夜行バス１泊３日：八方池-唐松岳-五竜岳-アルプス平

2024年09月13日(金) ~ 2024年09月14日(土)

• GPS: 30:30
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,624m
• 下り: 1,931m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 1:54
• 合計: 7:41

8:35 八方池山荘
9:08 9:13 第2ケルン
9:21 9:23 八方ケルン
9:35 9:37 第三ケルン
9:41 9:42 八方池
9:57 9:58 下の樺
10:36 10:44 扇雪渓
11:05 11:08 丸山
12:12 13:25 唐松岳頂上山荘
13:30 13:37 牛首
14:52 15:04 大黒岳
16:10 16:11 白岳
16:12 16:14 遠見尾根分岐
16:18 五竜山荘

2日目

• 山行: 7:26
• 休憩: 0:48
• 合計: 8:14

16:18 五竜山荘
8:11 8:14 五竜岳
9:52 10:08 五竜山荘
10:11 10:12 遠見尾根分岐
10:14 10:15 白岳
11:28 11:28 西遠見山
12:22 12:23 大遠見山
13:00 13:08 中遠見山
13:27 13:47 小遠見山
14:42 14:43 地蔵の頭
14:49 14:50 アルプス第1ペアリフト終点
15:06 白馬五竜アルプス平

天候

13(金) 曇り時々晴れ
13時頃@唐松岳山荘で小雨降ったり止んだり
16時過ぎ@五竜岳山荘で本降り～1時間程度で止む
23:30@五竜岳山荘 晴れ満天の星&天の川

14(土) 晴れのち曇り
5:30@五竜岳山荘 日の出晴れ&雲海
9:30@五竜岳山荘 ガスで始めるが日差し強い晴れ
11:30@大遠見 曇り

気温は最低9°～最高18°くらいだったかと。(山小屋付近) そこまでは25°から段々下がってく体感。

夜は雨に少し濡れてしまって肌寒くて夜一度起きた(薄着&インナーテント入口全開で寝てたから)
その後、NANGAのミニマリズム旧式+フリース+ダウン+極暖スパッツで爆眠。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

9/12(木)
21:15 バス受付開始
22:30 まいたびバス@竹橋

9/13(金)
05:05 バス下車@白馬八方
08:00 八方アルペンライン 片道1900円 20分強

9/14(土)
15:50 ゴンドラ五竜テレキャビン (最終16:30) 片道1400円
17:05 竜神の湯からバス停向かう徒歩20分
17:32 バス乗車@白馬五竜

コース状況／危険箇所等

・八方池までは観光ハイキングコースもあり木道が整備されていて歩きやすかった。
・八方池から唐松岳も急登はなく登りやすい。
・牛首の鎖場は思っていたより足場が安定してた。
・五竜岳の鎖場や岩場も簡単なボルダリングできそうな場所。でも雨に濡れると不安は過ぎるのでヘルメット装着推奨。
・遠見尾根にも鎖場はあるが、鎖場過ぎた先に砂利道があるので、そちらの方が下山は特に気が緩んで滑りそう。
・小遠見を過ぎると観光ハイキングコースになり整備されていて歩きやすい。

その他周辺情報

八方アルペンライン
https://www.nsd-hakuba.jp/green/happo/alpenline.html

五竜テレキャビン(白馬五竜高山植物園)
https://www.hakubaescal.com/shokubutsuen/gondola/cal/#climb

白馬姫川温泉　竜神の湯(エスカルプラザ内)
https://www.hakubaescal.com/winter/escal/spa/
17時まで。サウナ・水風呂あり

写真

9/12 15:09

食料記録。まだテント泊でどれくらい持っていったら足りるのかがわからない。PET横の黒い物体は冷凍したキノコシチュー、これは重いので削減。この写真+おにぎり5個(米の量は実質6個分)とゆで卵3個を作った。+500ml水筒で水分は2.5L。

9/13 8:07

八方アルペンライン。今回の期間は８時が始発で遅め。事前に始発期間チェック要。

9/13 8:13

朝ごはん中の牛たち

9/13 8:13

まだ曇りガスガス

9/13 8:15

うさぎ平

9/13 8:23

9/13 9:07

雲が晴れてきた！

9/13 9:08

9/13 9:22

ケルンって何状態だったので、ようやく覚えた。
Cairn. 道標の場合と遭難地点の供養の慰霊碑の場合もある。

9/13 9:34

八方池。想像してたより小さい。曇りで風強めだったのでそそくさ移動。

9/13 18:28

雨に濡れつつテント組み立て。結果消費しないであろう余分な食料たち。ようかん重い。非常食をどの程度持っておくか悩む。

9/13 18:29

2日目の朝昼ごはん。左下はCalbeフリーズドライポテトとカレー粉をテン場でお湯で戻してマッシュポテトにしたもの。試験的に持ってきたけどボール状に丸めて食べれて便利だった。おにぎりに飽きた頃のアクセント。豚汁は朝用に残したけど結果少し寝坊して飲まず。1日目の夜はカップヌードル。

9/14 5:33

ご来光！幸！

9/14 5:36

9/14 5:37

9/14 5:48

テン場30張…人気で1ヶ月前には予約で埋まっちゃう。この朝に物資支給でヘリが10機くると聞いて、テントも乾かさず速攻しまってアタックに向かった。びちょびちょテント。

9/14 7:36

9/14 7:48

五竜岳へ向かう

9/14 8:02

9/14 8:05

360°パノラマで雲海もばっちり。９時にはガスってきたので8時までに登るといいかも。

9/14 8:16

9/14 8:16

9/14 8:17

9/14 8:21

9/14 8:48

昨日はガスってみれなかった唐松岳

9/14 9:07

岩肌がひんやり気持ちいい。よい。

9/14 9:09

唐松とガレのサンドイッチ。

9/14 9:12

山小屋って、すごいとこにあるよね。

9/14 9:28

生ビールもコーラもジュースもあるし、手ぬぐいもTシャツも諸々あるし、何よりスタッフの皆さんの雰囲気よくて気持ちがいい小屋。また来たい。

9/14 9:59

9/14 10:00

9/14 10:00

9/14 10:05

雨水を食用消毒した水。経口補水パウダーやお湯に使うには十分の品質。500mlで200円。右側は唐松岳・大遠見ルートへ。

9/14 10:36

9/14 10:49

9/14 10:53

躍動する雲みるのが高山での楽しみ。

9/14 11:05

9/14 11:34

9/14 11:53

9/14 11:53

この辺りから木の実みるたび美味しそうで食べたくなる。クマか鹿のフンが山道にもあって、木の実食べてるなーというのがわかる。食べる気持ちもわかる。

9/14 11:54

おいしそうだけど、食べれる実なのか？山の実はクマたちのためにもちろん食べない(人間を食べないように食料を残さないとね！)

9/14 11:56

9/14 12:00

9/14 12:01

9/14 12:15

9/14 12:26

ぬかるみのあるところは木の板を敷いてくれていて、始終親切な山だなぁという印象。

9/14 12:37

9/14 12:38

9/14 12:53

中遠見に向かってる

9/14 13:08

大遠見に比べて木が育ち始める

9/14 13:08

9/14 13:25

ケルン

9/14 13:48

小遠見はベンチもあってゆっくりできた。エネルギーチャージ。

9/14 13:50

9/14 14:13

9/14 14:59

白馬の街並み

9/14 15:01

9/14 14:46

ゴンドラと思いきやリフトだった。リフト降りた先で５分登ってゴンドラ乗れるけど、植物園をパスする形になるので歩きながら植物眺めたいなら乗らずにアルプス平駅まで向かうとよい。寄り道しなければ、ここから10分。

9/14 14:54

地蔵の沼

9/14 14:56

9/14 15:06

9/14 15:07

9/14 15:12

コマクサ

9/14 15:12

9/14 15:13

開花シーズンを終えた模様

9/14 15:15

9/14 15:18

9/14 15:18

9/14 15:19

9/14 15:21

ついに到着ーー

9/14 15:21

9/14 15:22

9/14 15:28

ソフトクリーム！白馬のブルーベリーと長門の牛乳のミックスにした。沁みる〜

撮影機器：

RICOH GR III リコー

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

Mariinsky

夜行バスで1泊3日の山行。
当初８月に予定してたが台風で断念。
8月では即予約埋まってた五竜岳山荘のテント場の空きをみつけ、9月は有給を金曜日に取った。

久々のテント泊装備で16kg位担いでたので、重い…いつも山と高山地図の標準タイム位だけど、今回はそこからさらに遅めだったと思う。

8月の山行計画では唐松岳山荘のテント泊を計画してたけど、五竜岳山荘泊じゃないと下山のゴンドラに間に合わなかったと思う。危なかった…

1～2週間前から週末の天気が怪しく、登山バスのキャンセルが8日前からで、決行するか悩み晴れに賭けたところ、今回は大当たりだった！！

唐松岳～五竜岳山荘までは小雨模様でひたすら歩き、テント場着いた瞬間に本降りになり始め濡れながらの設営で体は冷えたけど、翌朝のパノラマビューで吹き飛んだ！！！

でも今回の山行では、シュラフを追加で買って軽量化したのにも関わらず、60Lザックでの山行で重かったので、容量は見直し必要。サーマレストのZソルマットが背面に入るから入れてたけど、背中側は重いもの背負った方が肩が楽だなと感じた。

Zソル、嵩張るけど性能抜群で手放せない…
(家でも冬場窓側に立ててるだけで部屋温かい…)

ULでコンパクトなザックで軽々と先行く人々を羨ましく眺めながら、今回の教訓を元に無駄なものを削ぎ落とす作業をしようと心に決めるのでした。

五竜岳はまた登頂したい！唐松岳は360°真っ白なので、今度は八峰キレット(大谷原-冷乗越-鹿島槍ヶ岳-五竜岳)のコース行ってみたい。八峰キレットは下りのほうが楽だと聞きました。

コメント

Mariinsky

唐松岳にも登頂したけど、ログを一時停止したまま登ってた…40分くらいのピストン。

関西女子登山部☆やまびとステーション▲▲▲

テント山行お疲れ様でした。天候に恵まれましたね。Zソル私も愛用してます、嵩張るけど寝心地と使い勝手最高ですよね。自宅でも窓に置くと保温してくれるんですね、貴重な情報ありがとうございます。下山後のソフトクリームも至福ですね

私も五竜へ向けて遠征へ向かう予定にしていたのですが日月と天候が崩れてしまい、来年へ持ち越しとなりました。
今回春から始めった小屋取り電話合戦から、かなり気合を入れていたのですが残念です。

Mariinskyさん、少しお時間をいただけましたら助かるのですが今回の山行にともない
一番気を付けられた点や注意点などはございますか？

もし立ち寄りになられた温泉や食事処で良かった所などがありましたら、共有いただけたら助かります。

私達はエスカルプラザ内で入浴の予定にしていました。

Mariinsky

関西女子登山部☆やまびとステーション▲▲▲さん

コメントありがとうございます。
同じZソル愛用者なんですね！私の少ない山行では意外と見かけないので嬉しいです。

五竜・唐松岳は天候不安定のようですね。
今回の山行で、五竜岳に登頂した際に居合わせたベテランと思われる先輩より、6回に１回晴れる位と聞きました。我々もガスと小雨山行も念頭に準備していたので、晴れ間に居合わせて幸運でした。

一番気をつけた点や注意点は、唐松岳から五竜岳のコースを選定したので牛首の鎖場は事前にyoutubeなどでチェックしてました。ヘルメットと滑り止めのきく手袋を用意していきました。ストックが邪魔になるような箇所が多いので、牛首や五竜岳、大遠見の鎖場は横着せずにストックをザックに固定して両手を開けた方がいいと思います。

立ち寄りの温泉は、同じくエスカルプラザ内の温泉にいきました。シンプルですがサウナと水風呂もありよかったです。リンクは山行記録内ご参照ください。また道の駅も近くにありましたので、お車で行くようであれば行ってみてください。(我々はバスだったので、バスから眺めてました)

関西女子登山部☆やまびとステーション▲▲▲

６回に１回ってなかなか厳しいですね涙
諦めずチャレンジしたいと思います。ありがとうございました！