甲斐駒ヶ岳 山岳信仰の道、黒戸尾根を歩く

2024年09月08日(日) ~ 2024年09月09日(月)

• GPS: 16:00
• 距離: 19.1km
• 登り: 2,495m
• 下り: 2,494m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 0:56
• 合計: 10:37

2:48 尾白川渓谷駐車場
2:56 2:56 竹宇駒ヶ岳神社
5:04 5:11 笹の平分岐
6:32 6:33 刃渡り
7:04 7:08 刀利天狗
7:49 7:49 五合目小屋跡
7:52 8:06 屏風小屋跡
9:11 9:18 七丈小屋
10:18 10:20 八合目御来迎場
11:28 11:29 駒ヶ岳神社本宮
11:35 11:56 甲斐駒ヶ岳
12:00 12:01 駒ヶ岳神社本宮
12:53 12:53 八合目御来迎場
13:28 七丈小屋

2日目

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:18

13:28 七丈小屋
5:55 6:02 屏風小屋跡
6:06 6:06 五合目小屋跡
6:43 6:48 刀利天狗
7:08 7:08 刃渡り
8:15 8:20 笹の平分岐
9:59 9:59 竹宇駒ヶ岳神社
10:06 尾白川渓谷駐車場

天候

1日目　晴れ時々曇り
2日目　晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

北杜市営駐車場🅿️ 無料
(尾白川渓谷駐車場)

コース状況／危険箇所等

登山口から笹の平分岐
のっけからつづら折れの急登が始まる
登り切ると、しばらく水平道になるが、笹の平分岐までがまた急登

笹の平分岐から五合目
黒戸山の巻道までは、また急坂になる　下草が一面笹で美しい　やがて笹がなくなり、コケの世界になる　どんどん登っていくと、刃渡りと言われるナイフリッジに出るが、見た目ほど怖くない
刀利天狗の手前に、ハシゴ、鎖場の連続となる　上り切れば刀利天狗だ
黒戸山のトラバースは、ほぼ水平で、そこから下れば五合目の屏風岩に着く

五合目から七丈小屋
屏風岩ののっけからハシゴ、鎖、ロープが続く
小屋までは、もう1ヶ所同じようなところがある

七丈小屋から山頂
八合目から九合目（烏帽子岩の二本の鉄剣）の間は、鎖場、ハシゴが続く　垂直に近い岩壁を登るハシゴもあるので慎重に登ろう
黒戸尾根コースの最大の難所と思います

その他周辺情報

駐車場に売店、トイレあります

尾白の湯♨️

道の駅　はくしゅう
　孫と友達へのお土産にシャインマスカットを買いました　さすがブドウの産地です
量が半端ない

写真

9/8 2:50

登山口
そばに登山ポストあります
これから、漆黒の闇の登山道を登ります

9/8 6:33

鳳凰三山
地蔵岳のオベリスクが見えた

9/8 6:35

刃渡り
見た目ほど怖くありません
法師山のナイフリッジの方がより怖い

9/8 6:43

タカネママコナ
白色のママコナ

9/8 6:56

刀利天狗前はハシゴや鎖場が続く

9/8 7:05

刀利天狗

9/8 7:19

セリバシオガマ

9/8 7:52

屏風岩

9/8 7:52

屏風岩のふもとにお社と石仏
石仏は、背負って運んで来たのだろうか

9/8 7:53

ここからいくつものハシゴか始まる

9/8 7:53

葉っぱの形からみると
ミヤマセンキュウ　かな？

9/8 7:55

長ーい

9/8 8:29

ちょっと怖そうな橋
ロープの手すりがあるので、若干安心

9/8 8:37

鉄剣　行所でしょうね

9/8 8:38

見た目にも怖そうなハシゴが続く

9/8 9:00

七丈小屋
こじんまりした山小屋です

9/8 10:04

コケモモの実

9/8 10:18

八合目辺りから九合目を見上げる

9/8 10:22

烏帽子岩の鉄剣がかすかに見える

9/8 10:27

垂直に切り立ったがけ
ステップを作ってくれているので、案外登りやすい

9/8 10:32

鎖場　ステップを切ってくれているので助かるが、上の垂直に切り立った岩を巻かなければならない

9/8 10:39

ヤマハハコ

9/8 10:50

九合目の烏帽子岩に刺さった二本の鉄剣
八合目からここに来るまでが、鎖場やハシゴが続く難所

9/8 10:54

ちょうど出会った方に撮っていただきました

9/8 10:57

ツガザクラかな

9/8 11:24

山頂が見えた！

9/8 11:26

雲がかかって山頂が見えにくい

9/8 11:28

駒ヶ岳神社の本社

9/8 11:37

山頂
山名板が新しくなっていた
裏側には、東駒ヶ岳の山名　ちなみに西駒ヶ岳は、木曽駒ヶ岳

9/8 11:39

鋸岳への取り付き

9/8 11:40

山頂は、巨大な花崗岩がいっぱい
サメの背びれのような岩

9/8 11:53

山頂のお社
社には、草鞋が2足つられていました
昔の人は、草鞋で登ってきたのです

9/8 11:56

摩利支天、北沢峠へと下る登山道
とても滑りやすそうだった

9/8 11:57

摩利支天かな？

9/8 12:00

下山時、山頂がハッキリと見えた

9/8 12:14

9/8 12:16

九合目あたりの巨岩

9/8 12:17

雲の中から二本の鉄剣

9/8 12:18

この二つの大岩が先ほどの大岩

9/8 12:20

下山時の烏帽子岩

9/8 12:24

ナナカマドの実

9/8 12:52

ゴゼンタチバナの実

9/8 13:04

ここも行場

9/8 13:29

七丈小屋に戻ってきました

9/8 17:07

七丈小屋の夕食は、豪華だ
ハンバーグ、ビーフカレー、そうめん

9/9 5:25

雲海に浮かぶ鳳凰三山

9/9 5:39

ダイモンジソウ

9/9 5:47

ダイモンジソウ

9/9 5:51

五合目の屏風岩の上部から見下ろしたハシゴ
すごい高度感あり　北岳の八本歯以上

9/9 6:04

下山中、五合目付近から山頂方面

9/9 6:04

山頂

9/9 6:34

ベニテングダケ

9/9 6:56

とにかく道中キノコが多かった

9/9 8:42

オクモミジハグマ

9/9 9:41

変わったキノコ

9/9 9:45

ヤマジノホトトギス

9/9 9:54

尾白川渓谷に架かる吊り橋
これを渡るとゴール近し　あー長かった‼️

9/9 9:56

登山口の竹宇駒ヶ岳神社

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

ノワール

南アルプスの貴公子と呼ばれる甲斐駒ヶ岳は、過去に北沢峠から登っているが
BS NHKの日本百名山で、七丈小屋の管理人の花谷さんの黒戸尾根のガイドを見て、刺激され登ってみたく思っていました

で、今回、妻が浜松にすむ2歳の孫娘に会いたいというので、浜松まで送った後、黒戸尾根から甲斐駒に登る計画を立てました

黒戸尾根は、200年ほど前に開かれた山岳信仰の道だそうですが　現在では、北沢峠からの登山道が主流となっているようで、昔は、黒戸尾根から登るのが主流だったのでしょう
この尾根道は、山頂までの道のりが長いだけでなく、思っていた以上にハシゴ、鎖場が多く、また、暑さとも重なっておいらにとっては非常に厳しい登山になりました　早月尾根の剱岳と同様まさに試練の山でした　もちろん憧れもありますが・・・
もう少し、体力をつけなくてはいけないことを実感させられた山歩きでした