大菩薩嶺。涼しい稜線は気軽な標高2000m

2024年08月13日(火) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 12.3km
• 登り: 776m
• 下り: 776m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:26
• 休憩: 0:56
• 合計: 5:22

7:48 スタート地点
7:52 8:00 上日川峠
8:22 小屋平バス停
9:29 9:39 石丸峠
9:51 熊沢山
10:07 大菩薩峠
10:22 10:30 親不知ノ頭
10:34 賽ノ河原
10:42 10:47 妙見ノ頭
11:01 神部岩
11:11 11:12 雷岩
11:20 11:24 大菩薩嶺
11:30 11:40 雷岩
11:45 11:47 神部岩
12:05 賽ノ河原
12:08 親不知ノ頭
12:15 12:17 大菩薩峠
12:35 12:37 勝縁荘
12:40 富士見山荘
12:46 12:47 福ちゃん荘
13:03 13:06 上日川峠
13:10 ゴール地点

天候

午前中くもりときどき晴れ。雲多し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

8/13 7:54

上日川峠第3駐車場、ここよりスタート。
標高1600m近いが、まだまだ暑い

8/13 7:55

緑の森を差し抜ける朝の光が、すでに眩しい

8/13 8:01

道路脇の第二駐車場の車列。満杯だね

8/13 8:05

石丸峠へ向かいます。初めて歩く道

8/13 8:17

日差しを浴びずに済む樹林内を進む。
思っていたりも快適

8/13 8:20

マルバダケブキの咲く斜面があったり

8/13 8:23

きれいな清流のせせらぎを超えて進む

8/13 8:27

味のある道標。車道を超える箇所もあり

8/13 8:33

雑草だね、アップにするとなにやらきれいで

8/13 8:33

フシグロセンノウ

8/13 8:43

ダイコンソウでしょうか

8/13 8:43

オトギリソウ

8/13 9:05

きれいな笹原斜面を登っていく

8/13 9:15

カラマツ林と笹原

8/13 9:17

上空に青空がのぞいた

8/13 9:18

きれいな苔地帯を過ぎて進むと

8/13 9:21

展望がひらけた。さすがに登りは汗みずく

8/13 9:21

なんとかダムは見えた。予想通りだけど雲が多く視界は狭い

8/13 9:21

カイフウロ。とてもたくさん咲いていた

8/13 9:27

コウリンカ、こちらもいたるところで

8/13 9:28

ノコンギクでしょうか？

8/13 9:29

ウスユキソウでしょうか？

8/13 9:28

笹の葉に残る朝露

8/13 9:31

鹿よけ柵内で保護されていた

8/13 9:32

終わりかけのツリガネニンジン

8/13 9:34

そうし石丸峠に到着。
広々とした笹原斜面、青空ならもっときれいだろう

8/13 9:34

青空のあるうちにと撮っておこうと

8/13 9:49

さて、大菩薩へと向かいます。
眼下に先ほどいた石丸峠が見える

8/13 9:51

真っ白よりはきっと良い

8/13 9:58

ダムもまだまだ見えている

8/13 10:00

この先針葉樹林内、ちょっと登山道荒れている。これまでの道が良すぎたのかもしれないが

8/13 10:01

びっしりと苔のはびこる斜面を過ぎると

8/13 10:12

眼下に小屋が見えてきて、通路を抜けて行くと

8/13 10:12

大菩薩峠に到着しました。湿度は高そうだが、さほど暑くはない

8/13 10:13

進行方向、案外見えている。これはいい

8/13 10:16

それでは進もう、青空ものぞく時が

8/13 10:20

シロニガナでしょう

8/13 10:20

振り返ると、いま越えてきた山。流れる雲

8/13 10:27

大菩薩らしい稜線歩きが続く。
ちょっと雲が多いのが残念

8/13 10:36

なかなかいい雰囲気。今日はあそこ妙見ノ頭を登ろう

8/13 10:37

高い上空にはときおり青空

8/13 10:42

砂利の斜面を登っていく

8/13 10:52

頭から下ってきて、笹原と大菩薩嶺

8/13 10:59

流れる靄の奥に分厚い入道雲

8/13 11:02

青空の青は澄んでいた

8/13 11:06

2000m標柱。2000年に設置されたよう

8/13 11:13

ダム上に湧き上がる巨大な雲のかたまり

8/13 11:24

大菩薩嶺に到着。誰もいない時が……
真夏の今日は、いつもより人出が少ないかな

8/13 11:34

帰りに雷岩

8/13 11:40

すると鹿が……

8/13 11:43

ずいぶんと人慣れしているようだが……

8/13 11:44

しばらく見てたらずっと食べていた。食欲は旺盛だ

8/13 11:46

上空が怪しいのでそろそろ戻ろうと。
すっきり晴れていたら見晴らしがいいのだが

8/13 11:59

大菩薩というならば笹原の斜面。
やっぱり富士山は見えなかった

8/13 12:05

振り返って大菩薩嶺。本日いちばん良く見えた瞬間だろう

8/13 12:07

これぐらい青空がのぞくときれいなのだが

8/13 12:09

やっぱり大菩薩はこうでなくっちゃね

8/13 12:30

雨が心配なので早めに帰ります。
福ちゃん荘経由でモミ、ツガの針葉樹を抜け

8/13 13:05

新緑と見まがうミズナラの森を過ぎると、上日川峠。駐車場に無事到着。しばらくすると、土砂降りが襲ってきた

8/13 13:55

山を下りてくると、雨が降った形跡すらなし。
今回は桃を買って帰る、この前はスモモだった

撮影機器：

EOS M6 ボディ CANON

装備

個人装備

ザック（G/R） シューズ（S/L） 登山タイツ（夏黒） ハーフパンツ（M/New） 半袖シャツ（W） 夏帽子（N） 手袋 手ぬぐい2

感想

self

　連日の猛暑で夏バテ寸前。あまりの暑さに外出が億劫、というより冷房のない場所は恐怖に近い。いつから生活圏たる都市はこんなにも暑く不快になってしまったのだろう。また、夏雲がもたらす夕立は、最近では昼にはもう土砂降りが来る始末で、昼立と言ってもいいほどだ。そんな現象と対峙している現代人はこの厳しい状況がさらに悪化したならばどう対処するつもりなのだろう、などと考えてしまう。
　そんなわけで、午前中に登り終えられそうな大菩薩に行ってきた。夏の盛期では標高が2000mと高いところでも必ずしも涼しいとは言えないが、意外と涼しかった。低く流れる雲で直射日光が避けられたからだろうか。肌で感じるこの涼しい空気と対比すると、最近の平地の空気はどうも以前とは全く違う別種の滞留する熱風に近い。わずか半日だが都市の生活熱や贅沢熱から解放されたと、もはや単純に喜んでいる場合ではないのかもしれない。
　雨はやはり午後早めにやってきた、それも勢いのある土砂降りで。