槍ヶ岳(百97)

2024年07月28日(日) ~ 2024年07月29日(月)

• GPS: 20:31
• 距離: 30.3km
• 登り: 2,501m
• 下り: 2,508m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:18
• 休憩: 0:28
• 合計: 9:46

5:59 中崎山荘 奥飛騨の湯
6:05 新穂高温泉駅
6:25 小鍋谷ゲート
7:05 7:11 穂高平小屋
8:01 8:02 白出沢出合
9:42 滝谷避難小屋
9:51 藤木レリーフ
10:57 11:17 槍平小屋
13:53 飛騨沢千丈乗越分岐
15:30 15:31 飛騨乗越
15:45 槍ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 3:03
• 合計: 12:07

4:05 槍ヶ岳山荘
4:32 4:56 槍ヶ岳
5:06 7:06 槍ヶ岳山荘
8:03 8:16 千丈乗越
8:44 8:53 飛騨沢千丈乗越分岐
11:25 11:36 槍平小屋
12:29 12:30 藤木レリーフ
12:54 滝谷避難小屋
14:30 白出沢出合
15:20 15:22 穂高平小屋
15:56 小鍋谷ゲート
16:09 16:12 新穂高温泉駅
16:12 ゴール地点

天候

7/28(日) 曇り時々雨　7/29(月) 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●新穂高温泉の林道ゲート前にあるホテル穂高の宿泊者はホテルの駐車場を登山中3日間、無料で利用可。後泊した。山行中、同様にホテル穂高に前泊したとか後泊するとか結構、利用している人がいました。

コース状況／危険箇所等

●特に問題無いが、滝谷は仮設の橋(柱を三本並べたもの)を渡る。増水時は渡れなくなる可能性があるので、雨が続くようであれば槍平山荘HPのライブカメラで数日前からチェックを(Xで見れる）。
●ヤマレコの「らくルート」で計画書作成すると千丈沢乗越分岐から槍ヶ岳山荘までの登りは何度やってみても、飛騨乗越への直登ルートではなく千丈沢乗越経由で西鎌尾根のルートをとるので登山計画書はそのまま提出したが、千丈沢乗越分岐の時点で小雨で視界も悪く稜線は風もありそうなので真っ直ぐ沢沿いに飛騨乗越へのルートを選んだ。天候次第だが晴天でない限り、トラブルがあった場合など考えると飛騨乗越への直登が無難だと思います。せっかくなので帰りは西鎌尾根経由で下山した。

その他周辺情報

●槍ヶ岳山荘　https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/
●槍平山荘　https://www.yaridaira.jp/
●栃尾温泉宝山荘に前泊　https://www.okuhida-hozanso.com/
●新穂高温泉ホテル穂高に後泊　https://www.hotel-hotaka.jp/

写真

7/28 6:07

新穂高温泉右俣谷林道ゲートからスタート

7/28 8:05

やっと林道終わり
自転車良いな〜

7/28 9:28

クガイソウ

7/28 9:46

滝谷の仮設橋もクリア

7/28 9:58

ゴゼンタチバナ

7/28 10:20

シモツケソウ

7/28 10:59

槍平小屋で昼ご飯

7/28 13:08

エゾシオガマ

7/28 13:37

ミヤマリンドウ

7/28 13:43

千丈沢乗越分岐
ここで突然、中島みゆきの「地上の星」が聞こえるので誰だと聞いたら自分のスマホからだった。YouTubeミュージックのアプリが勝手に作動。疲労困憊状態にはナイスだった(笑)

7/28 13:54

クルマユリ

7/28 14:03

ハクサンフウロ

7/28 14:44

ハクサンイチゲ、ミヤマキンポウゲのお花畑

7/28 15:31

飛騨乗越

7/28 15:41

槍ヶ岳山荘テン場

7/28 17:03

2回転のようでしたが自分たちは初回の5時10分から夕食
半数くらいが韓国の方

7/28 17:06

槍ヶ岳山荘の夕食
メニューは酢豚、焼売など
缶ビールは500mlで900円、後で気付いたけど売店で生ビール(1,200円)もありました。

7/29 4:03

翌朝、ヘッデンで穂先へ

7/29 4:27

登頂

97座
5回目の槍ヶ岳、穂先は4回目。最初は二十歳の時、兄に誘われ10月上旬に槍沢上がり北穂経由で涸沢に下った。キレットは初雪が舞っていたことを覚えています。

7/29 4:45

下山
余裕の同級生67歳

7/29 5:11

小屋に戻って朝ご飯

7/29 5:33

富士山アップで

7/29 6:06

殺生ヒュッテと槍沢、奥に常念岳、蝶ヶ岳、その奥に八ヶ岳、南アルプス、そして富士山
殺生ヒュッテは、40年も昔、酒田勤労者山岳会の山行で表銀座を縦走して来てテン泊。翌朝、大雨で登頂を断念してしぶしぶ上高地に下った思い出の場所。その時のメンバーの1人と今回も一緒です。

7/29 6:07

大喰岳
奥に前穂高岳

記念写真
元気なお姉さんに撮ってもらった

こちらも

7/29 7:05

下山開始
千丈沢乗越まで西鎌尾根を下り飛騨沢へ合流

7/29 7:06

アルプス一万尺小槍の上で♫
懸垂下降中の人が見える!
https://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/blog/details/7544/

7/29 7:07

鷲羽、水晶、野口五郎、左端奥には薬師岳も
じっくり見っていた滋賀県の彦根から来たという若者に山の名前を教えて欲しいと言われ説明する。

7/29 7:11

笠ヶ岳、抜戸岳、大ノマ岳、弓折岳、右奥に黒部五郎

7/29 7:11

大ノマ岳、弓折岳、手前に鏡平山荘の赤い屋根
去年行った笠ヶ岳からの下山ルートですが、去年はガスっていて向こうから槍を望むことが出来なかったので今日は最高！

7/29 7:11

中丸山と笠ヶ岳

7/29 7:13

大槍小槍

7/29 7:13

イワツメクサ

7/29 7:14

イワツメクサ

7/29 7:19

焼岳、奥に乗鞍岳、重なって御嶽山

7/29 7:22

ヨツバシオガマ

7/29 7:39

昨日、詰めた飛騨沢の登山道と大喰岳

7/29 8:04

チシマギキョウと千丈沢乗越
真っ直ぐ行けば双六小屋に出るが、左に折れて飛騨沢に下る

7/29 8:15

ジャンダルム、西穂
奥穂西穂は2回縦走しました。3回目も目指したけど大雨で撤退して白山に変更したこともありました。もう無理です💦

7/29 8:26

ヤマブキショウマと西穂と焼岳

7/29 10:35

槍平のテン場

7/29 11:04

槍平小屋でチクワ天うどん
900円

7/29 12:03

ノアザミ
マツムシソウなど好きな花の一つです

7/29 12:30

帰りも無事渡れた

7/29 14:47

森林管理署の方と談笑
上から枝が落ちて登山者が怪我しないよう枯れ枝などを取り除く作業をしていました

7/29 18:04

無事下山
ホテル穂高で大反省会です

7/30 12:30

富山の島田食堂であのオムライス食べて帰宅中

7/30 12:43

7/31追加　30年前の1994年(平成6年)の7/23〜7/24の同じコースの記録です。今回も一緒だった76歳の先輩から提供がありました。新穂高温泉のスタート時間が6時、槍ヶ岳山荘到着が15時40分。そして何と今回も6時スタート、15時45分山荘着ということでビックリです。この時、6人で登り5人は上高地に下り、何故か自分は南岳新道経由でマイカーのある新穂高に下って坂巻温泉で合流した記憶が残っている。

8/15追加
丁度三十年前の槍ヶ岳山頂。上側の三人が今回も一緒です。Vサインが私、右端は今回76歳の先輩。

撮影機器：

AQUOS sense8 SH-54D docomo シャープ

感想

またやん

地元酒田は7/25から翌日にかけて大雨特別警報が2度発令される豪雨に見舞われ、災害が発生しているようだが全容が分からないまま複雑な思いで出かけて来た。
還暦の誕生日にリセットして2巡目を目指している日本百名山。槍ヶ岳で97座、登りは生憎の天気だったけど、2日目は富士山も見える上天気です。
30年振りの右俣谷ルート、懐かしさもあるが上高地より5キロ短く、マイカー規制も無いという理由で選択したものの来月で68歳の身にはとても厳しかった。パワフルな76歳のメンバーにはかないません💦
それでも二日目は富士山も見えるほどの天気に恵まれ、沢山の花々を見ることが出来たし、北、南アルプスなどの360度の絶景を満喫することができて何よりです。2巡目残り穂高、悪沢、赤石の三座となりました。

コメント

テヘ

二巡目の百名山が残り三座ですか、

こんばんは😄
百名山も大変な事ですが、二巡目とは( ・∇・)
これ迄も何人かいらっしゃいますが、イヤイヤどうして、私達はとても真似が出来ません。
生粋の山家さんですね^o^

槍ヶ岳、剱岳と並んで永遠の憧れ？的ですが、　
私の相方は女子大時代に登ったそうです。
百名山とかを知ったのはこの20年くらい前。
数えると65座程度ですがこの先完登は無理。

先日同じ様な日程で北アルプス爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳でしたが、16年ぶりの身には大分応えました。それでも山頂からの360°の展望は最高でした^o^
槍ヶ岳や乗鞍、御嶽山も良く見えてで、永遠の憧れの剱岳がもう目の前でしたから^o^
私も齢72を超えてそろそろかなとは思ってますが同行者の76歳の方、素晴らしいですね。

またやん

テヘさん、はじめまして😀

今回も76歳、71歳、67歳二人、63歳のいつもの5人パーティです。丁度30年前、同じルートで登ったメンバーも3人います。高齢者登山が問題視される昨今、「ほら見ろ」と言われないよう安全登山を心掛けている積りですが、本当に年齢を感じさせないメンバーのパワーには助けられています。

私の百名山は、三十過ぎに地元酒田の社長が達成と山形新聞に取り上げられ、深田久弥は知ってても百踏破を目指す人がいることを初めて知り、テヘさんと同じように数えたら五十数座だったので急に火がつくように始まりました。「くだらない」と山好きな上司に失笑されたりもしましたが、若さに任せ夜中の移動、車中泊、日に複数登山と40歳の時に一巡しました。黙って送り出してくれた家内に感謝しています。

そして定年退職を前に還暦の誕生日を薬師岳山荘で迎え、満天の星空を眺めながら第二の人生、健康寿命のことなど色々考えていたら二巡目を思いつきました。二百、三百もありましたが安全にこなせ、過去をもう一度振り返えりながら山を楽しむことが出来る目標だと思ったからです。

8年かけようやくここまできましたが、体力の衰えは徐々に進み今回も足が攣りそうになって心が折れそうな時もありました。去年は右膝靭帯損傷の大怪我をしたり、同級生の訃報が届くようになってきて、何時、自分も登れなくなるか分からないので今年中に残り三座終わらせたいと考えています。でもマグロと同じように泳ぎ続けないと死んでしまいそうなので、また何か思いつくかも知れませんね(笑)

この度は、ご丁寧なコメント有難うございました。
これからも奥様と充実した山行をお楽しみくださいませ👊

M-ck

こんばんわ〜(＾ω＾)ノ

このルートは二度目の槍ヶ岳で私も歩きました。
上高地のキラキラした雰囲気とは真逆で非常に地味なんですよね・・・(-ω-)
今となってはただただ辛かった思い出しかありません笑
酒田はこちらより被害が大きくて大変だとは思いますが。。。お疲れ様でした☆

またやん

M-ckさん、コメントありがとうございます。
今朝も近年経験の無い程の筋肉痛、それだけきつかった証です
M-ckさんも二回やっているのですか？　槍ヶ岳は何度のぼっても言い山ですね
下山後、テレビで山形秋田豪雨災害の被害の甚大さを実感していますがそちらも大変なのでは？

g1349919

夜分こんばんは🌃

南アルプスには今シーズン中に
登られますか？

山行中は晴れると良いですね(^^)

またやん

g1349919さん、おはようございます。

9/7白樺荘、9/8千枚小屋、9/9赤石岳避難小屋、9/10静岡駅前のホテル予約済です。
前聖でお会いしてずいぶん経ちましたね〜

ht3tm

またやんさん
ご無沙汰してます。酒田の豪雨災害、お見舞い申し上げます。
槍ヶ岳晴れてよかったですね。さすがに7月とあって山荘も混んでいたみたいですね。
私は今週末から道東の３座を目指します。🧸に会いませんように。

またやん

ht3tmさん、ありがとうございます。自宅近くを流れる最上川も洪水警戒レベル5になり、7/26の未明に住んでいる地域にも避難勧告が出され心配しましたが無事でした。鳥海山麓の地域では甚大な被害が出ており驚きです。

週末から羅臼、斜里、阿寒ですか？　調べたら道東の天気も良さそうだし楽しみですね　蝦夷鹿やキツネは必ず会えると思いますが、ホント、ヒグマには気を付けてくださいよ　レコ楽しみにしてます