台止まっているだけになっている。トイレで着替えを済ませ、スクーターで山を降りる。途中、左に旅館やキャンプ場を見つける。この雨の中、丸っこい大型のテントを張っている。他にもいくつかテントが張ってあって、なんて日にキャンプに来てしまったのだろうかと思うが、慣れている人はさほど気にならないかもしれない。その後、武田勝頼の墓を見たり、道の駅甲斐大和で野菜やもろきゅう味噌を買ったりして、20、520、20と走り、ちょうどお祭りの最中らしく、道の脇にはちょうちんが吊られ、道に山車が出ていたりしている津久井で右に曲がり、川沿いの厚木方面へ向かう道を通って帰宅する。
帰宅後、きゅうりと大豆にもろきゅう味噌をつけて食べ、豆乳とソイプロテインを飲み、洗濯物を片付けて、風呂に入る。久々に湯舟に浸かったのだが、浴槽の下の方にサビのようなものが溜まっている。大丈夫だろうか。「100歳まで歩く人の習慣」という本には、41度で10分と書かれていたが、皮膚科の先生にはぬるま湯で長く浸からないように言われている。
今回は山梨の東側まで自分の中の地図を広げられた。静岡市にいた時は瑞牆山とか金峰山辺りまで来たことがあったのだが、たしか瑞牆山はYAMAPなどには記録していない。今度はこっちから行ってみて、YAMAPに記録に残しつつ、自分の中のあやふやな地図を確かなものにしようと思う。金峰山の東側に一本道があり、百名山があったと思うがそこでもいいかもしれない。ただ2000m程度の山では今の時期、天気が良かったりすると山頂でも暑かったりするし、虫がやたら飛んでいたりするので、涼しくなってからにした方が良さそうだ。この時期に登るなら、もう少し高い山か、もう少し北の方の山がいいと思うのだが、今住んでいる所からだと日帰りできる山は少ないかもしれない。
了
追記、ショッピングモールにのっぽバンのラスクを見つける。店員に聞くと、のっぽパンは売っておらず、のっぽパンを手に入れるなら、横浜まで行く必要があるそうだ。
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