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Yamareco

記録ID: 7105811
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【蓮華岳・北葛岳・七倉岳】 『青空の雪渓』と『雲海の御来光』に『ブロッケン』連発

2024年08月03日(土) ~ 2024年08月04日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:04
距離
15.2km
登り
1,872m
下り
2,233m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:02
休憩
0:06
合計
5:08
距離 5.0km 登り 1,140m 下り 30m
6:16
73
7:29
7:30
74
8:44
8:49
155
11:24
2日目
山行
8:48
休憩
1:00
合計
9:48
距離 10.3km 登り 732m 下り 2,202m
3:42
93
5:15
5:16
77
6:33
6:39
64
7:43
7:51
40
8:31
8:54
47
9:41
9:48
9
9:57
10:06
32
10:38
10:39
39
11:51
40
12:31
12:32
50
13:22
2
13:24
13:28
2
13:30
ゴール地点
初日はバテバテで小屋にたどり着くが、二日目は特に問題なく行動できました
テント泊トレーニングが目的です
天候 晴 午後は曇り
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
当日5:35、信濃大町駅から始発バスで扇沢へ移動(1650円)
七倉登山口からは、裏銀座登山バス(1500円)で信濃大町駅に戻り、周辺の市営無料駐車場に戻る
コース状況/
危険箇所等
針ノ木雪渓は、まだ雪渓歩きを楽しめますが、夏道も通る場所があります。
雪渓の融雪状況次第では、危険な箇所があるので注意。軽アイゼンやチェーンスパイクが必要。
蓮華の大下りは、鞍部付近に急な鎖場があるので、落石に注意しながら通過。
北葛岳と七倉岳の鞍部に崩落しそうな場所を通過する場所があり。補助ロープやワイヤーがあるが、ワイヤーは手を切る恐れがあるので注意
その他周辺情報 七倉山荘で日帰り入浴できます(680円)
予約できる山小屋
七倉山荘
信濃大町駅から扇沢行のバスに乗り込みます
信濃大町駅から扇沢行のバスに乗り込みます
扇沢の横に針ノ木岳への登山口があります
扇沢の横に針ノ木岳への登山口があります
登山道に入ってしばらく進んだ所にある「湧き水」
冷たくて美味しい水場です
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登山道に入ってしばらく進んだ所にある「湧き水」
冷たくて美味しい水場です
大沢小屋に到着
百瀬 慎太郎のレリーフ
山を想えば人恋し・・・有名ですね
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大沢小屋に到着
百瀬 慎太郎のレリーフ
山を想えば人恋し・・・有名ですね
日本三大雪渓の一つ、針ノ木雪渓が見えました
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日本三大雪渓の一つ、針ノ木雪渓が見えました
だいぶ溶けていますが、上部にはたっぷり残っています
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だいぶ溶けていますが、上部にはたっぷり残っています
今回は6爪軽アイゼンを装着
皆さんはチェンスパが多かった
今回は6爪軽アイゼンを装着
皆さんはチェンスパが多かった
初めて登った時は秋だったので、ほとんど雪はなかった
雪渓の一番狭いノドの部分は、高い巻道を登ったが、この時期なら雪渓を直登できる
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初めて登った時は秋だったので、ほとんど雪はなかった
雪渓の一番狭いノドの部分は、高い巻道を登ったが、この時期なら雪渓を直登できる
途中、雪渓が途切れている所もあり
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途中、雪渓が途切れている所もあり
雪渓を青空に向かって登ります
雪面の冷気が白く見えます
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雪渓を青空に向かって登ります
雪面の冷気が白く見えます
登って来た雪渓を振り返ると急な雪渓だと判る
この時間はまだ視界良好
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登って来た雪渓を振り返ると急な雪渓だと判る
この時間はまだ視界良好
最終水場に到着
この前後、足が吊ってしまい悶絶状態でほとんど進めずに苦しんでいた
水場で3箸睚箋襪垢襪里如更に亀状態となってしまった
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最終水場に到着
この前後、足が吊ってしまい悶絶状態でほとんど進めずに苦しんでいた
水場で3箸睚箋襪垢襪里如更に亀状態となってしまった
そんなこんなで、ガスが上がって来てしまいました
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そんなこんなで、ガスが上がって来てしまいました
何とか状態も落ち着いて、稜線までもう少し!
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何とか状態も落ち着いて、稜線までもう少し!
無事、針ノ木小屋に到着
大勢の人達で大混雑
無事、針ノ木小屋に到着
大勢の人達で大混雑
テントの受付
1000円は今の時期は良心的なお値段
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テントの受付
1000円は今の時期は良心的なお値段
散々苦労して、斜めの狭い場所に無理やりペグで固定したテント
実は斜めになって、少し浮いている
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散々苦労して、斜めの狭い場所に無理やりペグで固定したテント
実は斜めになって、少し浮いている
翌日、蓮華岳山頂にやってきました
周囲にはコマクサが見頃となっています
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翌日、蓮華岳山頂にやってきました
周囲にはコマクサが見頃となっています
祠の場所から撮影開始
山頂にいる人が雲海に浮かんでいるようです
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祠の場所から撮影開始
山頂にいる人が雲海に浮かんでいるようです
槍穂が良く見えました
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槍穂が良く見えました
そして、いよいよ御来光の時間
下界は雲海です
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そして、いよいよ御来光の時間
下界は雲海です
来ました
あっけない程、すぅっと朝日が昇りました
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あっけない程、すぅっと朝日が昇りました
槍穂も薄っすらと色を変えていきます
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槍穂も薄っすらと色を変えていきます
素敵な朝日でした
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素敵な朝日でした
山頂にご挨拶
「お久しぶりです」
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山頂にご挨拶
「お久しぶりです」
ここ蓮華岳は抜群の視界が得られましたが、針ノ木岳をはじめとした後立山は山頂がガスに包まれていました
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ここ蓮華岳は抜群の視界が得られましたが、針ノ木岳をはじめとした後立山は山頂がガスに包まれていました
これが「蓮華の大下り」
初チャレンジです
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これが「蓮華の大下り」
初チャレンジです
正面に北葛岳、その右奥に七倉岳が連なります
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正面に北葛岳、その右奥に七倉岳が連なります
まずは、細かいザレた急斜面を下ります
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まずは、細かいザレた急斜面を下ります
まだ、大下りの底は見えません
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まだ、大下りの底は見えません
ガスが次々と流れます
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ガスが次々と流れます
ふと横の景色を見ると、虹色のリングが・・・
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ふと横の景色を見ると、虹色のリングが・・・
ブロッケン現象!
今年2回目です
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ブロッケン現象!
今年2回目です
その後、ずっと下りながら自分のブロッケンを眺めていました
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その後、ずっと下りながら自分のブロッケンを眺めていました
こんなに長い間、付き合ってくれるとは思わなかった
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こんなに長い間、付き合ってくれるとは思わなかった
大下りの最後は、鎖場
大下りの最後は、鎖場
大下りを登り返す登山者
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大下りを登り返す登山者
500m以上の下りは大変でした
500m以上の下りは大変でした
このワチャワチャ感がたまらなく可愛いコゴメグサ
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このワチャワチャ感がたまらなく可愛いコゴメグサ
急坂を這い上がって北葛岳到着
2
急坂を這い上がって北葛岳到着
しかし、また下ってから七倉岳へと登らねばならない
しかし、また下ってから七倉岳へと登らねばならない
鞍部に到着して登り返すところに崩落しそうな危険個所あり
この辺り、古いロープと金属製ワイヤーを一緒に設置してあり、ワイヤーで少し指先を切ってしまったので、注意しましょう
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鞍部に到着して登り返すところに崩落しそうな危険個所あり
この辺り、古いロープと金属製ワイヤーを一緒に設置してあり、ワイヤーで少し指先を切ってしまったので、注意しましょう
七倉岳に着く頃には、既にガスが覆い始めていた
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七倉岳に着く頃には、既にガスが覆い始めていた
昨年も訪ねた船窪小屋に到着
これで、後立山連峰もだいぶ踏破できた
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昨年も訪ねた船窪小屋に到着
これで、後立山連峰もだいぶ踏破できた
しか〜し、難所の七倉尾根を下らねばならない
10番標識が地獄の始まり
しか〜し、難所の七倉尾根を下らねばならない
10番標識が地獄の始まり
急な崖、木の根、階段が次々を襲い掛かる難コースを突破しながら、最後の1番標識を通過
急な崖、木の根、階段が次々を襲い掛かる難コースを突破しながら、最後の1番標識を通過
ようやく登山口到着
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ようやく登山口到着
七倉山荘にて、汗を流してコーラで乾杯
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七倉山荘にて、汗を流してコーラで乾杯
裏銀座登山バスで信濃大町駅へ戻ります
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裏銀座登山バスで信濃大町駅へ戻ります

感想

最近仕事が立て込んでいて、登山前日は残業の後に帰宅してから車に荷物をぶち込み、高速に飛び乗ったので、相変わらずの寝不足登山です🥱

当日5:35、信濃大町駅から始発バスで扇沢へ移動(1650円)。青空の針ノ木雪渓🤣を登り、針ノ木小屋でテント泊。
今年初めてのテン泊装備。荷物の重さが響いて登りでバテバテ🥵。昼前に着くもテン場は大混雑(テント番号札は51😨、だが確か30張しか張れないはず🤔)。0.8張り分しかない斜めの場所に、テントがひっくり返らない様にペグで固定するのが精一杯でした😭。
2〜3人チャレンジして諦めた曰く付きの場所で、ペグすら打てずにちょっとテントが浮いていた。ペグ抜けたらテントごと滑落事故が発生しそうな過去最悪の場所😱
最近のテントは、使いやすさ優先で長辺側に出入り口があるタイプが多いが、狭いテン場では1人用で短辺側に入り口があるタイプでないと、設営できない場合があるので、未だにこのテントを使っている。

苦労してテントを設営した頃、既にガスが上がって来てしまい、山頂からの展望は期待出来ないので、本日はこれにて終了。夜にはガスも無くなり星空🌠が広がりました。

翌日、3:30に出発。蓮華岳の花畑はまだ陽の光が届いていないので通過し、山頂へと登ってきた。
程なく、雲海の先に御来光🌄。これ程雲に邪魔されずすんなり登る朝日を見たのは久しぶりである。
一方、針ノ木岳から北の後立山連峰は山頂付近だけガスが掛かっていて、ここ蓮華岳だけ360°視界バツグン👌ラッキーでした

そして、これからが初めてのルート「蓮華の大下り」524m下ります。細かな石で崩れやすいザレ場を抜けると急な岩場が遥か下の雲海へと繫がっている。
ふと横の景色を見ると、虹色のリングが見えた。
コレはまたまた「ブロッケン現象」が見れる💘
そこからは横に見える自分のブロッケン🤗と共に鎖場を下り、北葛岳へと急登を登り返す😱
その先はまた下った後、七倉岳へと登り返し😱😱、急坂の七倉尾根を約1500m一気に下り😱😱😱、七倉登山口にゴール💨
この日の累積下り標高差は約2300m👍

下るにつれて上昇する気温.。汗💦をかいてずぶ濡れだったので、七倉山荘で汗を流し(680円)、裏銀座登山バス(1500円)で信濃大町駅に戻り、周辺の無料駐車場へと暫く歩いて無事帰還。夏休み前のトレーニング完了。お疲れ山でした🙇‍♀️

ショート動画です




本編動画はいつになるやら・・・(多分、遅くなります)

やっと本編動画できました🙇‍♂️




ルートの紹介動画です


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