摩耶山 / 行者尾根からトゥエンティクロスへ!


- GPS
- 07:47
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 813m
- 下り
- 830m
コースタイム
- 山行
- 5:28
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 7:47
天候 | 曇り→快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行者尾根は高度感ある岩場の連続する急登の尾根。三点支持など基礎的なスキルあれば技術的には難しくない。 |
写真
感想
行者尾根とアドベンチャーコースを経由して摩耶山へ登ったのが今年の3月。本当はトゥエンティクロスへも行きたかったのだが、行きしなの神戸線がババ混みで登山口に到着したのが予定よりもクッソ遅れてしまい、トゥエンティクロスへ行く時間がなく登頂後は天狗道から下山したのだった。
今回はトゥエンティクロスのリベンジと、行者尾根がかなり楽しかったので義妹と残念嬢も誘って行こうという趣旨である。
5時すぎに義実家へ義妹と残念嬢を迎えに行き、吉野家で朝メシを食って一路兵庫へ。幸い大した渋滞にハマることもなく新神戸へ到着。熊内のコインパーキングに車を置き、新幹線の駅でトイレを済ませて7時すぎ登山開始。急坂の住宅街を抜けて雷声寺の石段を登っていく。山道に入る前からかなりの汗をかいており、東山へ到着するころには全員汗でボトボトに。
東山から40分ほどで行者堂跡に到着し、ここで史跡公園などを経由するメインのコースとは別れて行者尾根へと向かう。
行者尾根は岩場が連続する急登の尾根。なかなか本格的な岩登りを強いられる岩場経験者向けのコースである。
ハイライトは命崖と呼ばれる岩場。高度感があってなかなかスリリングだが、三点支持など岩登りの基礎的なスキルさえあれば技術的にはさほど難しくはなく、名前ほどDEAD or ALIVEな場所ではない。ここを登りきって振り向くと素晴らしい眺望が待っている。
行者堂跡から標高差280mを登り切って天狗道に合流。そこからさらに100m弱を登って山頂へ。
10:15、摩耶山三角点(699m)到着。掬星台へ向かい自販機で飲み物を買ってガブ飲みする。
本日のランチは冷やし出汁茶漬け。自宅で凍らせて持って上がっていい感じに解凍された冷たい出汁に、おにぎりをブチ込んでワサビや梅を効かせた一品。シンプルだが塩分やクエン酸など今身体が欲している物を網羅した秀逸な山メシだ。クッソ美味かった。アイスコーヒーでおやつをいただき、1時間近く掬星台でゆっくりしてから下山にかかる。
ヘビが大嫌いな義妹がマムシに遭遇してギャアギャア大騒ぎしたりしながら1時間弱で桜谷を250m下って生田川へ合流する。
あれえ・・・?思ってたほどキレイじゃないなあ。あこがれのトゥエンティクロス、意外と汚いし臭い。まあ考えてみれば上流に車道が走っていて人間の施設がアホほど建っているんだし、そんな清流なワケはなかった。TVと違って現実はこんなもんか。
沢に沿ってゆるやかに下っていき、植物園から先は20回とは言わないながらも何度か渡渉する箇所がある。橋もいくつか架かっていて、中でもあじさい広場手前に架かっている橋はその名も河童橋!いや上流にシェール槍だの新穂高だのあるけども。池の中に立ち枯れている木も大正池っぽくなくもないけども。
あじさい広場の先は登山道が崩落していて通れないということだったが、たしかにロープのかかる急斜面はあったが別にフツーに通れる。これくらいの道はあっちこっちの山でしょっちゅう通っている。ってかこの場所が崩落地とは思わなかったので写真を撮ることすらせえへんかったぞ。
黒岩尾根、地蔵谷と合流して一旦尾根に乗り天狗道とも合流。そこから10分ほど行ったら櫻茶屋に到着。トイレがあるのでお借りして、残念嬢の購入したレモンかき氷があまりにも美味そうだったので1/3くらい食ってしまった。すまぬ。
そこから先は遊歩道歩きとなる。静謐な佇まいの布引貯水池から明治33年に建設されたという歴史を感じさせる布引五本松堰堤の下を下っていき、左右を岩壁に挟まれたV字谷の中を進んでいく。と思ったら突然目の前が開けて高層ビル群が視界に飛び込んでくる。今まで山中にいたのにいきなり大都会が出現して異世界への扉を開いてしまった感がすごい。
見晴らし台の横を通ってガンガン下っていき、新神戸の駅の下をくぐって駅の中から駐車場へ戻る。
下山後は有馬温泉でもよかったのだが、日曜の夕方は混むであろうから、からと温泉に立ち寄って汗を流していく。
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