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Yamareco

記録ID: 7158630
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス/三股から常念岳・蝶ヶ岳周回

2024年08月18日(日) ~ 2024年08月19日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:55
距離
19.0km
登り
2,472m
下り
2,476m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:07
休憩
1:01
合計
8:08
5:09
14
5:23
154
7:57
8:08
127
10:15
10:39
70
11:49
11:52
8
12:00
12:11
8
12:19
12:31
46
13:17
2日目
山行
8:05
休憩
1:43
合計
9:48
3:52
63
4:55
4:56
9
5:05
5:51
134
8:05
8:11
69
9:20
6
9:26
9:27
10
9:37
9:38
22
10:00
10:20
3
10:23
3
10:26
10:33
2
10:35
10:36
1
10:37
10:38
4
10:42
11
10:53
10:58
8
11:06
11:10
38
11:48
11:49
31
12:20
12:28
36
13:26
13:27
13
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場/三股駐車場
コース状況/
危険箇所等
道の状況/メジャーコースにつき問題なし
その他周辺情報 温泉/ほりでーゆ~四季の郷
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
日曜日ゆえ、三股第一駐車場は満車。5時過ぎに出発。ゲートから林道を進む
2024年08月18日 05:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 5:08
日曜日ゆえ、三股第一駐車場は満車。5時過ぎに出発。ゲートから林道を進む
15分程で登山補導所を通過
2024年08月18日 05:22撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 5:22
15分程で登山補導所を通過
三股の分岐点。右の常念岳に進む。明日の午後には左から降りて来ることになる
2024年08月18日 05:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 5:25
三股の分岐点。右の常念岳に進む。明日の午後には左から降りて来ることになる
三股から2時間近く、画像がないと言うことはひたすら登っていたことになる。シラビソの森に朝靄が残る
2024年08月18日 07:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 7:16
三股から2時間近く、画像がないと言うことはひたすら登っていたことになる。シラビソの森に朝靄が残る
一段落したところが2207標準点櫓跡辺り
2024年08月18日 07:59撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 7:59
一段落したところが2207標準点櫓跡辺り
さらに1時間、いつの間にか森林限界を越え、花崗岩の大岩の上を歩いている。上に見えているのが前常念岳のようだ
2024年08月18日 09:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 9:13
さらに1時間、いつの間にか森林限界を越え、花崗岩の大岩の上を歩いている。上に見えているのが前常念岳のようだ
ペイントの矢印を頼りにひたすら登る。久々に高山の雰囲気
2024年08月18日 09:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 9:21
ペイントの矢印を頼りにひたすら登る。久々に高山の雰囲気
岩でほとんど埋れているような避難小屋前。ここまでに5時間、なかなかに厳しい
2024年08月18日 10:16撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 10:16
岩でほとんど埋れているような避難小屋前。ここまでに5時間、なかなかに厳しい
そのすぐ上に前常念岳山頂。ガスに包まれ何も見えない
2024年08月18日 10:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 10:34
そのすぐ上に前常念岳山頂。ガスに包まれ何も見えない
でも、上を仰げばピークが見える
2024年08月18日 10:34撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 10:34
でも、上を仰げばピークが見える
しかし、1時間経っても山頂はまだ先。常念岳は雄大だ
2024年08月18日 11:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 11:25
しかし、1時間経っても山頂はまだ先。常念岳は雄大だ
夏の終わりを告げるトウヤクリンドウが登山道を飾る
2024年08月18日 11:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 11:46
夏の終わりを告げるトウヤクリンドウが登山道を飾る
そして7時間弱、常念岳山頂。頑張った
2024年08月18日 12:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 12:02
そして7時間弱、常念岳山頂。頑張った
祠の下にイワギキョウ
2024年08月18日 12:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 12:02
祠の下にイワギキョウ
そして、今日の山小屋、常念小屋は400mも下る
2024年08月18日 12:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 12:43
そして、今日の山小屋、常念小屋は400mも下る
このガレ場を明日また登るのか
2024年08月18日 12:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 12:50
このガレ場を明日また登るのか
立派な佇まいの常念小屋。部屋はきれい、食事も美味しい
2024年08月18日 13:17撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/18 13:17
立派な佇まいの常念小屋。部屋はきれい、食事も美味しい
夕食後、山頂を仰ぎ見るもガスは晴れない
2024年08月18日 17:51撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/18 17:51
夕食後、山頂を仰ぎ見るもガスは晴れない
翌朝、山頂で御来光を迎えるべく4時前に小屋を出発。いよいよ東の空が赤く染まり出し、期待が膨らむ
2024年08月19日 04:36撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 4:36
翌朝、山頂で御来光を迎えるべく4時前に小屋を出発。いよいよ東の空が赤く染まり出し、期待が膨らむ
しかし、太陽の位置を厚い雲が遮っているようだ
2024年08月19日 04:43撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 4:43
しかし、太陽の位置を厚い雲が遮っているようだ
西の方向、槍ヶ岳のシルエットが浮かぶ。向こうのヘッドランプの明かりも見える
2024年08月19日 04:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 4:46
西の方向、槍ヶ岳のシルエットが浮かぶ。向こうのヘッドランプの明かりも見える
空が染まり出して来た
2024年08月19日 04:58撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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空が染まり出して来た
間に合った、山頂だ
2024年08月19日 05:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:07
間に合った、山頂だ
左に穂高岳、大キレットを挟んで、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳
2024年08月19日 05:07撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:07
左に穂高岳、大キレットを挟んで、南岳、中岳、大喰岳、そして槍ヶ岳
パノラマで広げて見る。なぜか、朝焼けが穂高岳のところで途切れている
2024年08月19日 05:08撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:08
パノラマで広げて見る。なぜか、朝焼けが穂高岳のところで途切れている
やはり、この中途半端な日の出の影響だろう。まあ、それはそれで味がある
2024年08月19日 05:11撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:11
やはり、この中途半端な日の出の影響だろう。まあ、それはそれで味がある
穂高もこんなに近い。左から前穂、奥穂、北穂高岳とハッキリ区別がつく。大キレットの先に白山が見えるようだが、はて
2024年08月19日 05:18撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:18
穂高もこんなに近い。左から前穂、奥穂、北穂高岳とハッキリ区別がつく。大キレットの先に白山が見えるようだが、はて
北に目を移すと、大天井岳が。その背後に奥黒部の山塊や立山、後立山の峰々が控えている
2024年08月19日 05:16撮影 by  iPhone 11 Pro, ARYamaNavi
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8/19 5:16
北に目を移すと、大天井岳が。その背後に奥黒部の山塊や立山、後立山の峰々が控えている
そして、モルゲンロートのこの一瞬
2024年08月19日 05:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:19
そして、モルゲンロートのこの一瞬
このために登って来た。苦労が報われる
2024年08月19日 05:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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このために登って来た。苦労が報われる
あとは、秒単位であっという間に変化してしまう。常念岳の山影が大キレットの下に映し出されている
2024年08月19日 05:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:21
あとは、秒単位であっという間に変化してしまう。常念岳の山影が大キレットの下に映し出されている
こうして、山頂に50分近くを過ごす
2024年08月19日 05:21撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 5:21
こうして、山頂に50分近くを過ごす
さて、蝶ヶ岳へ向かうのに青年達はあっという間に岩場を降りて行ったが、我々はそうはいかない
2024年08月19日 05:52撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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さて、蝶ヶ岳へ向かうのに青年達はあっという間に岩場を降りて行ったが、我々はそうはいかない
蝶ヶ岳は中央奥のピークのようだ。稜線右麓には上高地、その背後には御嶽山、乗鞍岳も見える
2024年08月19日 06:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 6:04
蝶ヶ岳は中央奥のピークのようだ。稜線右麓には上高地、その背後には御嶽山、乗鞍岳も見える
変化に富んだ花崗岩の道が続く
2024年08月19日 06:23撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 6:23
変化に富んだ花崗岩の道が続く
穂高岳が近くなって来る
2024年08月19日 06:24撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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穂高岳が近くなって来る
槍ヶ岳もすっかり立体感が無くなってきた。常念岳の山影が北に移動している
2024年08月19日 06:25撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 6:25
槍ヶ岳もすっかり立体感が無くなってきた。常念岳の山影が北に移動している
山頂から1時間20分余り、常念岳を振り返る。さすが、日本百名山の一つだ
2024年08月19日 07:13撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 7:13
山頂から1時間20分余り、常念岳を振り返る。さすが、日本百名山の一つだ
足元にウメバチソウが目立つ
2024年08月19日 07:46撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 7:46
足元にウメバチソウが目立つ
2592ピーク。蝶槍が見えて来た。そこを越えればもう急な登りはない。足元にはオヤマノリンドウ、トリカブト、ハクサンフウロなど。ナナカマドの実が赤くなっていた
2024年08月19日 08:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:04
2592ピーク。蝶槍が見えて来た。そこを越えればもう急な登りはない。足元にはオヤマノリンドウ、トリカブト、ハクサンフウロなど。ナナカマドの実が赤くなっていた
8時45分、もう、穂高、槍に雲が掛かって来た
2024年08月19日 08:45撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:45
8時45分、もう、穂高、槍に雲が掛かって来た
大天井岳、常念岳にも
2024年08月19日 08:50撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 8:50
大天井岳、常念岳にも
蝶槍山頂
2024年08月19日 09:04撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 9:04
蝶槍山頂
イワツメクサが咲いている
2024年08月19日 09:19撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 9:19
イワツメクサが咲いている
道は平らに変わり、やがて横尾への分岐。麓に上高地、霞沢岳が見える
2024年08月19日 09:37撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 9:37
道は平らに変わり、やがて横尾への分岐。麓に上高地、霞沢岳が見える
蝶ヶ岳ヒュッテ。その後になだらかな山頂の標識が立っている
2024年08月19日 10:00撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
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8/19 10:00
蝶ヶ岳ヒュッテ。その後になだらかな山頂の標識が立っている
その山頂からヒュッテを振り返る。もう、ガスがそこまで上がっている。あとは三股まで標高差1400m、ひたすら下らなければならない
2024年08月19日 10:31撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 10:31
その山頂からヒュッテを振り返る。もう、ガスがそこまで上がっている。あとは三股まで標高差1400m、ひたすら下らなければならない
大滝山分岐辺りのオヤマリンドウ。急な下りだが、階段が設置されていて下りやすい。登山者が次々と息を切らせて登って来る
2024年08月19日 10:41撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 10:41
大滝山分岐辺りのオヤマリンドウ。急な下りだが、階段が設置されていて下りやすい。登山者が次々と息を切らせて登って来る
随分下りて来たつもりだが、まだ半分
2024年08月19日 12:03撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 12:03
随分下りて来たつもりだが、まだ半分
まめうち平で一服。もう、上がって来る人は殆どいない
2024年08月19日 12:28撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
8/19 12:28
まめうち平で一服。もう、上がって来る人は殆どいない
「ゴジラみたいな木」を確認したらあと30分、沢の音が近づいて来た
2024年08月19日 13:02撮影 by  iPhone 11 Pro, Apple
1
8/19 13:02
「ゴジラみたいな木」を確認したらあと30分、沢の音が近づいて来た

感想

 若き日に一度通りし常念に 50年経て今再び

 顧みれば、まだ、駆け出しの青年の頃、燕岳から蝶ヶ岳までの表銀座縦走コースを職場の先輩に連れて来てもらって以来、この常念岳、蝶ヶ岳に来たことがない。改めて、記録を紐解いて見るに、ちょうど50年が経過していた。なんと言うことだろう、その大恩人でもある先輩はもう他界しておられない。
 このコースは標高差1600mを一気に登らなければならず、もはや我々にはかなりハードルが高いが、今年に入って幾つも厳しい山をこなしてきたことから、今なら行ってみようと、久しぶりの北アルプスに心は踊るも、不安も抱えてやって来た。結果、さすがに普段の山行よりキツかったもののなんとか計画通りに登っている。
 快晴の翌朝、槍ヶ岳のモルゲンロートに遭遇できて昨日の苦労が報われた。蝶ヶ岳へ続く稜線も花崗岩の大岩が続くが、もう、飛ぶように渡れないものの、そうして歩いたことを思い出す。今は一歩づつ慎重に、安全に。
 しかし、北アルプスのこんな景色を久しぶりに見てしまったら、もう一度という思いが捨てられない。

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕岳〜大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳、常念山脈縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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