雲ノ平〜黒部五郎
- GPS
- 27:44
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 3,151m
- 下り
- 3,133m
コースタイム
- 山行
- 6:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:10
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 9:20
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:晴れ 夕方雨 3日目:雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
帰りも同じくタクシーで。 立山までは東京から新幹線(15,000円)→外山電鉄(1,200円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的によく整備されています。 三角点〜太郎平の石畳は登りにはありがたいですが、くだりは嫌になります。 雲ノ平も木道が整備されているのでありがたいです。 黒部五郎の肩〜北の俣岳は雨のせいで鞍部に池が出来てました。 |
その他周辺情報 | 立山国際ホテルに宿泊。 別館のお湯は少しぬるめだけどアルカリ湯でお肌つるつる。 本館の方が風呂の種類も多く、暑めのお湯でした。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
水
着替えのTシャツ(2)
カメラ(1)
携帯電話(1)
ヘッドライト(2)
手袋(1)
充電器(1)
スタッフバッグ(2)
タオル(2)
帽子(1)
iPodTouch(1)
日焼け止め(1)
非常食(1)
ロープ
地図
ペン(1)
替え靴下(2)
冬用ハードシェル(1)
ツェルト(1)
水筒(2)
|
---|---|
共同装備 |
非常食(2)
バーナー(1)
コッヘル(1)
|
感想
念願の雲ノ平。
8月後半は天気が微妙でしたが、天気予報では晴れそうだったので行ってきました。
黒部の山奥を歩く行程なので他と比べて人は少なかったですが、
山好きな方がたくさんいた感じ。
最大の問題点は太郎平より奥は全く電波が通じないこと・・・
1日目
立山からタクシーで折立へ。14500円の痛い出費。まぁやむなし。
天気は微妙でしたが、とりあえず降りそうに無いので良かった良かった。
折立からの登りはそんなに急なところもなく、樹林帯→石畳を3時間半で太郎平へ。
1時間ほど昼飯を食って休憩。
残念ながら薬師方面は雲がかかっていたが、それでも分かる山体のでかさ。
薬師沢へは2時間半の下り。下りにしては道はそんなに悪くなく。
この時点で黒部の谷では全く電波が入らないことを実感して絶望。
薬師沢小屋は外見は綺麗だけど、中は年季が感じられる小屋でした。
中が傾いてる小屋は初めてです。
黒部の水で冷やされたビールを飲んで疲れを癒す。
2日目
朝方は晴れ。夕方雨とのことで急いで出発。
黒部川の水は清流そのもの。橋を渡って雲ノ平への登りへ。
2時間ほど樹林帯を登りきって木道へ出ると雲ノ平。
薬師、祖父ヶ岳、水晶、鷲羽、三俣蓮華、黒部五郎と、
今まで見たことない風景と相まって絶景でした。
1時間ほどで雲ノ平小屋へ到着。
三俣山荘と同じ経営者ということもあって小屋の中はお洒落でした。
現在雲ノ平山荘からテン場を通っての祖父ガ岳への道は道の保護ということで
直接通れず迂回することに。30分くらい余計にかかりますが、かわりに
高天原の小屋が見えたのでよし。
1時間半くらい歩いて黒部の源流に降り、30分ほど上り返せば三俣の小屋。
鷲羽と三俣又蓮華に挟まれ、絶景です。
しかもカフェテラスがお洒落で、カレーの味もハヤシライスに近いし
コーヒーもサイフォンで入れてくれるという。お勧め。
ついでに以前読んだ伊藤正一氏の「黒部の山賊」を購入。何度読んでも面白い!
天気も微妙だったので、三俣山荘から急いで黒部五郎へ。
今まで歩いた道をぐるっと見渡す形で戻るルートですが、高低差はあまりないですが
黒部五郎小屋手前の坂を下るのがちょっと辛いかな。
ようやく小屋が見えた!というところで雨が降り出す。
小屋は最近建て直したらしく、ずいぶんきれいでした。
消灯の9時まで黒部の山賊を呼んで寝る。談話室では何故か本にも載っている
佐々成正の埋蔵金の話で盛り上がってました。
3日目
朝から雨。憂鬱な中スタート。
黒部五郎はカールを横切る形で尾根まで上がる。
雨じゃなければ素晴らしい景色だったんだろなーと思いながら歩く。
ただ雨は雨で迫力があってよかったです。
2時間ほどで山頂への分岐に到着。荷物をデポって山頂へ。
まぁ予想通り山頂は何も見えず・・・
山頂から下ったところで少し晴れ間が出たので写真を撮ったり。
太郎平までの道はそこそこ登ったり降りたり。ひたすら長かったです。
途中あちこちに池が出来てました。
4時間くらいかかって太郎平へ。やっと人の住む世界に戻ってきた感じです。
そこから3時間で折立へ。太郎平から電話でお願いしたタクシーに揺られて立山へ。
最後の1日は雨に降られた1日でしたが、それを含めても2日目の景色は
忘れられない景色でした。
なかなか行くのは厳しいですが、良い所でした。
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