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Yamareco

記録ID: 7121341
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

大キレット【槍ヶ岳→北穂高岳】

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月11日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
17:48
距離
47.5km
登り
2,763m
下り
2,764m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
0:59
合計
7:42
5:51
1
スタート地点
5:53
5:53
2
5:55
9
6:34
6:35
6
6:41
6:41
3
6:44
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30
7:14
7:14
11
7:26
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39
8:04
8:05
1
8:06
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27
8:33
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7
8:40
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7
8:48
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20
9:08
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5
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46
12:07
12:11
49
13:00
13:34
3
2日目
山行
9:11
休憩
1:18
合計
10:29
13:37
12
4:32
4:32
12
4:44
4:49
37
5:26
5:27
33
6:00
6:00
20
6:20
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5
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5
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5
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12:22
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12:39
0
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9
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27
13:48
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5
13:53
13:54
3
13:57
13:57
30
14:37
14:45
4
14:49
2
14:51
ゴール地点
天候 【1日目】晴れ、【2日目】晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
沢渡駐車場からアルピコバス
【行き】15分程待ち
5:10発→5:40 上高地着
【帰り】14:45から2時間半待ち
17:15 上高地発→17:45 沢渡着
※駐車場代 1日 700円
※バス代 往復2900円
コース状況/
危険箇所等
○上高地〜槍ヶ岳山荘
整備されていて歩きやすいが、後半傾斜がきつい
※今年の大雨で流された川沿いの登山道が既に整備
されていた(感謝)
○槍ヶ岳 山荘〜山頂
急ではあるが梯子、チェーンなどが整備され、
ゆっくり三点支持でいけば大丈夫。ただし、落石
に注意(特に渋滞時)し、ここからはヘルメットも
○槍ヶ岳〜南岳
比較的平坦で危険箇所なし
○南岳〜北穂高岳
最低鞍部までの下りは相当の傾斜があり、要注意。
足場の確認、上下にいる人との距離、落石に注意。
滑り落ちるとまず助からない
最低鞍部から北穂高岳までは、長い岩場の巻きや登
りの連続。こちらも目印を確認しながら、一歩ずつ
○北穂高岳〜涸沢
一気に下るので足下に注意しながら確実に。
○涸沢〜上高地
前半はよく整備された下り道、後半はひたすら長い
その他周辺情報 下山後、沢渡バス停の足湯公園で♨
河童橋 奥には穂高連峰
2024年08月10日 05:54撮影 by  SOV39, Sony
2
8/10 5:54
河童橋 奥には穂高連峰
下流側には 焼岳
2024年08月10日 05:56撮影 by  SOV39, Sony
8/10 5:56
下流側には 焼岳
猿の群れに出会う
2024年08月10日 06:57撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 6:57
猿の群れに出会う
横尾分岐 ここから一周する
2024年08月10日 08:07撮影 by  SOV39, Sony
8/10 8:07
横尾分岐 ここから一周する
大雨で埋もれた道の新しい迂回路(山側)
2024年08月10日 08:51撮影 by  SOV39, Sony
8/10 8:51
大雨で埋もれた道の新しい迂回路(山側)
槍沢ロッジで一休み 水を頂く
2024年08月10日 09:15撮影 by  SOV39, Sony
8/10 9:15
槍沢ロッジで一休み 水を頂く
天狗原分岐
2024年08月10日 10:36撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 10:36
天狗原分岐
槍ヶ岳が近づいてきた
2024年08月10日 11:10撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 11:10
槍ヶ岳が近づいてきた
もうすぐ槍ヶ岳 手前にミヤマキンポウゲ
2024年08月10日 11:46撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 11:46
もうすぐ槍ヶ岳 手前にミヤマキンポウゲ
今晩の宿に到着
2024年08月10日 12:13撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 12:13
今晩の宿に到着
山頂はガスで真っ白
2024年08月10日 13:14撮影 by  SOV39, Sony
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8/10 13:14
山頂はガスで真っ白
槍ヶ岳、山頂直下の下り階段
2024年08月10日 13:30撮影 by  SOV39, Sony
8/10 13:30
槍ヶ岳、山頂直下の下り階段
日の出前 槍ヶ岳のシルエット
2024年08月11日 04:37撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 4:37
日の出前 槍ヶ岳のシルエット
燕岳の上から太陽が顔を出す
2024年08月11日 05:02撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 5:02
燕岳の上から太陽が顔を出す
槍ヶ岳にサヨナラ、また会おう
2024年08月11日 05:22撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 5:22
槍ヶ岳にサヨナラ、また会おう
中岳
2024年08月11日 05:25撮影 by  SOV39, Sony
8/11 5:25
中岳
南岳小屋、奥に北穂高岳
2024年08月11日 06:24撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 6:24
南岳小屋、奥に北穂高岳
いよいよ大キレットの核心部へ
2024年08月11日 06:44撮影 by  SOV39, Sony
8/11 6:44
いよいよ大キレットの核心部へ
下ってきた大キレットを振り返る
2024年08月11日 07:19撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 7:19
下ってきた大キレットを振り返る
最低鞍部
2024年08月11日 07:24撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 7:24
最低鞍部
北穂高岳な向けて慎重に岩をのぼる
2024年08月11日 07:44撮影 by  SOV39, Sony
8/11 7:44
北穂高岳な向けて慎重に岩をのぼる
A沢
2024年08月11日 08:04撮影 by  SOV39, Sony
8/11 8:04
A沢
振り返り 凄い景色
2024年08月11日 08:11撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 8:11
振り返り 凄い景色
飛騨泣き
2024年08月11日 08:26撮影 by  SOV39, Sony
8/11 8:26
飛騨泣き
岩、岩。なかなか北穂高岳にたどり着けない
2024年08月11日 08:28撮影 by  SOV39, Sony
8/11 8:28
岩、岩。なかなか北穂高岳にたどり着けない
お花に癒される ウサギギク?
2024年08月11日 08:51撮影 by  SOV39, Sony
8/11 8:51
お花に癒される ウサギギク?
北穂高岳に到着。山頂からの振り返り
2024年08月11日 08:57撮影 by  SOV39, Sony
8/11 8:57
北穂高岳に到着。山頂からの振り返り
穂高岳を眺めつつ涸沢に下る
2024年08月11日 10:07撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 10:07
穂高岳を眺めつつ涸沢に下る
奥穂高岳とトリカブト
2024年08月11日 10:16撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 10:16
奥穂高岳とトリカブト
涸沢テント場
2024年08月11日 10:54撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 10:54
涸沢テント場
屏風岩
2024年08月11日 12:20撮影 by  SOV39, Sony
8/11 12:20
屏風岩
帰りも猿に見送られる
2024年08月11日 13:50撮影 by  SOV39, Sony
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8/11 13:50
帰りも猿に見送られる
撮影機器:

感想

木曜の夜に槍ヶ岳山荘の予約がとれたので、いつか行きたいと思っていた大キレットに急遽行くことに。朝一のバスで上高地から入り、一泊で戻る少しきつめのスケジュール。

前夜に慌ただしく準備して3時間程睡眠をとった後、車で沢渡バスターミナルに向かう。午前4時半の段階でターミナルに近い第3駐車場は一杯で、少し離れた第2駐車場(7割程駐車)に停めて、バスで上高地に入る。
災害の関係で河童橋から先は右岸を通って明神まで行き、徳沢、横尾までの長い距離を歩くと、少し足に疲れがたまる。槍沢ロッジ、天狗原分岐を過ぎると、5年振りの槍先が見えてくる。ここから斜度がきつくなるが、まずまずのペースで槍ヶ岳山荘に到着。荷物を下ろしている間にガスがかかり始め、槍穂に着くと真っ白だったが、お約束の写真を撮り、少し混んでたので往復で50分。
そのあとはテラスでビールを飲みながらガスの晴れた槍穂を眺め至福の時。隣にいた人から大キレットのアドバイスを頂いたりと、ほろ酔いのなかでも、明日の作戦を考える。夜は山小屋でがっつりとご飯を頂き、翌日備えて19時には就寝。

2日目は3時起きし、少しだけ満点の星空を眺め、4:20スタート。今日が本番なので、槍穂の再トライは諦めて、北穂高岳を目指す。5時前の日の出は大喰岳過ぎた辺りで拝んだ。槍ヶ岳、後立山から高妻山等も、目の前は常念岳、大天井岳が見えた。
中岳、南岳へと比較的平坦な登山道を南下。ここからは本番。気を引き締めて前進。南岳小屋過ぎからは一気にやせた岩場を下る。落石に気をつけながら最低コルまでたどり着く。ここから長谷川ピーク、飛騨泣きを慎重に進む。飛騨泣き過ぎた岩をわたる所が足場がとりづらく緊張。あとは急で高度感はあるが、ホールドはしっかりしているので、ルートを誤らなければ、岩登りを楽しめる。ただし、それなりの経験と技術は必要な山。最後の北穂高岳直下の登りは息が少し上がった。なお、午前中は目先に太陽の光が視野に入り先が見えずらい。

その後は、昨年登った北穂高岳。下りは慎重にしつつ、涸沢まで下る。晴天でずーっと陽が当たり暑い。
ここまで来れば、あとは上高地までテクテク歩く。

もう一泊出来ればベターだったが、はじめての大キレットは変化に富みスリリングでアルプスを体全身で楽しめた。槍も素晴らしく、大満足の山行だった。

(追記1)明神から上流側では猿の集団、槍ヶ岳山頂では突然のオコジョ、帰りの河童橋手前でカモシカの出現と、野生動物に出会えたのも貴重な体験だった。

(追記2)今回は難度の高いコースで日程もきつめだったので、荷物を減らすこと、夜は十分に休むことを優先させ、山小屋泊にした。お陰で計画どおり下山できた。大きく重いリュックや悪天候ならば、危険のリスクや体の負担が増すので、登山はやはり安全が第一だと改めて感じた。

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