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Yamareco

記録ID: 722074
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

紅葉の飯豊山周回 登りダイグラ尾根・下り丸森尾根

2015年09月19日(土) ~ 2015年09月21日(月)
 - 拍手
YAMA555 その他2人
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
51:06
距離
36.1km
登り
3,075m
下り
3,075m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:00
休憩
0:10
合計
9:10
距離 11.9km 登り 1,950m 下り 263m
9:02
9:03
146
11:29
11:35
181
14:36
14:38
151
17:09
17:10
20
2日目
山行
6:53
休憩
1:25
合計
8:18
距離 15.0km 登り 783m 下り 1,024m
6:36
6:38
24
7:02
41
7:43
7:44
8
7:52
8:03
65
9:08
9:26
61
10:27
11:16
81
12:37
71
13:48
13:51
22
14:13
14:14
23
3日目
山行
5:22
休憩
0:10
合計
5:32
距離 9.2km 登り 333m 下り 1,782m
5:32
31
6:03
46
6:49
6:50
4
6:54
37
7:31
28
7:59
8:05
19
8:24
8:25
23
8:48
8:50
134
ルートはEtrex20のGPSデータです。
天候 1日目小雨時々曇り、山頂直下は暴風(気温5℃)
2日目曇りのち晴れ
3日目晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
行き
地元草加を2時半出発し、東北道福島飯坂ICより下道110kmで飯豊温泉へ。途中運転1回交代です。7時50分着で、大体予定通り。
駐車場は結構広いですが、到着時には半分くらい埋まってました。下山時には写真の通りの駐車状況でかなり人が入ってます。

帰り
基本同じルートですが、米沢にて上杉神社に寄って、福島飯坂ICで乗ると那須より断続渋滞50キロとあったので、白川ICで降りて下道で帰ってきました。下道に降りてから大体4時間かかったかな。
コース状況/
危険箇所等
●ダイグラ尾根
想像していた以上に厳しいルートでした。落合から橋を渡ってスタートです。ここはロープがあったほうがいいなというような岩稜やザレ場が数箇所あります。三点確保、慎重な行動を求められます。
今回は雨で濡れていたので、より慎重さを求められました。行動時間が長いので余裕を持った出発をしなければと反省です。
山頂中腹より紅葉が見事です。

●本山小屋〜御西小屋〜大日岳〜カイラギ小屋
あいにく展望が全くなかったため展望に関しては何もいえません。
本山〜御西間は緩やかな稜線歩きです。
御西から大日岳は最初は若干緩やかな下り、そして若干緩やかなのぼりでほとんど笹の間を歩くルート、最後が200mくらいの登りという感じです。
御西からカイラギ小屋までは烏帽子岳の他に細かいピークが何箇所かあるためアップダウンあります。紅葉は見ごろ。

◎本山小屋
今回は遅くに到着して既に満員だった為、神社に宿泊することになりました。
宿泊2,000円。
ビール350缶900円、500缶1,000円。でも冷えていて美味しい。
水は500mlペット500円ですが、管理人さんが水場からくんで来た水は500ml100円。到着が遅かったので水場まで行かず100円で購入。
トイレは3つ、1つ故障中。2つとも管理人さんのおかげでとてもきれいです。

●カイラギ小屋〜門内岳〜地神北峰
北俣岳へは一気の急坂です。山頂には祠と鳥居がありました。展望最高で日本海も見えます。
門内岳への稜線はなだらかでこれぞ東北の山っていう景色です。歩き易く、門内小屋が見える景色が素晴らしい。紅葉は見ごろです。
門内避難小屋からの展望もまた素晴らしく、見飽きることがありませんでした。水場は若干下に降ったところ。
地神山からはエブリサシ岳への稜線が見事です。いつか歩きたい尾根ですね。
朝日連峰が近く見えます。

◎カイラギ小屋
収容人数は多いですが、周回、縦走の要所であるため大変混雑します。今回はシルバーウィークとあって定員以上の65名が宿泊、テント泊者含んで100名を越えていました。テントは最後スペースがなくなり幕営禁止になっていたようです。
宿泊1,500円。
ビール売り切れでしたが、日本酒、焼酎はあったようです。
トイレは小屋内にあります。水洗トイレで清潔でした。
水場がすぐ近くにあって、キンキンに冷えて水量豊富でした。

●丸森尾根
樹林帯に入るまではそれほど急坂ではないですが、丸森峰より下は一気に急斜面になります。1000〜1500m付近は樹林帯で根に足をとられないように注意しながら降りました。
1000m地点にある夫婦清水は喉を潤すのにもってこいの場所。
1000〜500m登山口までは、根もありますが、岩稜帯の急斜面も多く、更に注意が必要です。

今回のルートでは、ダイクラ尾根を下る山行が多いようです。どのルートもかなり急坂のようですが、登ってみた感じだとダイクラを登って、他のルートくだりに使ったほうが安全な印象を受けました。
その他周辺情報 ●温泉
登山口にある飯豊温泉にて汗を流しました。500円也。
浴槽はそれほど広くないですが、若干熱め(42℃)の良質な温泉です。
洗い場は1箇所。ボディーシャンプー、リンスインシャンプーあり。
ロッカーはないので、フロントに貴重品は預けたほうが良いですね。
山バッチ540円で販売していました。

●食事
国道113号に戻る途中、右手にある民宿越後屋さんにて天ぷら蕎麦大盛り(1700円)を頂きました。
マタギの店主で、熊メニューがずらり、討った時だけ登場するメニューのようで、売り切れになっていました。今回は天ぷら蕎麦にします。なかなか食べたことのない岩魚の天ぷら美味しかったです。
飯豊温泉登山口にて登山届を提出。
1
飯豊温泉登山口にて登山届を提出。
温身平まで歩いて15分程度。
温身平まで歩いて15分程度。
そこから沢沿いに少し細い道を歩くと正面に橋が見えてきました。
そこから沢沿いに少し細い道を歩くと正面に橋が見えてきました。
落合で橋を渡ります。このあたりで小雨が降り始めましたが、それほどでもないので雨具はつけずに登ります。
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落合で橋を渡ります。このあたりで小雨が降り始めましたが、それほどでもないので雨具はつけずに登ります。
落合からはいきなり結構急坂を登ります。
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落合からはいきなり結構急坂を登ります。
最初は樹林帯歩きです。下のほうはまだ紅葉はしていません。
最初は樹林帯歩きです。下のほうはまだ紅葉はしていません。
ダイギリ尾根。ギザギザと峰がいくつも並ぶ曲者な尾根です。
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ダイギリ尾根。ギザギザと峰がいくつも並ぶ曲者な尾根です。
雨が降っているため、虹がかかりました。
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雨が降っているため、虹がかかりました。
天気が悪いのですが、虹が見えることってめったにないのでちょっと嬉しいですね。
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天気が悪いのですが、虹が見えることってめったにないのでちょっと嬉しいですね。
標高を上げるにつれガスは濃くなり、小雨が止む頻度も段々と少なくなってきました。
標高を上げるにつれガスは濃くなり、小雨が止む頻度も段々と少なくなってきました。
中腹からは秋の色に染まってきます。
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中腹からは秋の色に染まってきます。
百名山の登山道でも結構上位に来る大変さですが、追い討ちをかけるように、雨に濡れた登山道が滑り結構緊張を強います。
百名山の登山道でも結構上位に来る大変さですが、追い討ちをかけるように、雨に濡れた登山道が滑り結構緊張を強います。
このような細いルートでも鎖やロープは全くありません。
少し歩きなれていないと心配ですね。
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このような細いルートでも鎖やロープは全くありません。
少し歩きなれていないと心配ですね。
標高を上げると雨の上に、風が強くなってきました。
その風のおかげで時々一瞬山が顔を見せてくれます。
ガスっていると目標がわからないのでモチベーションを維持しづらいですね。
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標高を上げると雨の上に、風が強くなってきました。
その風のおかげで時々一瞬山が顔を見せてくれます。
ガスっていると目標がわからないのでモチベーションを維持しづらいですね。
ガスが切れた一瞬振り返ると、千本峰といわれるギザギザな尾根が見えました。こりゃ大変なわけです。
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ガスが切れた一瞬振り返ると、千本峰といわれるギザギザな尾根が見えました。こりゃ大変なわけです。
標高を大分上げてくると秋色一色になってきました。
標高を大分上げてくると秋色一色になってきました。
山頂が見えないため、何度もピークかと思っては、又登りの繰り返しです。
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山頂が見えないため、何度もピークかと思っては、又登りの繰り返しです。
風雨の影響で予定よりも遅れて山頂に到着。気温5℃で強風のため体感温度は0℃近く、小屋へ急ぎます。
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風雨の影響で予定よりも遅れて山頂に到着。気温5℃で強風のため体感温度は0℃近く、小屋へ急ぎます。
小屋への稜線は草紅葉でキレイでした^^
景色は見えませんが結構満足。
小屋への稜線は草紅葉でキレイでした^^
景色は見えませんが結構満足。
17:30にようやく小屋に到着。
17:30にようやく小屋に到着。
受付をしようと入ったら管理人さんに遅い!と一喝されてしまいました。登り始めが遅いとは言え、天気が悪く予定を大幅に遅れてしまい、詰めが甘かったです。反省##
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受付をしようと入ったら管理人さんに遅い!と一喝されてしまいました。登り始めが遅いとは言え、天気が悪く予定を大幅に遅れてしまい、詰めが甘かったです。反省##
既に30人が入っていて満員に近い状況で、私たち3人は神社に泊まることになりました。夜は管理人さんと10時近くまで酒盛りで楽しむことが出来てある意味幸運ですね。
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既に30人が入っていて満員に近い状況で、私たち3人は神社に泊まることになりました。夜は管理人さんと10時近くまで酒盛りで楽しむことが出来てある意味幸運ですね。
本山小屋のトイレはとても清潔です。管理人さんの努力のおかげ。3箇所中1箇所は故障中。
本山小屋のトイレはとても清潔です。管理人さんの努力のおかげ。3箇所中1箇所は故障中。
2日目、早朝は少し回復の兆しが見えたが、ガスは晴れない。
紅葉は見事で陽光が当たれば本当に見事なのに。
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2日目、早朝は少し回復の兆しが見えたが、ガスは晴れない。
紅葉は見事で陽光が当たれば本当に見事なのに。
あっという間に飯豊山に到着したが、昨日と景色は変わらず。
早々に次の目的地である御西小屋に向かう。
あっという間に飯豊山に到着したが、昨日と景色は変わらず。
早々に次の目的地である御西小屋に向かう。
御西小屋までは草紅葉のなだらかな稜線歩き。
あー山並みを見ながらの稜線歩きを期待していたのに。
御西小屋までは草紅葉のなだらかな稜線歩き。
あー山並みを見ながらの稜線歩きを期待していたのに。
御西小屋に到着。管理人さんの好意でザックは小屋内にデポさせてもらえました。飯豊の管理人さんは皆さんとても優しく気さくな方で、また来たくなります。
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御西小屋に到着。管理人さんの好意でザックは小屋内にデポさせてもらえました。飯豊の管理人さんは皆さんとても優しく気さくな方で、また来たくなります。
御西小屋はそれほど広くないですが、とってもキレイでした。機会があれば泊まりたいですね。
御西小屋はそれほど広くないですが、とってもキレイでした。機会があれば泊まりたいですね。
若干明るくなってきたので晴れることを祈り計画通りに最高峰の大日岳を目指します。序盤は紅葉と笹のなだらかな尾根歩き。
若干明るくなってきたので晴れることを祈り計画通りに最高峰の大日岳を目指します。序盤は紅葉と笹のなだらかな尾根歩き。
最後は200m近くを一気に登っていきます。ガスっていて頂上は全くわかりません。
最後は200m近くを一気に登っていきます。ガスっていて頂上は全くわかりません。
大日岳に到着しましたが、結局晴れませんでした。
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大日岳に到着しましたが、結局晴れませんでした。
再び御西小屋に戻りエネルギー補充後、カイラギ小屋を目指します。13時過ぎくらいでしょうか。突如ガスが取れ始め展望が開けてきました。
再び御西小屋に戻りエネルギー補充後、カイラギ小屋を目指します。13時過ぎくらいでしょうか。突如ガスが取れ始め展望が開けてきました。
美しい紅葉の山並みが広がります。
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美しい紅葉の山並みが広がります。
紅葉の稜線歩き。でもガスは再び視界を覆い始めます。
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紅葉の稜線歩き。でもガスは再び視界を覆い始めます。
もう飯豊山は秋色です。紅葉の稜線が見事ですね。
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もう飯豊山は秋色です。紅葉の稜線が見事ですね。
完璧にガスに包まれ天狗の庭に到着。そのまま進みます。
完璧にガスに包まれ天狗の庭に到着。そのまま進みます。
するとまたガスが切れ始め最初の目標地である烏帽子岳が見えてきました。
3
するとまたガスが切れ始め最初の目標地である烏帽子岳が見えてきました。
烏帽子岳、空も段々と明るくなってきます。
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烏帽子岳、空も段々と明るくなってきます。
ついにガスが晴れました。飯豊の広い山容が目の前にドーンと広がります。
烏帽子岳良い形ですね。
5
ついにガスが晴れました。飯豊の広い山容が目の前にドーンと広がります。
烏帽子岳良い形ですね。
烏帽子に到着すると次に見えるのが梅花皮(カイラギ)岳。不思議な呼び名です。まず読めないですね。
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烏帽子に到着すると次に見えるのが梅花皮(カイラギ)岳。不思議な呼び名です。まず読めないですね。
鞍部に一度降りたら登り返します。
3
鞍部に一度降りたら登り返します。
山頂を目指す中、青空が一気に広がってきました。
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山頂を目指す中、青空が一気に広がってきました。
梅花皮(カイラギ)岳に到着。烏帽子岳を振り返ります。
梅花皮(カイラギ)岳に到着。烏帽子岳を振り返ります。
そして前に見えるは明日登る北俣岳。こちらも立派な山で迫力ありますね。
3
そして前に見えるは明日登る北俣岳。こちらも立派な山で迫力ありますね。
本日宿泊する梅花皮(カイラギ)小屋が見えてきました。
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本日宿泊する梅花皮(カイラギ)小屋が見えてきました。
梅花皮(カイラギ)小屋までの稜線歩きもキレイですね。
これぞ東北の山!
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梅花皮(カイラギ)小屋までの稜線歩きもキレイですね。
これぞ東北の山!
梅花皮(カイラギ)小屋に到着。なかなか大きな避難小屋です。
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梅花皮(カイラギ)小屋に到着。なかなか大きな避難小屋です。
小屋は3階建。と言っても3階部分はロフトに近く、梯子を上ってきます。火も使えないのでちょっと不便。今回は2階で3人並びで確保。私たちが到着時は既に半分埋まってました。
小屋は3階建。と言っても3階部分はロフトに近く、梯子を上ってきます。火も使えないのでちょっと不便。今回は2階で3人並びで確保。私たちが到着時は既に半分埋まってました。
1人分のスペース・・・エアマットが入らないじゃないですが!
そして、今日は収容人数をオーバーした65名で対混雑でした。
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1人分のスペース・・・エアマットが入らないじゃないですが!
そして、今日は収容人数をオーバーした65名で対混雑でした。
まずは宿泊場所を確保して別棟の管理棟で受付。
な・なんとビールが私が受け付けする2人前で売り切れ!
宿泊時にビールを飲めないなんて悲しい、しょうがないのでキンキンに冷えた沢水で持ってきた1Lの焼酎を割っていただきました。
まずは宿泊場所を確保して別棟の管理棟で受付。
な・なんとビールが私が受け付けする2人前で売り切れ!
宿泊時にビールを飲めないなんて悲しい、しょうがないのでキンキンに冷えた沢水で持ってきた1Lの焼酎を割っていただきました。
早朝。朝見事に晴れました。3日目は楽しい山歩きになりそうです。
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早朝。朝見事に晴れました。3日目は楽しい山歩きになりそうです。
北方面は、見事に山が連なります。
手前の雄大な尾根は朝日連峰。そしてその奥が月山。
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北方面は、見事に山が連なります。
手前の雄大な尾根は朝日連峰。そしてその奥が月山。
ちょっと左に目を向けると、朝日連峰の奥にうっすらと鳥海も見えるではないですか!今日はついてます。
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ちょっと左に目を向けると、朝日連峰の奥にうっすらと鳥海も見えるではないですか!今日はついてます。
5時半過ぎに小屋を出発して、最初のピークである北俣岳に到着。日本海まで見える360度の大展望です。
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5時半過ぎに小屋を出発して、最初のピークである北俣岳に到着。日本海まで見える360度の大展望です。
北俣岳から登ってきた方向を振り返ると飯豊本山まで見えました。
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北俣岳から登ってきた方向を振り返ると飯豊本山まで見えました。
そして目指す稜線が雄大に広がります。中腹には門内小屋。
やっぱり尾根歩きは、こうでないとわくわくしません。
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そして目指す稜線が雄大に広がります。中腹には門内小屋。
やっぱり尾根歩きは、こうでないとわくわくしません。
北俣から門内までの尾根歩きは、なだらかで歩き易くルンルン気分♪紅葉も見事で気持ちよく挨拶しながら歩きます。
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北俣から門内までの尾根歩きは、なだらかで歩き易くルンルン気分♪紅葉も見事で気持ちよく挨拶しながら歩きます。
門内岳に到着しました。ここからなぜか立派な道標です。
出来ればこういう立派なのを本山と大日岳にも設置して欲しいです。
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門内岳に到着しました。ここからなぜか立派な道標です。
出来ればこういう立派なのを本山と大日岳にも設置して欲しいです。
門内岳も晴れて気持ちよい。
秋晴れは空気も冷たく本当に好きな時期ですね。
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門内岳も晴れて気持ちよい。
秋晴れは空気も冷たく本当に好きな時期ですね。
門内小屋が見えてきました。
3
門内小屋が見えてきました。
門内避難小屋に到着。
昨日は適正人数だったようですし、ビールもあったようです。
まだ時間があったからここまでくればよかったか。
門内避難小屋に到着。
昨日は適正人数だったようですし、ビールもあったようです。
まだ時間があったからここまでくればよかったか。
2階建てです。こちらもキレイな小屋ですね。
2階建てです。こちらもキレイな小屋ですね。
門内小屋からの景色もまた素晴らし!
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門内小屋からの景色もまた素晴らし!
次に地神山に向かいます。
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次に地神山に向かいます。
地神山から丸森尾根の分岐である北峰方面。
2
地神山から丸森尾根の分岐である北峰方面。
紅葉の稜線の向こうにはエブリサシ岳。なかなか素晴らしい山並みで、次行ってみたい山です。
今回、門内まで来ていればアタックできたのに、少し惜しいことをしました。
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紅葉の稜線の向こうにはエブリサシ岳。なかなか素晴らしい山並みで、次行ってみたい山です。
今回、門内まで来ていればアタックできたのに、少し惜しいことをしました。
地神北峰に到着。とがっている山なので展望は360度。
地神北峰に到着。とがっている山なので展望は360度。
今日は本当に素晴らしい天気に恵まれ初日のガスった景色はすっ飛びました。
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今日は本当に素晴らしい天気に恵まれ初日のガスった景色はすっ飛びました。
いよいよ丸森尾根を下り始めます。
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いよいよ丸森尾根を下り始めます。
最初は草紅葉の中をゆるやかに下り。
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最初は草紅葉の中をゆるやかに下り。
樹林帯に入ると山容は一変し、急斜面の連続となりました。
樹林帯に入ると山容は一変し、急斜面の連続となりました。
所々で見える飯豊。
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所々で見える飯豊。
奥には初日に登ったダイクラ尾根がみえました。やはりギザギザですね。
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奥には初日に登ったダイクラ尾根がみえました。やはりギザギザですね。
ダイクラとは違った意味で急斜面の丸森尾根も手ごわい尾根です。斜面きついので間違ったらただではすまない尾根です。
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ダイクラとは違った意味で急斜面の丸森尾根も手ごわい尾根です。斜面きついので間違ったらただではすまない尾根です。
地神北峰からほぼ緊張感ある斜面を下ること2時間45分でようやく到着。駐車場は満車でした。凄い人気ですね。
地神北峰からほぼ緊張感ある斜面を下ること2時間45分でようやく到着。駐車場は満車でした。凄い人気ですね。
下山後は飯豊山荘の温泉で汗を流します。
42℃と結構熱いよ〜。
下山後は飯豊山荘の温泉で汗を流します。
42℃と結構熱いよ〜。
そして民宿越後屋さんで昼食。
そして民宿越後屋さんで昼食。
岩魚の天ぷらつきのざる蕎麦大盛。1,700円也。
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岩魚の天ぷらつきのざる蕎麦大盛。1,700円也。
帰りは米沢を通るので上杉神社に寄ります。
帰りは米沢を通るので上杉神社に寄ります。
上杉鷹山の銅像。
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上杉鷹山の銅像。
以前訪れた時にはなかった銅像があります。
大河ドラマの影響って凄い。
以前訪れた時にはなかった銅像があります。
大河ドラマの影響って凄い。
シルバーウィークの為、すごい混んでました。
下界は人多いですね。
シルバーウィークの為、すごい混んでました。
下界は人多いですね。
無事に下山できたのと、その他たくさんのお願い事をしました。
神様も大変でしょうが、どうかかなえてくれますように。
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無事に下山できたのと、その他たくさんのお願い事をしました。
神様も大変でしょうが、どうかかなえてくれますように。

感想

今年の2月西吾妻から飯豊山の雄大な姿を目の当たりにして、今年中に絶対登ろうと決めた飯豊山。さすがに3日間はないときついと思い、シルバーウィークに照準を絞って計画しました。今回のルート選定では、ヤマレコ仲間のkazさんの記録を参考にして、反時計回りでガッツリ飯豊山を堪能できる周回ルートを選択しました。

1日目。
夜中発で駐車場仮眠か深夜発で朝到着か悩みましたが、前日の仕事状況により少し寝てから出発することに。8時に登れれば16時には到着するだろうと軽く考えていましたが、あいにく小雨に見舞われ、滑りやすい登山道で緊張を強いられたため、予定通りにコースタイムを縮めることが出来ず、本山小屋に到着したのが17時30分。受付しようとしたら管理人さんから少なくても16時にはつかないとと一喝されてしまいました。小屋は30人程入っていて既に皆さんお店を広げ満員状態。気をかけてくれた管理人さんは、神社を宿泊場所と進めてくださいました。神社は畳でとてもゆとりのあるスペース、管理人さんの知人が先客でしたが、広く使わせていただきました。
そして、10時近くまで管理人さんとその知人の方をお酒を酌み交わしながら話が出来たのは楽しいひとときになりました。

2日目。
天気予報を信じて起きるも、外はガスの中。予定通りに出発するも飯豊山山頂はすぐ近くで昨日と同じ景色です。御西小屋までの稜線歩きは景色がよければとてもキレイなのでしょうが、草紅葉とガスの単調な時間になってしまいました。何度も晴れろ晴れろと念じながら大日岳にいくも見えるは道標だけ。ちょっと残念すぎる結果でした。御西小屋の管理人さんに聞いたら午後には晴れるだろうということで、小屋で若干長めの休憩をとってから、烏帽子岳に向かいます。
すると13時過ぎたあたりで、突如ガスが切れ始め一瞬山が広がります。紅葉と黄葉の広がる景色が素晴らしい。その後も徐々にガスが切れる頻度が多くなり烏帽子岳に到着する頃には本格的に晴れてきました。やはり晴れた稜線歩きは最高です。
カイラギ小屋にはゆとりを持ってきましたが、既に半分が埋まってました。今回はギリギリで3箇所続きで場所をとることが出来ましたが、宿泊者は65名と定員以上でスペース外のところも満員でした。こんな窮屈な小屋泊は、丹沢の蛭ヶ岳山荘以来でしょうか。あいにくビールも売り切れでしたが、冷たい沢水が取れるので持参した焼酎水割りがとても旨かったです。
普段テント泊なので5時半就寝はなかなか寝付けずきついものがありました。翌日管理人さんに聞いたら、テント含めると100人以上が宿泊してシーズン最高だったそうです。

3日目
夜は満点の星空、早朝は朝焼けがきれいで登り始めから最高のコンディションに恵まれました。北俣岳から門内岳、地神岳までは、比較的歩きやすく紅葉を愛でならが素晴らしいルートです。その先に見えるエブリサシ岳へと続く尾根がまた魅力的で、歩いてやりたいところでしたが、今回は時間的に厳しいので諦めることに。前日門内小屋まで来ていればとちょっと悔やみますが、山は逃げませんから次の楽しみに取っておきましょう。

秋色に染まった飯豊山、多くの花の残骸があり、夏の御花畑にも歩きたくなりました。飯豊本山、大日岳で展望がなかったので、飯豊鉱泉からのテント泊。
あとは石転び雪渓からの登りと、エブリサシ岳の登頂。良い山はいろんなルート、季節から登りたくなります。

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コメント

こんばんは!
YAMA555さん、こんばんは。
この三連休どこにも行かないはずはない、とは思ってましたがガッツリですね〜
天気が良さそうだったのですが、後半は満喫出来たようですね。
写真の雰囲気が途中からガラッと変わってます!
私も22日に苗場山に行ってきましたが、久々!?の絶好日でした。

それにしても管理人さんを交えて飲むとは、、、
さぞや山話に花が咲いたことでしょう。
紅葉も進みより山歩きが楽しい季節になりますね。
2015/9/23 20:22
Re: こんばんは!
ya_saさんコメントありがとうございます。
天気が悪かった1日目〜2日目半分は残念ではありますが次回の課題につながるのでまー良かったかなと。飯豊山は初訪でしたが、さすが百名山素晴らしすぎでした。
今回は遅くなったのが幸いで楽しい酒でした。これも何かの縁ですね。飯豊のこと色々とお聞きできて満喫でした。小屋は6時には就寝していたようですから。
苗場のレコ後でじっくり見させていただきます。
2015/9/24 9:11
飯豊の素晴らしい景色、また行きたくなりますね(^^)
秋色の稜線風景、飯豊のおおらかな山塊にマッチした素晴らしい景色、いやぁ、ずいぶん前に行った時の記憶を思い出しながら、記録を楽しく拝見しましたよ。大きな山なので、また行きたいなあ、石転び沢の雪渓や大日岳、飯豊本山よりも南側、まだ行ってない場所はたくさん残ってるし(^^)

ダイクラ尾根、なかなかハードな尾根でしょ? 丸森尾根も急傾斜でハードだし、本当に脚力を試されるお山ですよね。

歩くこともままならないSWだったので、その欲求不満のいくらかをYAMA555さんの飯豊の素晴らしい山行で行った気になりながら楽しめました。
写真構図もイイし、アップも早いし流石です<(_ _)>
2015/9/23 21:44
次回の飯豊はぜひ一緒に
kazさんコメントありがとうございます。
ダイグラ尾根は、日本三大急登といわれる尾根以上に大変な登りでしたね。今回は雨が降っていたためなおさら厳しかったです。
稜線にあがってからの尾根歩きは素晴らしいですね〜。飯豊に魅力にどっぷり浸りました。ただ南側天候不順で展望がなかったので再訪したい山になりました。次回の飯豊はぜひ一緒に登りましょう!
2015/9/24 8:56
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積雪期ピークハント/縦走 飯豊山 [2日]
技術レベル
5/5
体力レベル
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