↖船坂谷から水無山 ↘白水山から夕暮れの白水峡 真暗な「白水峡墓前」バス停でひとりバスを待つ😱

2024年09月05日(木) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 7.8km
• 登り: 565m
• 下り: 541m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 1:52
• 合計: 9:49

8:58 スタート地点
9:34 船坂谷水場
9:49 10:15 地獄谷出合い
10:43 11:01 船坂第三堰堤
11:14 11:30 川上ノ滝
12:18 12:53 古い案内板
14:19 水無山
15:04 東六甲縦走路分岐点
15:10 15:11 船坂谷登り詰め
15:14 石の宝殿
16:11 16:26 白水山
18:44 18:45 白水峡墓園前バス停
18:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

阪急西宮駅からさくらやまなみバスで舟坂橋で下車
下山後白水峡墓前前バス停から阪急西宮駅で下車

写真

9/5 9:00

阪急さくらやまなみバスのバス停に到着。この近くにセブンイレブン有り

9/5 9:01

バス停横にある野菜の直売所

9/5 9:02

船坂川沿いに上がっていく。暑い💦

9/5 9:12

綺麗な花。調べたらジンジャーリリー、合ってる？

9/5 9:13

カフェレストランAlice敷地に咲くこれもジンジャーリリー？

9/5 9:16

たった一輪の笹ユリ

9/5 9:18

船坂川沿いにある西宮市の保護樹木の赤松

9/5 9:51

船坂谷第十堰堤付近のススキの穂　秋の気配

9/5 9:52

船坂谷第十堰堤付近に咲くフサフジウツギ

9/5 9:53

船坂谷の透過型堰堤

9/5 9:56

船坂谷の透過型堰堤。ここをくぐって上に上がってみる

9/5 9:56

船坂谷の透過型堰堤。これで土石流を防ぐのかな

9/5 10:06

船坂谷第十堰堤の中にいるとこんな綺麗な水のある場所がある

9/5 10:18

船坂谷第十堰堤からの眺め暑い💦💦バテテきたので休憩中

9/5 10:40

老ヶ岩が見えてきた。触れるのはタブーらしい

9/5 10:44

船坂第三堰堤。水がすごく綺麗で透き通っている

9/5 11:00

開けた場所に出て岩の目印を右上方向い進む

9/5 11:14

川上の滝に到着。水しぶきいっぱいで涼しい！

9/5 11:46

沢を進むと地獄谷への分岐点が出てくるのでここを右に上がるが、想像以上に滑るので注意☢

9/5 11:56

沢を右に上がり登り切った場所から振り返る

9/5 12:29

枯葉に映える鮮やかなタマゴタケ？

9/5 12:34

沢を登り詰めたら赤いテープがあるここを上がる。この後道迷いし、2時間ひたすら崖を登り水無山の尾根にたどり着く

9/5 12:39

三段重ねのきのこ

9/5 13:59

水無山の尾根に向かって笹道を進む

9/5 14:27

水無山の尾根にでて、おにぎりと冷たいお茶を飲み、しばし休憩

9/5 15:10

船坂谷道への取付き。船坂谷から登ってくると国道のこの場所に出るみたい。カーブNo.112

9/5 15:18

白水尾根に入る分岐が金網のフェンスで覆われで立入禁止の案内があった。右横にわずかに隙間があり、そこから入ることが出来た

9/5 15:19

廃路になった舗装路は草が生え放題で荒れている

9/5 15:21

廃路から見える景色

9/5 15:25

荒れた舗装路をしばらく進むと白水山の取付きが😱暗くて怖い

9/5 15:32

白水山へ向かう登山道。細くて暗い笹道のアップダウンを進む

9/5 15:38

白水峡への案内のテープがいっぱい

9/5 15:44

慌てて降りたら、登山道のきのこを蹴ってしまった🙇‍♀️

9/5 16:11

やっと白水山に到着

9/5 16:12

白水山からの眺め

9/5 16:18

白水山からの眺め

9/5 17:40

白水山を過ぎ、太陽が傾いてきた。不安になる

9/5 18:05

夕暮れの白水峡。もうすぐ日が暮れる

9/5 18:16

夕暮れの白水峡。この後下山中にどっぷりと日が暮れ、ヘッデン下山となる。

感想

yoko-yure

他の方の山行記録を見て行ってみたかった船坂谷と白水峡。とんでもない山行になりました。一言でいうと「アホ」です。

川上の滝からのルートが難しそうでしたが、何とか沢までは詰めることが出来ました。山への取付きから上に上がり右方向に行くべきを左方向に進んでしまいました。GPSを確認し途中で間違いに気が付きましたが、元に戻ろうにもテープが何も見当たらず、右にトラバースしようにも木々に邪魔されて先に進めなくなりました。俗にいう遭難？です。
取敢えず右上方向を目指し、誰も通ったことのないであろう背丈以上の笹だらけの崖を2時間ぐらいほぼ直登したと思います。GPSで確認すると水無山を指していたので、そのまま水無山の尾根を目指し、ようやく辿り着きました。登山道が見えた時にはホットしました。

取敢えず景色のいい場所、と言っても登山道ですが、おにぎりを食べ、冷たいお茶を飲んで休憩しました。このまま下山しようか？それとも白水山に行こうか考えましたが、結局白水山に行くことに。国道を登り、白水山の分岐にきましたが、金網のフェンスがあり通行禁止になっています。よく見るとフェンスの右に通れそうな場所がありそこから入りました。舗装路は荒れ、草がいっぱい生えています。何か不気味な感じの道をしばらく進むと右に白水山の取付きが？！こんな薄暗い所から？一瞬やめようかと思いましたが、意を決して出発！！暗くて細い笹だらけの道。笹だけは最近刈り取られた形跡があり、それだけが救いです。

白水山までは、思ったより距離が長く、アップダウンの登山道を下り白水山に着いたのが午後4時頃。だんだん明るい内に下山できるのか心配になってきました。白水峡のあたりに来ると下りの傾斜もきつくテープだけが頼りです。あんなに見たかった白水峡を登山道の上から見た時は、感動というより暗くなってテープが見えなくなったらどうしよう・・・と不安が先立ち、白水峡の景色を楽しむ気にはなれませんでした。

最後の白水峡の景色を撮ったあと、登山道は薄暗くなり下山する頃には完全に真暗になりました。ヘッデンと、手元のスマホのGPSを見ながら真暗な山の中を下ります。時々聞こえる甲高い鳥の警戒音に「すみません、お邪魔してます」と語りかけながら不思議と恐怖感はありません。殆ど白テープが目印だったので、闇の中でもよく見え、テープが確認できなくなると元に戻って道迷いを防ぎました。最後に道路が見え、車の音が聞こえてきた時は、嬉しくて「やったー！」。

白水峡墓苑の向かい側に下山し、道路を渡りしばし呆然。バス停はどこに？道路を見やると、偶然阪急バスが向かってくるのが見えました。思わず手を振りながら「待ってェ〜乗せてェ〜！」バスを追いかけると前方でバスが止まりました。あそこがバス停なのか、暗くて何も見えんかったけど。バス停に着き、消えかけの古びた蛍光灯だけの灯で時刻表を確認するとさっきのバスは18時53分、次のバスは20時53分。たまらず阪急バスに電話し、確認すると西宮北口駅行きのバスが20時1分にあるので向かいのバス停で待つように案内されました。バスを待つ間、暗闇に浮かび上がる白水峡を眺めながら色々な思いが沸き上がる・・・