初、北アルプス♪ 常念岳 〜 大天井岳 日帰り縦走
- GPS
- 12:55
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,413m
- 下り
- 2,413m
コースタイム
- 山行
- 12:45
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 13:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されてきれいな登山道でした。 雨の後で沢の水が登山道を川の様に流れていました。そのため、下りでは滑らないように少し慎重に歩きました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
|
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感想
今年の2月下旬に登山を初めてから、初の北アルプス!
好天の北アルプス。
常念岳から大天井岳へ縦走。
最高の北アルプスデビューでした!
ここ2週間、台風の影響もあり天候が不安定な毎日でしたが、ようやく好天に恵まれ、無事北アルプスへ行けました♪
行先は、常念岳〜大天井岳にしました。
正直、時間的にキツいかなと思いましたが、大天井岳へは、折り返し時間を決めて行ける所まで行こう、というプランで臨みました。
今回は最初からすべての計画に無理はあったのですが、この日を逃せばもう今年は無理だったので強行しました(笑)
まず前夜。
仕事が終わり帰宅したのが9時過ぎ。
用意して出発したのが10時半はとっくに過ぎてました。
長野県安曇野の常念岳一の沢登山口駐車場に着いたのが3時半頃。
1時間少々の仮眠。
朝5時前、まだ暗いので出発を約30分ほど遅らせる。
5時25分頃、駐車場を出発し、登山口へ向かい、スタート。
天気予報は晴れでしたが、少し曇ってるが、大丈夫そうです。
登山口には誰もいない。
少し歩くと、3組程追い抜かせて頂きました。
一の沢は沢沿いの登山道です。
ほぼ最初から沢沿いで、川の音が聞こえています。
しばらくすると”山の神”に。
ここは既に登山道が沢状態に水浸し。
ここからは標高2000mの胸突八丁まで、こんな状態が続きます。
この辺りまでの登山道の3割強くらいは水浸し、もしくは川のようです。
まあ、そんなに深さはないので大丈夫ですが、登りは意外に面倒くさかったです。
そんなに急斜面もありませんし、道も整備されて歩きやすく、水さえ流れてなければ快適な登山道という印象です。
胸突八丁あたりからは、谷沿いの崖っぷちを歩きます。
ここも道は整備されており、歩きやすくなってます。
ただ、道幅は狭く、踏み外さないように慎重に歩きます。
滑落すれば、大事故になると思いますよ。
最終水場にたどり着いた時、水場は滝のようになっており、足場がありませんでした。
持ってきた水がまだまだあるのでスルーし、山頂を目指します。
まもなく第一〜第三ベンチ。
第三ベンチで私と同じ単独の登山者の方とお話をし、追い抜かせて頂きました。
しばらくすると森林限界へ。
山頂付近の山の様子が見えてきました。
そこを抜け景色が開けると・・・
そこは常念小屋の赤い屋根、
穂高の山々、
常念岳−横通岳の標識
見えた〜〜〜!
着いた〜〜〜!
北アルプスやぁ〜〜〜!
ほんまに来れたんや!
単独女性ハイカーさんがこれから上がってくるお連れさんを待っておられましたので、この方と少しお話し、写真の撮り合いさせて頂きました。
そして常念岳の登山道を確認し、登頂へ!
ガレガレの急坂を登ります。
しかしここからの景色がまた最高なんです!
もちろん、槍、穂高もなんですが、横通岳から大天井岳までの稜線が、もっと遠くまでハッキリ見える。
常念岳の山頂への道も地味に堪えるのですが、この景色でしょ?
頑張れますよ♪
少し上がると、大きな岩ばかりになってきます。
そうですね、白山の大汝峰のようです。
山頂付近まで来ると、少しよじ登る感じになりますが、慎重に登れば大丈夫です。
狭い岩の塊の上に人が見えた。
山頂です!
駆け上がってみると、事前に知っていましたが、山頂は想像より遥かに狭い(笑)
そして、想像以上に絶景でした♪
槍穂高から先程から見える表銀座縦走路の山々。
美しく、そして山々の尖った稜線。
どれも壮大です。
そして反対側は飛行機の上から見たような雲海。
見事です。
山頂におられた三組の方とお話し、山頂から見える大天井岳を目指すため、下山です。
登ってきた岩の道を今度は降りていきますが、結構長いよね(笑)
なかなか着かんわ。
そうこうして常念小屋まで降りてきたのでバッジをゲットして、いよいよ縦走路へ。
しかし寝不足(いや、ほとんど不眠ですね)が堪えてるのか、高山だからしんどいのか?
少しためらいも出て来たが、自問自答。
行くのか?行かないのか?どうすんねん?
お前、こんだけ天気と戦って寝不足してここまで来て、ここで撤退か?
行けるとこまで行かんかい!
何てことを一人で考えてたら、重い足取りながら横通岳を登ってました。
しかしまた景色が開けて槍穂高が見えた瞬間にテンションは上がり、後は時間との戦いに変わりました。
単純(笑)
折り返しリミットは、ギリギリで13時だと思いますが、余裕考えれば12時か12時半。
どこまで行けるか、大天井岳まで?その手前まで?
すれ違う方々に、どれくらいかかりましたか?
ってわかりきった事ばかり聞きながら歩きました。
大天井岳まであと1000mの標識が見えた。
どうしょうかな、12時半手前やし。
すると日本猿の群れが!
報道通りやな。
もう少しギリギリまで行こう。
すると、大天井岳まであと500m!
もう行くしかないやろ。
早足で向かいました。
少し無理がありましたが、何とか計画リミットギリギリで到着です。(少しも余裕なし)
先客の女性ハイカーさんと男性ハイカーさん、そして私の3人。
お互い写真の撮り合いっこして、一緒に槍ヶ岳の槍が雲から出てくるのを待ちました。
約10分弱、標高2922mの世界を楽しみました。
結局、槍は雲から姿を現しませんでした。
名残惜しいですが、そろそろ下山です。
大天井岳には来て良かった♪
常念岳までは時間を気にしながらも、稜線歩きを堪能♪
ほんまにいい景色や!
もう足も痛くなってきたし、下山時間が気になって仕方なかったんだけど、7月に比良山の南北縦走やった時を思い出して頑張りました。
常念小屋まで戻り、ここからも時間との戦いですが、登山靴を脱いで10分だけ休憩。
もう午後3時です。
名残惜しいが、もう限界ですね。
下山開始。
足が痛くてスピード上がりませんが、可能な限り早足で下山。
またまた川のような登山道を降りて行きました。
薄暗くなり始めた午後6時頃、無事登山口へ戻れました。
ヘッドライトと懐中電灯持って準備してたけど、ギリギリ日没滑り込み。
今日は朝が出遅れた、というか、登山出発時刻と日の出の調整くらいしっかりしろよ、ってことです。
しかもその後は無理やりスケジュール強行。
無事アクシデントがなくて良かった。
次回からは気をつけます。
今日もお疲れ様でした。
そしてお付き合いありがとうございました。
そして
北アルプスは最高でした〜〜〜!
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