大岳/北横岳 【期せずして「難路」トレーニング】
- GPS
- 07:17
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 766m
- 下り
- 763m
コースタイム
天候 | 晴のち曇(朝ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大河原峠の駐車場のキャパは40台ほど。5時半頃到着時点で半分くらい埋まってました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
双子池〜大岳は結構難易度高いです。全般に大岩の連続且つ急登で手を使う必要があり、樹林帯では赤テープを確実に確認しないと迷いそうな箇所が幾つもあります。 大岳〜北横岳も斜度はそれほどではないものの、手を使うという意味では似たような感じです。 |
写真
感想
北八ツで未だ訪れたことのない大岳と、無雪期は初となる北横岳を大河原峠からの周回コースで歩いてきました。
大河原峠から先ずは双子池に向かいます。濃いガスの中を淡々と登り、双子山を通過して双子池に下ります。「今日は一日こんな天気かな。ま、トレーニング目的もあるし。」とテンションはダダ下がりですが、双子池で休憩しているうちに明るくなってきたので、気を入れ直して大岳への登りに掛かります。
初めのうちは北八ツらしい苔の森をまずまずのペースで登っていきますが、だんだん大岩が重なるようになってきて、一歩の高さや幅が大きくなり手も使うようになります。加えて岩が湿っていて滑らないように気も遣わなければいけないのでとても疲れました。天狗の露地で一息入れ、双子池から二時間近く掛かって大岳に到着です。この時点でかなり消耗していたので、ピストンにしようかとも考えましたが、厄介な道を下るのが嫌なのと秋の北ア山行のために計画通り歩くことに決め、周りの山々を眺めながら大休止して北横岳に向かいました。
大岳から北横岳の間も、急斜はありませんがハング気味の岩を越えなければならなかったりして、時間が掛かりました。やっとのことで北横岳に到着してカメラに収めようと山頂標識を見ると、『大岳・双子池(難路)』とあります。「そりゃそうだよな」、「双子池の道標にも書いてよね」などと思いながら再び大休止し、亀甲池に向けて下ります。
下り始めて直ぐ、雷がゴロゴロ言い始めました。空も暗くなってきたような気がしたのでペースを上げようと思いますが、ここまでの消耗が効いて思うようにいきません。コースタイム以上の時間が掛かって亀甲池に到着です。
幸いなことにこの頃になるとゴロゴロも遠くでしか聞こえなくなったのと、ここから先は気楽な道になることは判っていたので、少しゆっくりしてから天祥寺原に下り、最後に100mちょいの登りをこなして大河原峠に戻りました。
落ちた体力,筋力の再トレーニングを目的のひとつに歩行距離と登高差でこのコースを計画しましたが、双子池〜大岳〜北横岳はゆるハイクばかりの身には結構厳しく、期せずして歩行技術のリハビリにもになりました。
このルートは『信州 山のグレーディング』で評価はされていませんが、個人的には技術的難易度は”C”レベルではないかと思います。しかしながら、北アには”C”のルートは幾らでもあるので、このくらいでへこたれていては北アは覚束ないですね。あと一か月ほどでどこまで戻せるか判りませんが、頑張ってみたいと思います。ダメなときは”ゆる”北アで(笑)。
コメント
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土曜日は、北横岳だったんですね。
八ヶ岳の苔の森、雨にも降られず、トレーニングにもなる素敵な山行でしたね。
大岳には行ったことがなく、夏の北横岳にも行ったことがないので、ワクワクしながら拝見しました。
papiban さんのレコはいつも丁寧で一緒に登ったような気持ちになります。
ありがとうございました。
そして、お疲れ様でした。
天気は思ったより良く眺めも得られた山行でしたが、レコにも記した通り結構キツかったですね。『秋の北ア山行』の目標がなければ、surely-kさんみたくレンゲショウマや他にもミヤマウズラとかイワタバコを目的にした花山行にしたかったのですが、今は体力・筋力のリハビリ優先です。
今回の山行で思い知りましたが、10年前と違って当たり前ですがなかなか戻らないですね。surely-kさんのようにひと夏で赤岳日帰り、飯豊、3000m稜線歩きができる日が来そうな気がしません。でもいつも言ってるように「山は逃げない」ですし、仰る通り「いつかは」の気持ちでゆっくりでも頑張ろうと思います。
追)大岳行くなら北横岳からの往復にしましょう(笑)。
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