栂海新道（チャリ周回 2days）

2024年08月20日(火) ~ 2024年08月21日(水)

• GPS: 36:27
• 距離: 70.8km
• 登り: 4,179m
• 下り: 4,237m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:04
• 休憩: 1:08
• 合計: 9:12

4:18 親不知 栂海新道登山口
6:01 6:06 小川温泉
8:25 8:41 北又小屋
8:45 北又吊り橋
10:07 10:30 五合目（ブナ平）
11:49 12:07 イブリ山
12:47 12:53 夕陽が原
13:30 朝日小屋

2日目

• 山行: 11:09
• 休憩: 2:25
• 合計: 13:34

3:10 朝日小屋
3:52 朝日岳
4:09 4:13 吹上のコル
5:18 アヤメ平
6:19 黒岩平
6:41 6:58 黒岩山
7:47 サワガニ山
8:10 8:40 北又の水場
9:18 9:19 犬ヶ岳
9:25 9:44 栂海山荘
10:18 黄蓮山
10:47 菊石山
11:17 11:18 下駒ヶ岳
12:14 13:01 白鳥山
14:12 14:25 坂田峠
14:54 14:55 尻高山
15:26 15:32 二本松峠
15:46 入道山
16:29 16:35 親不知 栂海新道登山口
16:44 栂海新道日本海起点

天候

[Day1] 晴れ→曇り一時雨
[Day2] 曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

親不知観光ホテル下の駐車場をお借りしました。

コース状況／危険箇所等

[親不知〜小川温泉]　25km 自転車区間
安全上、国道8号は出来るだけ避けたいので、海岸脇の道を使用。海の見えるサイクリングコースで道が広くておすすめ。
[小川温泉〜朝日小屋]
北股までの林道区間は沢沿いでオロロ(アブ)の猛襲にあった。北又小屋あたりでは全く見なかったので、オロロ出没の時間帯にハマったのかも。
登山口からのイブリ尾根は整備が抜群だけれど、急登続きです。
[栂海新道]
整備良好です。黒岩山までは下草を刈ったばかりのようで、朝露も加わり少し滑り易い。用心して歩きました。
黒岩山以降は推して知るべし。想像以上にアップダウンが激しく、培った体力と計画が全てです。水場は北俣の水場でのみ補給。他は確認していません。

写真

8/20 4:18

親不知登山口前より自転車でスタート！

8/20 4:48

海を眺めつつ夜明けを迎える。

8/20 6:01

小川温泉到着。25kmですが、坂は緩やかで割に苦労せず来れました。

8/20 6:07

MTBをデポ

8/20 6:09

林道区間の始まり。トンネル内は真っ暗でライト必須。

8/20 7:00

日が射して暑い。傘の出番です。下部の沢沿いは大群オロロの襲撃に遭いました。

8/20 7:40

結構歩いてきたなー
海が遠くなった。

8/20 7:48

越道峠。ここから登山口の吊橋まで標高差200m以上の下り。林道なのに勿体ない‼

8/20 8:05

朝日岳とイブリ山

8/20 8:45

4時間以上かけ、ようやく登山口。

8/20 9:04

体も重いが荷物も重〜い💦急登と暑さで汗が止まりませぬ。。

8/20 10:17

5合目の水場。平坦路を往復10分ほど。冷たくて美味かった。

8/20 10:29

焼きサバ寿司と梨でお昼御飯にします。夏場に塩・米・フルーツは欠かせません。

8/20 11:50

10合目のイブリ山山頂です。
「Sea to summit」チャリ含みで一応ね✌

8/20 12:44

木道が出れば、お花畑のご褒美タイム🌺涼しく歩けて好い♪

8/20 12:39

[カライトソウ]
紫の猫じゃらし

8/20 12:41

[イワショウブ]

8/20 12:47

[キンコウカ]

8/20 12:53

とても静かな稜線でした。

8/20 13:30

朝日小屋。
今日は行動終了〜

8/20 15:06

受付カウンター
夕ごはん。。美味そ😋

8/20 15:06

テン泊の方も「どうぞ」

8/20 13:44

小雨ダヨ

8/20 13:49

越冬ビールを調達。焼酎は持参したけど、この後もう一本ご購入。あれだけ汗出したんだ、、干乾びる？

8/20 15:04

手前が我が家です。晴れてきたね♪高校生グループの元気な声が響きます。昨晩は雷と暴風雨でエライ目に遭ったとか。

8/20 15:10

朝日岳も姿を現す。

8/20 15:26

夕飯にしましょ。

8/20 16:40

モックモク。今日の夕焼けは無しでした。明日はどうかな？

8/20 23:02

夜中に起きたら、外は満月快晴でした。

8/21 3:52

[Day2]
おはようございます。朝日岳です。

8/21 4:16

行くぜ栂海新道‼

8/21 5:09

夜が明けてきました。

8/21 5:17

ガスなのね。

8/21 5:19

[ハクサンシャジン]

8/21 5:35

道脇の刈払いが有難い。濡れずに済むけど滑るんだ。慎重に…

8/21 6:06

森を抜けるとドンッ！度々歓声を上げてます。

8/21 6:21

[鬼塩竃]
初めて見る、背の高い大型の花でした。ドレスを翻した女王の様。

8/21 6:24

黒岩平は天上の楽園

8/21 6:54

黒岩山
サワガニ山の両隣には初雪山と犬ヶ岳。

8/21 6:49

頸城山塊が凄いコトになっていました。

8/21 6:52

朝日小屋の鱒寿司で朝食。テント泊の人も購入可。やっぱり日本人には魚だな。

8/21 7:03

黒岩平を振り返る。

8/21 6:56

連なる稜線。全部歩くっぽいです。中央奥が白鳥山と思います。右端は菊石山か？

8/21 7:15

靴の中までズブ濡れ

8/21 7:31

サワガニ山。中々に立派じゃないか。

8/21 7:47

8/21 7:58

犬ヶ岳へ

8/21 7:58

途中のポコが多いよう

8/21 8:01

東側は絶壁

8/21 8:02

崩れからの迂回路もこの通り痺れます。

8/21 8:12

ガスで良かったかも。。
8時ながら既に暑い。

8/21 8:25

北俣の水場

8/21 9:04

もうすぐ秋ですね

8/21 9:11

痩せ尾根に、

8/21 9:16

梯子もあります。

8/21 9:18

犬ヶ岳に到着。初雪山は隠れています。見たかったなー

8/21 9:18

三角点

8/21 9:20

通った道を振り返る。朝日岳は雲の中。

8/21 9:22

栂海新道の開拓者、小野健 師の石碑。

8/21 9:26

良い色合いの栂海山荘。ちょうど中間点。

8/21 9:28

泊まらないけど寄付させて下さい。金2000円也。

8/21 9:31

増改築の時を経て、色が変化していった模様です。

8/21 9:49

[？？？]
品が漂うお花でした。名前は解らない。

8/21 10:36

束の間の平坦路。下山中にも関わらず、何故か登ってる感覚にしかならない。

8/21 11:03

グラマラス山毛欅

8/21 11:05

急登に音を上げ、写真で誤魔化しています💦度々休憩するように。

8/21 12:15

やっとの事で標高1286mの白鳥小屋。こんなに歩いて朝日岳(2418m)の半分も標高が下がっていない事実。どういう事？？

8/21 12:32

塩分補給。足乾燥。ザックを詰め直して下りに備えます。やっと下れる〜のか？

8/21 14:12

坂田峠
登山口まで道を3度横断する。

8/21 14:52

海だ！海が見えたよ‼

8/21 16:30

下り切って登山口。最後まで登りに難儀しました。

8/21 16:31

ただいま戻ってきました。

8/21 16:42

後は標高差80mを下って日本海へ…ドラマチック過ぎて感慨深かった。涙が溢れそう。。

8/21 16:46

波めちゃ荒れてるやないか！
(；゜Д゜)

8/21 16:47

流されても堪らんので、足だけ浸かりました。波打際でも膝上着水。

「栂海新道」沢山のピーク達
ハイカーにとって正に試練と憧れの道。完全燃焼出来ました。有難うございました。

撮影機器：

COOLPIX A900 ニコン

感想

Chabo-s

夢と浪漫が詰まった栂海新道。
どのように計画するも、2日間で自力完結するには自転車の力を借りるしか仕方がない。チャリ修理したし行ってみようか。天気は不安定、盛夏で蒸し暑い悪条件だがチャンスは幾度となく逃してきた。思い立ったら行動に移すべし。
小野健 氏とさわがに山岳会の「夢の道」を歩く機会がようやく巡ってきました。

栂海新道は下山路として使用はしたが…不思議と登っている感覚になりました。標高が全然下がらない、、と言うか、登り返し所ではない長さの連続急登。「折角上げたのにどうして降りる？」と錯覚しました。下っている時間と登っている時間を比べれば、結局は登りの時間が多いんじゃないかと思う程です。地図に現れ難い初めての感覚でした。
巻道など一切存在せず稜線伝いの一本勝負は漢気に溢れ、辛抱の連続だったけれど、氏の一生涯の浪漫と夢が詰まった道を歩き通せたことに感無量の思いです。誠に有難うございました。

次に通るとしたら登りかなぁ。。日数が確保できるその時まではお預けになりそうです。兎に角、日本海から黒部ダムと蓮華岳までは繋がった！上高地までは遠い道のりです。TJARとか(意味不明の強靭さ)…太平洋まで赤線を繋げる日は訪れるのだろうか。。(*´Д｀)

コメント

グリーン☕⛷

暑い中のロング、お疲れ様でした。
自分達が行った時には、最後の方でクマに威嚇されて怖かったですが、出ませんでしたね（笑）。
膝は大丈夫なんでしょうか？

Chabo-s

グリーン☕⛷さん
いや〜バテました。タフなコースなのも勿論ですが、暑くて暑くて💦
曇りじゃなかったら危なかったかも、、です。
膝の状態も今は若干シクシクしていますが、歩いている間は全く気になりませんでした。この調子ならばひと安心です。ハード山行だったので、怪我の影響かどうかは判りませんが…

u1snowrabbit

お疲れ様でした。北又までの歩き途中でお会いした方ですかね。🚗助手席の人です。
栂海は試練と苦行。笑
懲りずにまた歩きに来てください。

Chabo-s

u1snowrabbitさん
コメントありがとうございます。
遭対会の方だったんですね。ゲート先の林道区間だったので、関係者の方かな？と思っていました。いつもご苦労様です。皆さんのバックアップで安心して栂海を歩くことが出来ました。
おっしゃる通り、栂海は試練と苦行。。修験道かと見紛う程でした。しかし、その分だけ海に辿り着いた時の気分は格別でした。暫くは遠慮させて頂きますが、きっとまた歩きに来ます。その時はもちろん登りで！(笑)