初めての上高地・涸沢・奥穂高 テント泊ピストン
- GPS
- 51:35
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,781m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:53
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 9:10
- 山行
- 2:23
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:13
今回は「落石を起こさない歩き方」の練習でもあったので、涸沢から上では、落石を起こさないように、転ばないように、いつもよりもずっとゆっくりと静かに歩きました。とくに下山時は、いつもと違って、私が前を歩きました。
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れ、3日目:曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿駅西口22:30発 〜 さわやか信州号・夜行バス 上高地バスターミナル5:15頃着 http://sawayaka.alpico.co.jp 4列のスタンダードのバスですが、携帯電話を充電できるコンセントが各席についていました。しかしアダプターを持っておらず…。 背は高いものの飛行機のエコノミークラスでも眠れる自分には快適なバスでした。 (復路) 上高地バスターミナル10:05 〜 新島々バスターミナル行きバス 〜松本駅 〜JR http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_3/ 上高地からのバスは整理券順の乗車。お盆の頃など混雑期には、整理券がないと乗れないことがあるそうです。整理券はバスターミナルの窓口(午前5時OPEN)でもらえ、当日だけでなく事前にももらえるそうです(前々日くらいから?? 詳細は失念しました。すみません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜涸沢、涸沢〜ザイテングラード取り付きまでは特に危険な箇所なし。 ザイテングラードから奥穂高岳山頂までは手を使います。有名コースなので列挙しませんが、ヘルメット着用、ストックはしまう、など、涸沢ヒュッテの情報などを参考にしました。 http://www.karasawa-hyutte.com/登山道-積雪量/ 涸沢からの帰路についてはアルペンルートも検討していましたが、長雨のせいか、9/12現在、まだ開通していませんでした。 登山届は上高地バスターミナルで提出しました。 |
その他周辺情報 | 上高地の公式サイトが下山時のお風呂を探すのにも便利でした。 http://www.kamikochi.or.jp/facilities/bathe/ 私たちは朝7:30から入れる上高地アルペンホテルでお風呂を借りました。 松本駅前には信州そばのお店はたくさんありました。行列のできているお店も。 私たちが食べたのは、このお店(食べログと公式サイトをはっておきます): http://tabelog.com/nagano/A2002/A200201/20018212/ http://ohtaki-gp.net/ogisoseimenjyo/matsumoto.php 駅周辺にはそばに限らず、おいしそうなレストランがたくさんありました。さすが避暑地ですね。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
食器
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
保険証
時計
タオル
ストック
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ウエットティッシュ
携帯
ナイフ
カメラ
ポール
テント
iPad
|
備考 | iPadの星座表アプリが役に立ちました。ARモードで星空にむけて使用。 天の川の写真をとるのはコンデジでは無理。やはり一眼レフと三脚を持って行けばよかったです(次回以降の課題)。 |
感想
息子と一緒に涸沢から奥穂高に登ってきました。息子にとっては山を始めて9年目、13歳での初穂高。
私も山登りを初めて21年ですが、アルプスにはあまり登らない中途半端な山登りでしたので、初の上高地、涸沢、穂高となりました。初めてなので、いろいろとカルチャーショックも。たくさんのそれも様々な人が登っていること。本格的なクライマーもいるかと思えば、おしゃれな人々も。飲み物や食べ物が普通に売られ、展望テラスまである山小屋。トイレがたくさんあること、しかもロールペーパーが常備されていること。携帯が繋がらないことを除けば山奥とは思えない不思議な感覚でした(北海道の山に行かれるときはぜんぜん違いますよ、ご注意を…)。
さて、今回は息子の岩登りデビュー。晴天に恵まれ楽しかったです。体力はあまり使いませんでしたが、初めての岩登りということで色々と緊張しました。前日の夜には、息子が事故を起こして私がひとり山小屋で事情聴取されているという夢まで見ました……苦笑。
初日の涸沢までの登りはテント装備を担いでゆっくりと。食料はフリーズドライではなく、ひとつ豪華に、レトルトカレーやゼリーなど美味しいものを持っていくと、食事は充実しましたが、やはり重かったです。歩荷のトレーニングをしよう、と思いました。
涸沢の夜は、ちょうど新月に近い月齢だったこともあり、天の川や流れ星がきれいに見えました。一眼レフと三脚がなくて夜空が撮れないのが残念だったので、次回は持ってあがりたいですね(やっぱり体力つけなきゃ)。
そして、山の上はだいぶ寒くなってきました。夜は長袖Tシャツの上にフリースを羽織りました。
翌朝はモルゲンロートを眺めてから出発。トラブルもなく、高度を稼いで奥穂高岳の山頂に到達。山頂の稜線は風が強く少し寒かったです。ジャンダルムや吊尾根、そして遠くに槍ヶ岳が見えました。
当初、ここから先、吊尾根の往復で前穂まで行こうかとも検討しました(北穂、奥穂、そして、吊尾根を使って前穂まで検討しました)。しかし、結論としては次回以降に。初めての穂高である私たちには、ガイドブックなどに書かれている難易度も実感を持ってとらえるのが難しく、それは、ザイテングラートの登り下りを一回体験してからでいいんじゃないかな、ということです。吊尾根や槍ヶ岳は、この先、行ってみたいですね。
無事に涸沢に戻り、昼食後に横尾大橋まで下山。土曜日なので登って来る人たちが多くいました。
その夜もテントを出て、天の川と流れ星を見ながら30分ほど過ごしました(公衆トイレの明かりがあるので真っ暗ではありませんでしたが)。そして翌朝に上高地から下山しました。
息子に感想を聞くと「ザイテングラートの手足を使った登りが楽しかった」ということ。今回の経験をいかして、しかし(天気など好条件に恵まれていましたから)過信もせずに、他の山々も楽しく登っていきたいです。
初めまして。harita様。
私も今年、息子を初めて蝶が岳につれていきました。無難に登れました。
いつかは穂高をと思っています。私も穂高行ったことなく、予習で
今週末行く予定ですが、奥穂登るときの恰好はどんなですか?結構寒いですか?
Tシャツの上に、山シャツで登ろうと思り、防風着としてウィンドブレーカーを
もっていくつもりですが、装備や服装として十分すかね?
sizuka7様。初めまして。コメントありがとうございます。
息子さんとの穂高にむけて準備されているとのこと、そういう準備もまた楽しいですよね。
私もこの季節にどんな服装で行くか考えました。涸沢ヒュッテや槍ヶ岳山荘など、槍・穂高地域の山小屋のホームページやブログの写真なども参考になりました。
結局、行動中は暑いだろうから化繊の長袖Tシャツ、それにウインドブレーカー兼用のゴアのレインスーツ、そして防寒着としてダウンのジャケットやフリースを持ちました。
お天気が良かったので、ザイテングラートの上まで、私たちは、上半身は化繊の長袖Tシャツ1枚でした。暑くて腕をまくるくらいでしたよ。
そこからの稜線は風が強く、息子はダウンのジャケット(タウンユースのユニクロです)を着ていました。まわりを見ても、レインスーツの上着か、いわゆるソフトシェルというのでしょうか、風を避けられるものを着ている方が多かったですね。雨だともう一枚、おっしゃるように山シャツも必要かもしれません。
使わなければ穂高岳山荘に荷物はデポできますから、そこまでは余裕を持って防寒着を持って行かれた方が良いかと思います。
涸沢の夜は気温が低く、私は長袖Tシャツの上に普通のタウンユースのフリースを羽織っていました。息子は長袖Tシャツの上に山シャツ、その上に稜線で着ていたダウンのジャケットを羽織っていました。
この季節はぐんと寒くなりますし、昼と夜や雨と晴れで温度差も大きいですから、迷ったらもう一枚、軽くて温かいものをお持ちになるといいと思いますよ。
あと、暑さ寒さではありませんが、落石の事故も多いところですから、対策としてヘルメットも準備されるといいと思います。涸沢のヒュッテか小屋でも借りられたように思います。
息子さんとの山登りにむけて、楽しい山になるといいですね!
ご参考になれば幸いです。
harita53様
ありがとうございました。非常に参考になりました。
やっぱり少し重くても、一枚多く持っていく!ですね。
ヘルメット着用率は高いと聞いていましたので用意しています。
suzuka7様
ご丁寧にありがとうございます。
楽しんできてくださいね
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