五竜岳から唐松岳 縦走
- GPS
- 10:14
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 2,768m
- 下り
- 2,825m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:01
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 6:11
天候 | 25日:雨時々曇り 26日:晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路は白馬八方バスターミナルから白馬駅までバス、 白馬駅から大糸線増便バスで糸魚川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
五竜岳は山荘から山頂まで岩場で危険箇所あり 五竜岳から唐松岳の縦走路は、唐松岳の手前から岩場で危険箇所あり いずれも、丁寧な案内に加えて鎖なども設置 |
その他周辺情報 | 白馬八方バスターミナル近くに温泉施設「白馬八方温泉」あり |
写真
感想
初となる北アルプス
初心者でも大丈夫そうな唐松岳と、少し危険もある五竜岳が目的地。特に唐松岳は中学校の宿泊学習の場所。ただ、雨で中止となったので、40年度以上振りのリベンジ。
しかし、長野から白馬五竜のバス停ですでに大雨。縁がない山なのだろうか。
ゴンドラに乗って上に上がればと期待したが、下界は真っ白。また、土砂降り。雨具で体の中もびしゃびしゃ。
途中、雨が止んでいる区間があったり、少し景色が見えたりとしたので、山頂付近は視界が広がっているのではと期待したが、山小屋手前でかなりきつい雨。時間は早かったが、本日はここまでと先に進むのを断念した。
この雨で、本日、五竜岳山小屋のテント泊はゼロ。明日に期待して仮眠して夕食をいただく。
カレーは非常に美味しい。おかわりも可能とのことなので、お腹いっぱいいただいた。
夜も雨が降っていたが、天気は回復との予報で期待して早めに就寝した。
翌日は昨日と打って変わって、青空が見える。下界は雲に覆われているが、見事な雲海。このチャンスに五竜岳にアタック。少しビビるところもあったが、慎重に進んで頂上到着。貸切状態だった。
ここから、縦走開始。慎重に足場の確認と手元の確認をしながら、五竜岳の山小屋に戻り、そのまま先に進む。
唐松岳までの登山路は最初はなだらかな降りで、遠方の山々を見ながら歩く。下界も所々で見える。また、念願の雷鳥も見ることができた。
ただ、登山路は途中から岩場となり、鎖や岩を掴みながら進む。すれ違う団体さんは、みんなヘルメットをしているので、確かにあった方がいい。ここも、慎重に手元、足元を確認しながら、上ったり、下ったり。なかなか、スリルがあるが、美しい景色に楽しみながら進むことができた。
唐松岳の山小屋から先はそれほど厳しい岩場もなく、歩きやすい登山路。また、雄大な北アルプスの山々が美しく見える。これで、昨日の雨のつらさは完全に消えた。
唐松岳の山頂では40年ぶりの感動を味わうと同時に、この先のキレットもいつかは挑戦したいと思った。
唐松岳から、八方池までの下りは、危険な箇所もなく歩きやすい登山路。途中からは、雲の中に入り真っ白になったので、八方池やその散策路は全然視界がなかった。
これは、少し残念だったが、あの真っ白な池を見に多くの散策者が訪れていたので、気の毒だった。
初日雨だったものの、2日目で全て回収できたので、本当にいい体験ができた。
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