赤岳 〜 天国と地獄の八ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,279m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者小屋より上は梯子や鎖場が多数あり。しっかり整備されているので、天気が良ければ難しいことはないと思う。 |
写真
感想
8月中旬からずっと天気が悪かったけど、久しぶりに好天となった週末。もともと前回の白馬三山の後はスケジュールが空いていなかったので、自分が行けるときだけ晴れてくれるなんて幸運。日帰りで八ヶ岳の赤岳、阿弥陀岳を狙うことにしました。
予定したのは美濃戸から行者小屋を経て、地蔵尾根を上がり赤岳へ。そこから阿弥陀岳に縦走し、行者小屋に下りて美濃戸に戻るコース。コースタイムは9時間ぐらいのなので、あまりゆっくりはできないかなと。
悪路で有名な美濃戸への道は確かに荒れていました。ただ、ゆっくり走れば、なんとか行けます。5:15に到着したのにも係わらず、駐車スペースは残り少なくてちょっとびっくり。やまのこ村に停めて、5:45にスタート。
行者小屋までは南沢に沿って単調な緩い登り。ウォームアップにはいいけど、ちょっと距離が長い。でも、ずっと沢音が聞こえるので、気持ち良く歩けました。
行者小屋からは地蔵尾根で稜線に上がります。これまでとは打って変わった激登り。急な階段が現れて、それをクリアすると岩場登りに。それほど難しい箇所はなく、むしろ面白かったけど、下りや雨の時は細心の注意が必要ですね。徐々に視界が広がって、赤岳、阿弥陀岳、横岳が目の前に。遠く穂高連峰も望むことができました。
地蔵の頭からは稜線を辿って赤岳の山頂へ。東側からガスが上がってきて時々、頂上が見えなくなったけど、ちょうどこの稜線が雲を堰きとめているようで、それがいい雰囲気。赤岳展望荘から予想以上に険しい登りをこなして山頂に到着。出発から4時間弱で登頂できました。山頂からは一瞬だけ富士山も見えて、上機嫌で阿弥陀岳へ…
このあと、やってしまいました。足首を捻挫しました。赤岳直下の岩場をクリアして、文三郎尾根の分岐を過ぎた先。正面の阿弥陀岳に続く道がなんともカッコよくて、気持ちが高揚するような風景の中、ザレ気味の斜面を下ってい時でした。浮石に乗って、転倒はしなかったけど、思いっ切り足首を捻りました。めちゃくちゃ嫌な音がして激痛が…。これは結構やばいかも。。普通に歩くだけで痛い。
とりあえず、目の前の中岳を登らないと。ほとんどストックに頼った状態で、なんとか登り切り休憩。もちろん阿弥陀岳は諦めて、自力で下山することに目標を切替えます。
行者小屋までは、痛いながらもそれ程、時間は掛かりませんでした。そこから美濃戸に戻るまでが、永遠とも思える道のりでした。さっきまであんなに楽しかった山登りが、いまはただただツライ時間。足の痛みは徐々に増して行き、それをかばって膝まで痛くなってきた。超鈍足でもなんとか進んで、美濃戸に着いた時には、なんだか力が抜けちゃいました。
今でもまだ足首が痛みます。山での事故、怪我でありがちな、難所を越えた後の気の緩み。そういうつもりはないけれど、当てはまってしまいますね。反省です。次の山はしっかりと治してですね。そして、いつかは阿弥陀岳にリトライを。
o-chiku さん、こんにちわ。
当日、権現岳のほうから赤岳を眺めていました。
この日は、ひさびさの好天で、まずまずの展望が楽しめました。
赤岳では足をねん挫したということで、阿弥陀のほうは残念でしたが、
無事に下山できて何よりでした。
危険なところより、なんでもないところこそ注意ですね。
自分も、下山してから3日後の昨日、フラットな砂利の駐車場で
なにもないのに、足をぐねりました。。疲れが出たのかな。。
阿弥陀またリベンジしてください。。自分ももう少し、脚力が付いたら、
赤岳方面に行ってみたいです。
s-katayama さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
権現岳は雲の中のように見ましたが、眺望があったようで良かったですね。
僕も依然、権現岳から赤岳を眺めて、絶対に登りたいと思いました。
s-katayamaさんもしっかり準備して、ぜひ登ってくださいね。
お互い、怪我には気を付けましょう。
では。
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