燕岳〜北燕岳(燕山荘泊)
- GPS
- 26:35
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,507m
- 下り
- 1,506m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 10:32
天候 | 1日目:快晴→高曇り 2日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・道の駅は以前にも利用した所で、駐車場も広く、直ぐ近くにファミマとスーパーがある好立地。ただ酷暑の昨今、車中泊には暑すぎる。エアコン入れないと無理。 ・中房温泉までは舗装路だが、すれ違いに難儀する箇所が多い曲がりくねった狭路。一定雨量を超えると通行止めになるので、下山したのに帰れないということもあるのだろう。 ・登山口の駐車場は、平日6時半頃着で第1、2とも埋まっていたので第3駐車場へ。正直言って他の駐車場との歩行時間は気にならない程度だし、仮設トイレもあるし、止めやすさや広さの観点からも初めから第3駐車場狙いで十分。因みに第3駐車場の奥は仕切られたヘリポート区画で、更に奥には有明山の登山口がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
しっかり整備して頂いているルートで、且つ屈指の登山者数を誇る人気の山なだけあって、踏み跡が塹壕のようにえぐれた箇所も散見される登山道になっていて、迷うような箇所はない。 確かにキツい登り(下り)が続く道だが、定期的に休憩できるスポットがあるし、すれ違いや追い越し待ちが頻発するので、北アルプス三大急登の1つと言われると、本当なのかなとは思う。 水場は第1ベンチ近くのみ。後は合戦小屋と燕山荘で水を購入するしかない(燕山荘宿泊客は、節水しながら自由に給水可)。 主稜線の燕山荘まで出ると遮る物が無いので、悪天時には注意。 強いて言うなら、北燕岳直下の岩場?が、今コースの中では最も技術が求められる箇所だろうか。 登山ポストは、中房温泉登山口のロータリーの登山指導所に提出する。余談だが、私が好きだった「日本の名峰 絶景探訪」というBS-TBSの番組に何度か出演していたガイドさんが指導所に詰めていらっしゃったのに驚いた。 |
その他周辺情報 | ・登山口のソフトクリーム(500円、下山後にオススメ) ・有明荘の日帰り温泉(燕山荘宿泊客は割引券あり) |
写真
感想
何年も前から、人気過ぎて敬遠していた山。日本二百名山の1座らしい。
当初7月頭に予約したものの、予定日の予報がドンピシャで悪天で、揺るがず断念。
今回また自由な休みを取れたので、最後まで唐松岳テン泊と迷ったが、リベンジすることにした。
今までの山行での車中泊で、暑すぎてエアコン無しではほぼ寝られないというのは初めてだった。酷暑ということか。
お陰で睡眠時間合計4時間弱で臨む羽目に。しかもちょっと寝坊。
駐車場は目の前で第2が埋まったが、結果としてゆとりある第3で良かった。結局キツキツの第1、2に止めようが登山口までは歩くので、大差ない。
さすが大人気の山。ほぼ常時、前後に他の登山者の気配を感じながら登る感じ。追い抜きやすれ違い渋滞も結構な頻度で発生するので時間を食うが、その分だけ小休止になる。
主稜線に出た時の絶景は感動ものだ。
眼前に鷲羽・水晶・立山、南西は槍・穂高・大天井、北は燕岳が迫る。
当然東側は遠く妙高連山、浅間、奥秩父、八ヶ岳、富士山、南アルプス等、全てが見えた。
先に燕山荘で休憩してザックをデポすれば良かったと後悔したが、燕岳への道は異世界感があった。これは一見の価値あり。
北燕岳まで足を延ばす人はかなり少ないが、道中は変わらずしっかり整備されていた。
夕方から雲が湧いて日没は堪能できなかったが、燕山荘は素晴らしい。設備・スタッフ・ロケーション含めて文句なし。燕山荘や白馬山荘に慣れてしまったら、他の山小屋には満足できないレベル。毎年通う人の気持ちが分かった。
深夜から雨が吹き付けていたのは分かっていたが、朝は真っ白。大雨や強風ではないのが救いで、次々と登山者が登って来るので渋滞しつつもすんなり下山できた。下山後から強雨になったが、温泉が最高だった。
表銀座縦走路に俄然興味が湧いてしまった。
何はともあれ、燕岳は素晴らしい。
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