麦草峠から北横への周回は思った以上にきつかった。
- GPS
- 09:58
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 10:39
天候 | ☀→☁ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八ヶ岳は基本的に岩山、苔の山なので日陰の岩場は湿っていて苔で更に滑りやすい |
その他周辺情報 | 通常トイレ・仮設トイレ有り |
写真
感想
お盆過ぎの登山は花は少ないがある意味快適な山行季節だ。
先週、経ヶ岳に登り気分が高まり、まだ今年の小屋泊がなかったので急遽山小屋を探すも流石に手遅れ。
あーだこーだと悩んで残雪の頃にきたこのルートに決定。ただ今回は北横から双子山への周回ルート。結構な長丁場だ。
計画を組むと双子山と八柱山入れて何とか夕方までには戻ってこられるみたいで
無理そうならこの2山はやめてもいいと。
スタートは麦草峠から原生林を通る木道は朝の斜光がコケを照らし、新鮮な空気の中を進む。
スタートから小一時間で茶臼山頂に到着。
ガスはかかっているが太陽の光はすぐそばまで来ていたのでガスが取れるのを期待して待っているとあっという間に視界が広がり、雲海の世界へ。
麦草峠付近は雲が東に向かって流れ、赤岳は海に浮かぶ島の様に一変した。
そして、太陽を背にしたことでブロッケンとその周りには白い虹が現れ幻想的な景色が見られた。
山に登り始めて15年以上になるけどこんな感動的な場面は味わったことがない位、素晴らしい瞬間にいられた事に感激した。
三ヶ岳や北横岳から大岳まではゴーロ帯が続き難儀した。
三ヶ岳付近は登り、下り共鎖場があったけどそれ程大変ではなく、むしろ少しスリルもあって楽しめた。
北横岳から双子山まではゴーロ、日陰、苔の連続で岩は滑りやすく、後半ともあって集中力も低くなり岩の上で3回も足を滑らせてしまった。
かなり派手にこけて買ったばかりのコンプレッションスーツが破れた。
でも幸いにも軽い打撲と擦り傷で済んで良かった。
dawei君も双子池に着いた時には持病の腰をヤラれてしまっていた。
そんなこんなで北横岳までは双子山登頂の意欲はあったけどだいぶ時間をロスし、予定時刻をオーバーしていたのでまたの機会とした。
双子池からは景色こそなかったけど、笹薮はきちんと刈り取られアップダウンも少なく長い木道もあったりと前半の疲れを取ってくれるくらい快適なコースだった。
今回のコースは思ってた以上にバリエーションに富んでいて、少し大変だったが記憶に残る山行になった。
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