六甲山(↑芦屋川 ↓有馬温泉)
- GPS
- 05:33
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 677m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
阪急芦屋口駅 復路 有馬温泉駅から神戸電鉄 ※大阪には梅田への高速バスあり(阪急) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所ないが何箇所か迂回路あり |
その他周辺情報 | 下山後、有馬温泉で金の湯または銀の湯で入浴可能 下山後に立ち寄ろうと思ったいた明石焼きのお店「有馬十八番」は人気で行列ができていたので断念 |
写真
感想
10年以上ぶりの六甲山。
楽勝と思っていたコースも、体力の衰えなのか想像以上にきつい💦
そして連日の残暑でしたたる汗。
ただそれでも山道は木陰や沢のおかげで下界に比べればはるかに涼しい。
それにしても、ロックガーデンでは岩場気分も味わえるなど、これだけ都会に近いのに本格的な山を楽しめるところは他になかなかないのではないかな。
山頂には整備された無料の公衆トイレや自販機あり。
下りの魚屋道(ととやみち)はよく整備されており、歩きやすい。
※ただし、油断禁物!
下山後には歴史ある有馬温泉とアルコールで疲れが吹き飛びます!
2024.9.13 兵庫県六甲山
この日、初めて自分の意思で山に登った。
率直に言って「最高」だった。
明日から三連休の13日(金)。
私は休みで同じ会社に勤める東京に出張中の同僚は有給休暇を取得して帰阪。
兼ねてから出張先の東京で登山にハマっていた同僚から猛烈なるアタック(登山の誘い)を受けており、私は人生で初めての登山に挑戦することに。
元々、自然遊びは好きな方で船釣りもしている。
同僚からの猛烈なアタックを受けるうちに近所のmont-bellにも下見に行くなど、山への興味も湧いていたところだ。
ただ、今年に入って仕事の「疲れ」を理由に釣りにも行かず、定期的にある休みを無駄に過ごす日々が続いていた。
そんな日々に危機感を抱いた私は、一念発起とも言える重い腰を上げ、今回の登山に挑戦した…
朝は4時45分に起床。
初登山の緊張感はなく、ぐっすり眠れた。
胃腸の弱い私は登山中にトイレに行きたくなるのを警戒して「バナナ」と「ヨーグルト」を食べた。
コーヒーを飲み、何一つ登山用品を持ってないので前日から用意していたランニング用品を見に纏う。
(ニューバランスのランニングシューズ、ランニング用ソックス、タイツ、ハーフパンツ、長袖アンダーシャツ、半袖Tシャツ、タウン用ノースフェイスのリュック)
補給食や着替えを入れたリュックを背負いいざ出発。
7時ちょうど、最寄りの阪急芦屋川駅に着く。
同僚と久々の再会。日頃からメールでやり取りしているため挨拶もそこそこにローソンで水2リットルと自販機で500ミリのペットボトルを一本追加購入し、いざ登山開始。
登山道では酒も入っていないのに、おっさん同士くだらない会話が進む。これも登山マジックか。
この日の気温は高め(30℃は超えていた)で、まだ住宅街というのに汗が噴き出る。山頂までいけるのか?不安が頭をよぎる。結果的にこの不安は杞憂に終わった。
話も弾み、初登山は軽快に進んでいく。楽しい。沢の音、鳥の鳴き声を聞く。その他に聞こえるのは同僚と自分の足跡と会話の声だけ。
圧倒的in自然。
私が求めていたのはこれだ。
日々のストレスで澱んでいた心が日光やマイナスイオンで洗われていく…素晴らしいぜ、登山。
山レコアプリもいい仕事をする。GPSは正確、定期的に標高や時間もアナウンスしてくれるし、ルートから外れると警告までしてくれる。いい時代になったものだな。
途中、当初のルートから何度か外れたが無事山頂へ。同僚からもらった「羊羹」「アミノバイタル(すごいやつ)」のおかげで山頂までたどり着くことができた。
週に1~2回程度のジョギングは継続して行っており人並みの体力はあると自負していたが、岩場や急な階段もあり、ぶっちゃけ「きつい」と感じることもあった。また右足の太もも前側がツリそうにもなった。山登りの厳しさを実感した。
しかし、こうした危機は水分補給や補給食(同僚よありがとう)で乗り切ることができた。
※足がツルのは「水分不足」。こまめな水分補給が必要。
山頂までの間では「ハイドロなんちゃらかんちゃら」の必要性を感じた。必須レベルで。2リットルのペットボトルをわざわざリュックから出して水分補給するのはめんどう。そのめんどうさを嫌って水分補給を我慢してしまうほどだ。
いつでも手軽に飲めるハイドロシステムは導入する価値はあるだろう。むしろ私の中では導入決定。
途中の下界の景色も良かったが、山頂からの景色や達成感もまた格別であった。ただ、足元がランニングシューズで不安定なこともあり、登山中は足元を見て登ることが多かった。同僚に、木々の鮮やかさを教えてもらい、ふと顔を上げた。
そこにはトトロの世界のような木のトンネルや鮮やかな緑が広がっていた。
登山は前を見て進まないとな笑
そのためには、安心して足元を預けられる「靴」が必要だ。靴については同僚とも議論中で結論は出ていないが、しっかりとしたもの買おう。
予定より早く11時前には山頂に到着。
そして山頂での昼食。
同僚がお湯を沸かしてくれ、カップヌードルとオニギリを食べた。
これが最高、幸せホルモン出まくり。
大量の発汗で失った塩分が、カップヌードルによって体に吸収される。
ウエアやタオルは絞れるほど汗が染み込んでおり、リュックも同様で体力的にもきつい。そんな疲れた体にエネルギーが補給されていくのが感覚で分かる。もはや最高である。
やはり日清、カップヌードル。私の選択は間違っていなかった。
とにかく山頂でのカップヌードルは格別だった。
次回もカップヌードルだ!
休憩が終わり、下山。
下山はしんどさもなく、スムーズに終わる。
ただ、やはり足元(ランニングシューズ)が不安定。足首が痛む。登山シューズは必須だ。
そして、登る途中から同僚に借りた「ステッキ」。これも大活躍。きつい傾斜でもステッキが支えとなってアシストしてくれる。これが足元の不安を多少解消してくれた。
同僚のステッキはULのI型。
I型でいいが、もう少し強度?があればいいかも。
私は体重80キロ手前なので…
下山して有馬温泉金の湯へ。
疲れた身体に温泉が染みる。このために生きている。(この登山で事あるごとに何回も思ったが笑)
にごった金色の湯が、筋肉に蓄積したニュウサンを濾過していく。
シャンプー、ボディソープ、暑い湯が身体にまとわりついている汗をこそげ落としいく。
それに伴って明らかに回復していく疲労感。
たまらん!
のぼせないように、いい感じで温泉を上がる。
すると一足先に上がっていた同僚が有馬温泉ご当地ビールを用意してくれていた。
ありがとう、なんて気がきくのだ同僚!
感謝の気持ちも相まって、最高の一杯に。
その後、温泉街を少し散策しながら家族へのお土産(炭酸せんべい)を購入し、適当にお好み焼き屋へ。
あとはいつもと一緒。飲んで喋って反省会。
その後は同僚に見送ってもらい高速バスで大阪駅へ。渋滞のため、15時55分発で16時55分着のところ、17時30分ころに大阪駅着。
在来線を乗り継ぎ帰宅しました。
登山を始めるか迷っていたが、疲れも心地よい疲れで、消費カロリーも絶大!心洗われる自然遊びということが判明。始めてみよう!!
お疲れ様でした。
備忘録
靴
ランシューはダメ。六甲山ですら、靴底がやわらかく不安定。きちんとした靴が必要だが登山靴いる?軽さは正義。ロウカットのトレランシューズ的なので十分。
ただし、今後、アルプス等本格的な山を攻めるのであればその時は購入検討。
ザック
登山用必要。タウン用ノースフェイスリュックじゃ肩が痛いし使用感不便。六甲山なら25リットル前後。すなわち30リットル前後のザックを買えば、大概の山はいけるか。
ハイドロシステム(水がチューブで飲めるやつ)
必要。ベトベトの服をまといながら、重いリュックをおろしてのペットボトル出し入れ、ほんまにめんどい。
ステッキ
必要。I型でOK。ただ、UTは強度に不安あり。重量との駆け引きになるが、80キロの体重を支えるのにはUTじゃ心細い。
ウエア
今回、全てランニング用品で代用。
いけるで、ランニング用のウエアでなんら不自由ないも、カラフルなウエアじゃないとハイカー感がでないな笑
今回私はほぼ全身真っ黒。
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