未踏の焼岳と西穂高岳をセットで登ってきました

2015年09月14日(月) ~ 2015年09月16日(水)

• GPS: 21:23
• 距離: 30.7km
• 登り: 2,270m
• 下り: 2,243m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:22

距離 9.4km 登り 1,028m 下り 454m

10:16 大正池
10:48 10:49 田代橋
11:02 上高地焼岳登山口
11:44 峠沢梯子場
12:55 12:56 長ハシゴ
13:26 13:27 新中尾峠
13:34 13:37 焼岳小屋
13:40 13:45 新中尾峠
13:53 焼岳展望台
14:00 中尾峠
14:58 15:45 焼岳(北峰)
16:21 中尾峠
16:29 焼岳展望台
16:38 焼岳小屋

2日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:17

距離 8.8km 登り 1,198m 下り 912m

5:53 焼岳小屋
5:53 新中尾峠
6:55 割谷山
7:28 中間の池
8:36 8:37 きぬがさの池
8:56 8:57 丸山南分岐(田代橋方面)
9:06 焼岳・上高地分岐
9:07 9:08 丸山南分岐(田代橋方面)
9:19 9:42 西穂山荘
9:59 10:00 西穂丸山
10:48 10:53 西穂独標
11:21 11:49 ピラミッドピーク
12:51 13:11 西穂高岳
13:56 14:01 ピラミッドピーク
14:26 14:27 西穂独標
14:58 西穂丸山
15:10 西穂山荘

3日目

• 山行: 4:13
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:24

距離 12.4km 登り 47m 下り 902m

6:28 西穂山荘
6:37 丸山南分岐(田代橋方面)
6:38 6:39 焼岳・上高地分岐
8:15 西穂高岳登山口
8:21 8:22 上高地温泉ホテル
8:26 8:27 ウェストン碑
8:46 9:03 河童橋
9:22 9:23 岳沢湿原・岳沢登山口
10:08 10:42 嘉門次小屋
10:44 10:45 山のひだや
10:52 10:59 明神館
11:44 11:52 河童橋
11:52 ゴール地点

天候

晴れ

写真

9/14 10:20

大正池から出発で、aracyan 一日目のターゲットは、この「焼岳」

大正池からのパノラマ。

9/14 10:21

今回のメンバーは「焼岳・西穂高Gr.」と「奥穂高Gr.」の2パーティになります。

9/14 10:51

「奥穂高Gr.」のM本隊長＆T田隊員とは此処でお別れ

9/14 11:03

U原隊員と aracyan、焼岳登山口に到着。さー行きますか。

9/14 12:33

ルート途中で昼食を済ませ、峠沢梯子場へ。なんちゃことないね〜

9/14 12:42

高度を上げると先程までいた「大正池」が良く見えました。

9/14 13:00

おっと、こっちの「長ハシゴ」は垂直に近い。注意していきましょう。

9/14 13:28

「焼岳小屋」に到着。先ず、宿泊届けを出しましょう。

9/14 13:42

今夕の食事、明日の朝弁当頼んで一泊7,400円/名。
それでは「焼岳」へ向かいましょう。

9/17 2:41

真っすぐ行くと割谷山経由、西穂高。焼岳へは左に向かいます。

9/14 13:51

少し登って「新中尾峠」って場所かな？

9/14 13:53

此処が「焼岳展望台」でしょう。登山ルートの直ぐ横に噴気が上がる穴ポコありました〜

9/14 13:55

焼岳を背中に揃って一枚。

9/14 14:07

上高地の帝国ホテル、河童橋周辺の建物も見えますね。

9/14 14:24

途中、スイスから来ているカップルなどと少しお話した後、頂上を目指しますがガス出て来ました。

9/14 15:02

此処が「中尾峠」でしょうか？

9/14 15:03

「中の湯」方面の道標の右側、黄色く硫黄で染まっている方向が山頂方面かな。

9/14 15:06

U原隊員はリュックを此処にデポして行く・・・って。

9/14 15:12

「焼岳北峰」2,393mに登頂。焼岳2444mって事は南峰の事かな？

9/14 15:14

直ぐ傍に少し高そうなピークが見えます。あれか〜南峰は。

9/14 15:23

一旦北峰の肩まで下りて、南峰へ向かいます。

9/14 15:24

北峰頂上から見えなかった火口湖「正賀池」が見えました。　

9/14 15:26

南峰の取り付きに近づいて火口湖を眺めますが、どうやら南峰は立ち入り禁止の模様です。

9/14 15:28

仕方ないねぇ・・・と北峰を背景に此処でも一枚。

9/14 15:30

U原隊員、一枚撮って〜と「大岩支えの図」

9/14 15:32

北峰直下の噴気口周辺は真っ白、その上を飛行機が横切りました。

9/14 15:34

左手が南峰、火口湖を挟んで右側が北峰、仕方がないので下山します。

9/14 16:41

一時間程度で焼岳小屋に戻り、お疲れさんの「乾杯」

9/14 17:30

揃って呑ン兵衛なもんで、夕飯まで飲み続け（笑）

9/14 17:44

焼岳小屋の寝室は屋根の裏部屋の如しですが、今日は我らを含め宿泊者3名でした。

9/14 17:56

夕飯、鶏の山賊焼き風？呑み過ぎたaracyanには十分な量でした。

夕食後はアルコールランプになり、消灯時間は8時って事で早めに就寝。

9/15 6:19

日が変わって15日割谷山を過ぎ槍見台辺りかな。
昨日、阿蘇山が噴火？焼岳も火山でチョイ怖いです。

9/15 7:39

槍見台から西穂高岳方面。左のシラビソの隙間から槍ヶ岳の先端がチョコっと見えました。

9/15 7:40

右手下の方には上高地も部分的に望めます。

9/15 7:54

折角なので穂高連峰を背景に此処でも揃って一枚。

9/15 7:54

西穂山荘の赤い屋根から丸山、その上のガレ場ルートも良く見えますね。

9/15 8:56

焼岳小屋から凡そ3時間を掛けて、漸く「西穂高・焼岳分岐」へ。

9/15 9:12

西穂山荘は直ぐ近いはず。この辺りから咲き残りのトリカブトが増えだしました。

9/15 9:18

2012年8月、独標へ行く時に立ち寄った西穂山荘が見えました。

9/15 9:40

宿泊申し込みを済まそうと思ったら午後1時から受付だと。仕方なく写真だけ撮って出発。

山荘から登り始めて少しの所で「焼岳〜笠ヶ岳」方面のパノラマ。

9/15 9:52

前方には独標、ピラミッドピーク、西穂高岳が大きく見え出しました。

9/15 10:00

西穂丸山にはあっという間に到着。

9/15 10:06

此処からガレたルートを殆ど直登、キツイわ〜

9/15 10:38

ガレ場も過ぎて独標も直ぐ目の前、一枚撮って貰いました。

9/15 10:45

U原隊員に先行して貰い、手前で彼の登る所を撮影。

今度は彼が aracyan の登る所を上から撮影。独標は大賑わいなので帰りに記念写真する事に。

9/15 11:08

次のピラミッドピークを目指します。確かに三角錐の様ですなぁ。

9/15 11:23

ピラミッドピークに到達。お腹も空いてきたので、此処で昼食休憩。

9/15 11:26

ピラミッドピークから西穂高岳と右に連なる奥穂・前穂。

9/15 12:36

西穂高岳ピーク直前。時々、ガスが通過しますが上ではガス切れて欲しいな。

9/15 12:49

西穂高岳山頂に無事到着。これで aracyan は穂高岳ピークを全て達成！

9/15 13:13

西穂山頂よりの上高地。凡そ20分位、山頂で登頂の喜びを味わいました（＾＾）

9/15 13:32

それでは戻りましょうか・・・帰りも難所があるので気を抜かずに。

9/15 13:37

6とか8とか各ピーク下の岩には番号がありました。

途中休憩していると、意外と近くでホシガラスが松の実を盛んに突いてましたよ。

その後はイワヒバリ？ 違う様な・・・

9/15 14:10

ピラミッドピークも過ぎて、次は独標に戻ります。

9/15 14:22

来る時と違って独標も貸切り状態になっていました。

9/15 14:36

独標からの上高地パノラマ。

9/15 14:57

新穂高ロープウエイの最終時間もある様でハイカーは少なくなりました。

9/17 2:41

西穂山荘に無事帰着。明日は下山するだけって寂しい気もします。

9/15 15:15

何はともあれ、お互いの健闘を祝って生ビールで乾杯！
あ、此処の生ビール、グラスもキンキンに冷えててメチャ美味いです。一気に2杯云っちゃいました（笑）

9/15 16:03

宿泊受付も済ませ、部屋に案内して頂きました。布団の数は8名分。何人になるかなぁ・・・

9/15 17:30

5時半からの夕食。鶏肉のソテーと魚のフライなど。完食！ 相棒は呑み足らずハイボールとか。

9/16 5:23

3日目の朝、お天気が如何か？気になりましたが夕刻までは曇り程度の予報。

9/16 5:26

朝食も5時半からスタートです。美味しく頂きました〜

9/16 5:58

丁度朝6時頃、ヘリで物資の輸送がスタート。この日は日昼も間断なくヘリは飛んでいましたね。

9/16 6:43

上高地へ下山します。登山ルートは木道や階段が良く整備されていました。

9/16 8:15

2時間少しで田代橋傍の登山口へ到着。奥穂高Gr.の帰着まで時間余り過ぎなので、明神池へ遊びに行きます。

9/16 8:20

途中のホテル前で見掛けたおサルさん。盛んに実を食べていました。

9/16 8:21

日光のおサルさんと違って行儀も良さそう。顔つきも穏やかな感じ。彼はGPS身に付けてます（笑）

9/16 8:25

何度も来ているけどウェストン碑の前で記念撮影。

9/16 8:44

河童橋の所でも自慢ぶって記念撮影（苦笑）

9/16 9:06

明神池へ向かいます。穂高岳の方面はスッキリしていないけど雨にはならないでしょう。

9/16 9:17

途中の岳沢湿原にも立ち寄り、カモや岩魚などを見ては時間つぶし。

9/16 9:19

毎回の如しだけれど、今回は今回って事で記念に一枚。

9/16 9:22

岳沢登山口に近い、この場所30cmを超える岩魚が見れました。

9/16 9:23

此処の景色だけで明神池へ行く必要もなさそうですが、時間有り余るし・・・

9/16 10:18

はい、明神池へ到着。入場料は300円/名です。

9/16 10:34

今回は明神二之池より先の行き止まりまでジックリ散策。

9/16 10:39

30分位は明神池で寛ぎました。最後に穂高神社に帰りの交通安全祈願？かな。

9/16 10:47

明神吊り橋を渡り、明神館方面へ。

9/16 10:59

明神館の休憩場所は槍や奥穂への登山でお馴染みのところ。此処でも時間つぶし休憩。

9/16 11:42

ユックリ歩いて河童橋へ戻って来ました。お昼は何にするかな〜

9/16 11:55

五千尺ホテルさんのランチは2800円とか、とても手が出ませんのでお安いお蕎麦で済ませます。

9/16 13:06

1時半位に到着見込みと連絡くれたけど、意外と早く奥穂高Gr.戻って来ましたよ。

9/16 13:14

両パーティ、無事下山を記念して河童橋前で一枚。
沢渡で温泉入浴して我が家に7時半頃に到着。
皆さん、お疲れさまでした。

撮影機器：

Canon PowerShot SX160 IS Canon

Canon PowerShot SX170 IS Canon

感想

あらちゃん

昨年、M本隊長と共に北・奥・前穂高を縦走する事で出掛けたけれど、隊長が体調(笑)不良で北穂高岳から無念の下山となり、今年リベンジするとの事、既に北・奥・前穂高の縦走を終えているU原隊員と aracyanは、未踏の西穂高岳を踏破したいと行き先は違う物の同一日程で出掛ける計画を立てました。

交通費抑制なども考えて上高地までは同一行動で、その先は二つのパーティに別れ各々の山を登ると云う目標を完遂する事にしての行動です。

3日目に時間的余裕のある焼岳・西穂高岳Gr.は下山後に上高地を散策して奥穂高Gr.の下山到着時間に合わせるという事になりましたが、この様な山行も結構楽しいものだと感じました。

コメント

寅タツコ

こんばんはaracyanさん
なにこれ！このタフなこと 元気な事
お二人とも、「山が大好き！」って写真全部に写っとるがや〜
西穂独標を越え、あの幾つものピークを平気で通過して、西穂高岳山頂だって？へ〜 ビックリですよ。
寅なら足がすくんで、前も後ろも動けず立ち往生だね。

青空の広がる天気だったのですね。
みなさん無事下山されて、よかったです。
かーちゃんも安心したことでしょうね。
みなさんお疲れ様でした。
寅より

あらちゃん

Re: こんばんはaracyanさん
toradoshi さん、おはようございます

いや〜タフでもないですよぉ 昨日今日は脹脛が突っ張って痛いこと
３年ほど前に独標まで連れて行って貰った時は、独標のピークから西穂方面を眺めて「恐ろし〜 」と怖気づいたのですが、その後、剱岳や北・奥・前穂高岳の縦走など経験をさせて貰ったので、ナンチャ事はありませんでしたよ〜
寅さんなら、全然大丈夫だと思いますけどね

寅さんに「かーちゃんへの土産買わんといかんがや〜」って云われそうで帰り道、横川ＳＡで “碓氷峠の力餅”を買ったがや〜（笑）娘にはお弁当にイイわって云ってたから“野沢菜こんぶ安曇野わさび入り”をチョイスしました。
気持ち良く山へ送り出して貰わんといかんので、やっぱりお土産だね！

BOKUTYANN

槍穂を完全制覇？
aracyanさん　素晴らしいですネ！

昨年の穂高縦走も槍ヶ岳も天候に恵まれ
今回の完結編も多少ガスがあったにせよ押しなべて晴天の様相
晴れ男の本領発揮と言った所でしょうか？　うらやましいワ

私も山天には恵まれてる方だと自認してましたが・・・
先の槍ヶ岳では、結構厳しい気象条件に遭遇でした
栃木からはそう気軽に行ける場所じゃないので
天気だけには恵まれたい槍穂ですヨネ！

それにしてもどの写真を見ても疲れの欠片も見えませんネ！
aracyanさんのタフネスぶりにはいつも感心しています
限界ギリギリで、ヘロヘロになって下山してる私とは段違いだわ

今回も満足のゆく山行になって良かったですネ
穂高縦走と西穂高岳制覇の意欲を掻き立てられました

あらちゃん

Re: 槍穂を完全制覇？
BOKUTYANNさん、おはようございます

コメントありがとうございます。当初日程では荒天になったかもと思うと
今回の前進日程は正解の様でした。

槍・穂を制覇って云っても、北・奥・前・西穂高のピークに立っただけで
色々なルートもあるので、サイデングラードからの奥穂高や、危険を伴う
けれどジャンダルムを経てのコースや槍から穂高への大キレット縦走など
行きたいなぁ・・・と思うコースが一杯ですね

時間に余裕を持っての計画ですから元気っぽく見えるんだと思います

次は１０月の黒部渓谷「下の廊下」を計画しているんですが「阿曽原温泉
小屋」ＨＰ情報では１０月中旬辺りまでは少なくとも「下の廊下通過」は
残念ながら無理のようです