山の日は地味～に大滝山（北アルプス）へ

2024年08月11日(日) ~ 2024年08月12日(月)

• GPS: 12:05
• 距離: 21.9km
• 登り: 1,578m
• 下り: 1,579m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:55

距離 11.2km 登り 1,404m 下り 184m

6:11 冷沢登山口駐車場
6:16 三郷スカイライン展望台
7:26 7:32 冷沢登山口
9:13 9:22 鍋冠山
12:18 12:22 鍋冠山・小倉分岐
12:27 大滝山北峰
12:33 12:54 大滝山荘
13:05 大滝山
13:06 大滝山荘

2日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:10

距離 10.8km 登り 174m 下り 1,395m

6:15 大滝山荘
6:26 鍋冠山・小倉分岐
8:32 8:47 鍋冠山
10:14 10:15 冷沢登山口
11:22 三郷スカイライン展望台
11:25 ゴール地点

天候

11日は曇ときどき晴れ，12日は晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三郷スカイライン展望台駐車場

コース状況／危険箇所等

危険箇所なし。とてもよく手入れされたコースです。
大滝山荘はこじんまりした，素敵な山小屋です。小屋番さんがとても親切で，食事も美味しくて，自信を持ってオススメします。

写真

スタート直後に見つけたトビナナフシ。孫が欲しがっている虫ですが，スルー

私の汗を吸いに来たキベリタテハ

3度めの登頂

shimoyoshiさんは初めて

稜線手前が急で辛かったです

稜線に出た喜びもつかの間，山が見えない😥

キツネの糞？雷鳥が食べられているの❓

大滝山北峰

まずは大滝山荘にチェックイン

昔から変わっていません。この日の宿泊者は，団体6名を含めて12名でした。

南峰山頂

三角点にタッチ

クロサンショウウオ幼生が住む池

私の汗を吸いに来たベニヒカゲ。手乗り個体も居ましたが，流石に撮影できませんでした😥

8畳の部屋に我々だけの貸し切りにしてくださいました😁

夕食は牛丼とおでん。牛丼は食べ放題です

食後，撮影に行きましたが，雲は消えませんでした😂

明けて二日目。良いお天気です。

これを見たかったのです

もっと撮影したかったのですが，朝食の時刻を10分近く過ぎているので，泣く泣く小屋に向かいました。

遅れて朝食へ（すみませんでした）。カレーライスとスープも食べ放題でした😁

サンショウウオのいる池

これから向かう鍋冠山。めっちゃ長いコースです。

平坦な道が続きます

あと200mで冷沢

林道がやたら長くて辛く感じました

感想

だるまがえる

今年の山の日は，shimoyoshiさんと地味〜に北アルプス大滝山にて山小屋泊山行を楽しみました。大滝山は，北アルプス常念山脈でも一二を争う人気の蝶ヶ岳の南隣にあり，標高は2616m（北峰）です。蝶ヶ岳のすぐ隣であるにも関わらず訪れる人もごく少ない，不遇で静寂の山です。その山頂近くにある大滝山荘はこじんまりとした，昔ながらの山小屋の雰囲気を楽しめる小屋として，知る人ぞ知る存在です。

私はまだ19歳だった1978年の7月に，植物調査団（団長は大場達之博士）の一員として一ノ沢⇒常念小屋（泊）⇒前常念岳⇒常念岳⇒蝶ヶ岳（ヒュッテ泊）⇒大滝山（大滝山荘泊）⇒蝶ヶ岳⇒三股という3泊4日行程で常念山脈の縦走をしました。その3日目の宿として，大滝山荘に宿泊しました。2日目の蝶ヶ岳ヒュッテが猛烈な混雑でうんざりした後だっただけに，大滝山荘は天国のような静けさで，私達一行5名は個室でゆったりと心身を休めることができたものでした。

今回の山行の5日くらい前，shimoyoshiさんから「3連休中に山トレしたい。できるだけ近くで，結構な長距離を歩けて，標高差も大きくて，空いてて，写真撮影できそうな山なんて無いよねぇ」というメールが届きました。というのも，山行の候補の日が8月11日と12日ーお盆直前の3連休中であり，しかも11日は「山の日」だからです。何処の山も混まない訳がありません😥 でも，私は「条件を満たしそうな山を一つだけ知ってるよ😁」と返信しました。その山というのは，もちろん大滝山のことです。こうしたメールのやりとりが，今回の山行のきっかけでした。

信州でも下界は連日猛暑が続き，熱中症警戒アラートが連日出されている中でしたが，山の上は別天地。大滝山も大滝山荘も，46年前とほとんど変わること無く，昭和の古き良き時代にタイムスリップしたかのようでした。shimoyoshiさんから相談してもらって良かった❗と思いました。