乗鞍岳(銀嶺荘一泊)

2024年09月13日(金) ~ 2024年09月14日(土)

• GPS: 07:49
• 距離: 10.4km
• 登り: 598m
• 下り: 594m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:40
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:47

距離 7.1km 登り 470m 下り 464m

10:30 畳平バスターミナル
10:37 10:38 乗鞍白雲荘
10:42 10:45 鶴ヶ池
10:49 10:49 県境ゲートバス停
11:04 11:12 富士見岳（乗鞍）
11:20 11:21 富士見口
11:29 摩利支天分岐
11:40 11:43 肩ノ小屋
11:49 11:49 剣ヶ峰口
12:32 12:32 蚕玉岳（乗鞍）
12:38 12:39 乗鞍岳頂上小屋
12:45 12:59 乗鞍岳
13:03 13:32 乗鞍岳頂上小屋
13:37 13:37 蚕玉岳（乗鞍）
14:09 14:13 剣ヶ峰口
14:17 14:24 肩ノ小屋
14:37 14:38 摩利支天分岐
14:42 14:43 富士見口
15:04 15:04 雷鳥の碑
15:14 15:15 畳平のお花畑
15:23 15:24 雷鳥の碑
15:28 畳平バスターミナル

2日目

• 山行: 1:11
• 休憩: 1:31
• 合計: 2:42

距離 3.3km 登り 128m 下り 130m

15:28 畳平バスターミナル
4:31 4:31 鶴ヶ池
4:36 4:36 県境ゲートバス停
4:51 6:01 大黒岳（乗鞍）
6:16 6:17 県境ゲートバス停
6:21 6:21 ご来光登山口バス停
6:26 6:39 乗鞍白雲荘
6:44 6:46 魔王園地
6:55 7:00 魔王岳（乗鞍）
7:04 7:04 魔王園地
7:10 畳平バスターミナル
7:11 ゴール地点

天候

晴れ。時折霧が立ち込めて視界が悪くなりましたが、しばらくすると青空が見えました。
二日目はさらによく晴れました。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

朴の木平駐車場まで自家用車、そこから濃飛バスで畳平へ。
金曜日でしたが、7時55分発の始発のバスは2台目が出ていました。私たちは8時55分発のバスに乗りました。

コース状況／危険箇所等

肩の小屋から上は石の上を歩くことが多く注意が必要です。
分岐はありますが案内板があり、コースはロープで区切られていて(コース外立入禁止)、迷うことはありませんでした。
霧や雨で視界が悪い時は怖いだろうなぁ、と想像しました。

その他周辺情報

下山後はいろいろ立ち寄りました。

朝採りのとうもろこし直売所。この時期限定ですね。売切れ次第終了とのこと。
https://nappa-takayama.com/

川瀬豆腐店(HPなし)
味あげを購入。

高山市内を観光。
お気に入りの酒蔵、原田酒造場で日本酒を購入。
https://www.sansya.co.jp/fs/sansya/c/

写真

9/13 8:38

朴の木平バスセンター。平日の第2便出発15分前ですが、人はまだ少なくて皆さん待合室の中で待っていました。

9/13 8:38

トイレは駐車場隣接のこちらを利用しました。
今日の登山はこの先もトイレがたくさんあるので安心です。

9/13 8:53

駐車場の様子。半分くらい埋まっています。
翌日下山時にはここは満車、少し離れた第二、第三駐車場も満車で、さらに離れた場所を案内されていました。

9/13 9:40

約45分で畳平に到着。宿泊先である銀嶺荘の目の前がバス停です。

9/13 9:41

路線バスながら観光バスタイプで、トランクルームがあるので荷物を載せてもらえます。

9/13 10:21

バスセンター一階にはクマ目撃情報が掲示されていました。
2009(平成21)年9月19日、魔王岳中腹でクマ1頭か登山者を襲い、計10人が負傷した痛ましい事故があったとのこと。周りにたくさん人がいても安心できないですね。

9/13 10:39

高山病経験者なので、1時間ほどゆっくりしてから、そろそろと富士見岳に向かいました。

9/13 10:42

イワギキョウ
岩場に生える多年草です。
色々な岩の間の場所に咲いていました。

9/13 10:58

振り返って何気なく撮りましたが、絵葉書にできそうな写真が撮れました。

9/13 11:08

程なくして富士見岳山頂。剣ヶ峰も望めます。

9/13 11:37

肩の小屋。現在も宿泊できるそうです。

9/13 11:38

隣接の食堂・売店。帰りに立ち寄ることにします。

9/13 11:44

ここに山頂までの最後のトイレがあります。高山病予防に水分補給をたくさんしているので、心強い存在です。

9/13 11:45

令和3年11月竣工とのことで、綺麗なトイレです。ありがたい！

9/13 12:10

いよいよ事実上の登山道がスタート。
長野県側に下る乗鞍エコーラインか遥か下に見えます。バスが写っていますが、ミニチュアのようです。見えますか？

9/13 12:21

まずは蚕玉岳に向かって登ります。稜線を歩く方々の姿もよく見えました。

9/13 12:31

稜線に出ると権現池を見ることができます。御嶽山のニノ池(2905m)に次いで日本で2番目の高所(2840m)にある湖だそうです。

9/13 12:32

剣ヶ峰はすぐそこ！
登山道が二手に分かれていますが、左が登り優先のようです。今日のこの時間は登山者も少ないので、どちらからでも良いと思います。

9/13 12:52

最後の100mほどは狭くて急な岩場でしたが、無事に山頂に立つことができました。

9/13 12:49

登頂のお礼と、下山までの無事をお祈り。
特徴的な賽銭箱です。

9/13 12:49

雲が出てきましたが、大パノラマを満喫しました。

9/13 13:30

山頂小屋。トイレはありません。緊急時は携帯用トイレの販売と、場所の提供は可能のとことでした。

9/13 13:34

山頂小屋のすぐ上の休憩スペースでお昼を食べていたら、みるみる雲の中に入ってしまい、先ほどまで見えていた山頂が見えなくなりました。

9/13 13:54

肩の小屋まで下りてきたら晴れてきました。

9/13 14:23

肩の小屋売店で、乗鞍岳オリジナル手拭いを購入。麺類のお出汁のいい香りがたまらない〜

9/13 14:37

振り返ると剣ヶ峰までよく見えました。
この辺りはスキー場(リフトはない)のようです。一部雪渓が残っていました。

9/13 14:38

畳平に向かって歩きます。不消ヶ池を見ながらお花畑方向に向かいます。

9/13 14:40

コマクサ
さすが！高山植物の女王！

9/13 14:41

登りでは雲に隠れて見えなかった山々が顔を出してくれました。

9/13 14:57

現在、午後3時。この時間にここにいるのは宿泊者くらいかな。

9/13 15:00

チングルマの綿毛がふわふわ

9/13 15:05

お花畑散策。貸切です。

9/13 15:11

誰も写っていない写真も貴重かも。

9/13 15:16

最初に登った富士見岳に向かって歩きます。周りはとても静かです。

9/13 15:46

銀嶺荘のお部屋。昭和な感じが嬉しい。
窓からはバスが見えています。

9/13 17:29

最終バスが発車したら、シャッターもすべて閉まり、まだ17時30分ですが静寂の時間となりました。

9/13 18:33

銀嶺荘に飾ってあった、1950年頃の乗鞍スカイライン。今では考えられない悪路ですね。先人の知恵と努力に感謝です。

9/14 4:53

翌朝、ご来光を見に大黒岳に登りました。
日の出前から大自然のショーは始まっていました。

9/14 4:55

プロローグ鑑賞中…

9/14 5:29

20人ほどの方々と共に待っていました。いよいよその瞬間が！

9/14 5:35

あまりの美しさに言葉もありません…

9/14 5:39

日の出後はみるみる太陽と空の色が変化していきます。

9/14 5:44

ご来光を見にきた登山者のほとんどが帰られたので、ここからお遊びタイム。

9/14 5:42

やりたかったことを形にしていきます。

9/14 5:47

はっ！

9/14 6:07

朝日に照らされる剣ヶ峰。

9/14 6:27

観測所のドームも朝日が反射して輝いていました。

9/14 6:44

大黒岳を下山して魔王岳に向かいます。
途中の魔王園地からは、大黒岳と富士見岳の間から見える雲海がきれいでした。

9/14 6:46

魔王岳山頂まで、雲海を眺めながら歩きます。

山頂付近は少しだけ岩場。

着きました！

山頂の先にも少し進むことができたので行ってみた。

ここからの景色もとても良かったです。

9/14 8:46

乗鞍岳を存分に堪能させていただきました。名残惜しいですが下山します。

9/14 8:58

今日は土曜日。自転車で登ってくる方がかなりいたのは驚きでした。

9/14 9:03

バスも土日ダイヤかつ台数を増やして運行していました。

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

HERZY

小学生の頃、親の運転する車で来たことのある乗鞍。その時は周辺の散策のみでしたが、今回は剣ヶ峰への登頂を計画しました。
9月1回目の三連休は混雑すると思って、その前日に休暇をとって銀嶺荘を予約しました。お天気にも恵まれて、最高の山行となり大満足でした。
中でも満点の星空と、そこから続くご来光は感動ものでした。大自然の織りなす壮大な光景は、この先も忘れることのない思い出です。

kitto8362

初めてご来光を楽しみにしていました。
前の日の夜、天気が悪くなり雨がパラパラ。
でも3時40分ごろ起きると空は晴れ、満天の星。
一気にテンションは上がり、大黒岳へ出発。
雲海の中から少しづつ見えてくるご来光に感動しました。