ひっそりとした快晴の富士山(須走口から)


- GPS
- 09:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,997m
- 下り
- 2,001m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 8:58
天候 | 快晴(3000mより上)、行きは晴れ時々曇で帰りはガス(3000m以下) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中、中央道は八王子JCを先頭にノロノロ、通過に5分。 帰路、413号利用で16:30頃、山中湖の平野交差点を先頭に渋滞、通過に25分。 17:40頃、中央道の相模湖IC−小仏T間、通過に15分(トンネル手前で事故処理)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に歩きやすく、危険個所は無い。 営業している山小屋は大陽館だけでした。途中で水や食料の調達はできません。大陽館で調達できるかどうかは確認していません。 また、トイレも全て閉鎖されているので、富士山の環境保護のために携帯トイレは必須です。 閉山により案内板が外されているので、コースと現在位置の確認が必要。吉田口との分岐は、一部の案内板が残っているので、見落とさないよう特に注意が必要です。 閉山しているので、すべて自己責任です。 なお、須走ルートの山小屋案内がいくつかのサイトにありますが、どうも不正確なようで混乱してしまいました。まとめると次のようになります。 ・長田山荘:地理院地図では「本五合目」、小屋の標記は「新六合目」 ・瀬戸館 :地理院地図では「六合目」、「本六合目」と標記のものあり。 地理院地図の標高は約2620m、小屋の標記は2700m。 ・地理院地図の本六合:そばにケルンあり、標高は約2720m。 以上、複数サイトの情報とGPSの位置情報から判断しました。特に、瀬戸館を「本六合目」と表記しているサイトがいくつか見受けられましたが、瀬戸館は、地理院地図の「六合目」と思われます。 地理院地図の標記と、現地での呼び方に差異のある可能性もありますが、最終確認はしていませんので、必要に応じて各自ご判断ください。 |
写真
感想
富士山は閉山したし、天気予報も「時々曇」と言ってるし、二日前まで富士山へ行くことなど想定外でした。須走口あたりから山伏峠へでも行きながら、「運が良ければ富士山が見えるかも」くらいに考えてコース検討をしていましたが、須走ICまで行くなら五合目はすぐそこ。「ならばいっそう、頂上へ行こう!」。日曜の昼は天気が良さそうだし、ということで、急遽決定した今年の富士山でした。
ただ、今年の富士山は前週で閉山しているため、山小屋は大陽館を除いて全て閉まっており、飲食物の補給や緊急避難ができない。飲食物の補給はともかくとして、天候の急変には注意して、防寒対策も含め、危険を感じたらすぐ撤退のつもりで出発しました。
しかし、結果的には最高の天気に恵まれ、最高の山行をすることができました。
やっぱり、富士山は格が違った!
高度計が3500mを示していても頂上は、まだズーっと上です。あたりは草も生えていない地面が広がり、雲海から顔を出す山もない。
富士山は今回で4回目ですが、こんな素晴らしい天気は初めてで、その上、こんなに静かな富士山も初めてです。過去の3回は晴れもありましたが、曇り、ガス、気温0度で強風など、入り混じりでした。何回か来れば、こういう幸運のくじを引くこともできるようです。
富士山が世界遺産に登録され、テレビなどで激込みの山頂や、登山道の渋滞を見ると、とても富士山へ行く気になりませんでしたが、雪が降る前の一瞬の間を狙ったこの時期の登山は「あり」のようです。ただし、富士山は他の山と全く違った顔を持っています。日本では群を抜いた高さの独立峰です。今日が良かったからと言って、安易に2匹目のドジョウを狙うと、痛い目に会います。天候の急変には細心の注意を払って、危険を感じたらすぐ撤退。何回かチャレンジすれば必ず幸運のくじをを引きことができることを念頭に、また来年もチャレンジしてみようと思います。
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