西丹沢 県境周回 〜畦ヶ丸 - 加入道山 - 大室山
- GPS
- 09:30
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,509m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 8:59
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 9:34
天候 | 曇り 時々 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・自然教室からの西沢沿いのルートは踏み跡を見失い易いので、下ばかり見ずにリボンや丸太橋、案内標識を注意深く探すようにしたい。 ・稜線上の分岐が複雑にあるので地図は必携。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
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感想
9月の5連休は小屋の混雑や渋滞を嫌って、日帰りできる丹沢の縦走を検討。まだ行ったことのない畦ヶ丸から加入道山を歩いてみようと西丹沢へ出かける。
5時前に西丹沢自然教室の駐車場に入ると、止まっている車は3,4台でまだ準備している人もいない。車内で食事を済ませ、だんだん明るくなってくる中で支度をして5時半過ぎに出発。
教室の傍にある吊り橋を初めて渡って、沢沿いの登山道に踏み込んで行く。大きな堰堤を梯子で越えた後は右に左にと頻繁に丸太橋や渡渉で沢を渡るが、時折り道が不明瞭になる場所があるので気をつけてリボンや案内標識を探して進む。
30分ほどで下棚への分岐が目に入ったので支沢へ5分ほど踏み入り、下棚の滝の下まで行ってみる。丹沢で初めて見る滝は40mの高さがあるとのことでなかなか見応えがあった。
本流に戻って先へ進む。この先すぐにもっと大きな本棚の滝があるはずなのだが、どうも見落としたらしく気がつかなかった。
歩き始めて1時間ほどするとやっと沢筋を離れて斜面を登り始める。最初は植栽された杉の木が多いが、善六のタワを過ぎて標高が1,000mを越えた辺りからは尾根はブナの林に変わって西丹沢らしい風景になってくる。
長く続く丸太の階段を辛抱強く登り詰めて出発から2時間半ほどで最初のピークの畦ヶ丸に到着。ここは全然展望がないので立ち休憩だけしてすぐに先へ進む。
ここまでに会ったのは沢の入り口付近で追い越した一人だけだったが、モロクボ沢の頭付近でこの日二人目の登山者に出合う。菰釣山の方から来たとのことだったが、後で調べるとこの時間にここまで来るには菰釣山の避難小屋に泊ったに違いない。
その後まもなく今度は小学生くらいの男の子を連れた男性とすれ違う。こちらは加入道山の避難小屋に泊ったとのことで、大室山までの登山道の様子を教えて貰った。
加入道山までの道は比較的平坦な尾根歩きだが、展望があまりなく、似たような景色が続くこともあってとても長く感じる。畦ヶ丸から2時間かかってやっと白石峠。ここから最後の15分間、再び丸太の階段を登って2つ目のピーク、加入道山に着く。
ここも展望のない山頂。ベンチに腰を下ろし、お昼のおにぎりを半分食べて給水をする。
当初の計画はここから白石峠に戻って白石沢を下り用木沢出合へ出るつもりだったのだが、予定より1時間近く早く着けたので大室山まで足を延ばすことにして歩き出す。
15分ほどで前大室と呼ばれるピークを通過した辺りからだんだん多くの登山者とすれ違うようになる。多くは用木沢か神ノ川から犬越路へ登って来たと思われる。
緩やかなアップダウンであっても既に5時間以上歩き続けて疲れてきた足にはかなり堪えるが、秋色に染まり始めたブナの林と秋の花が混在した景色が慰めになる。
加入道山を出て1時間余りして大室山への急登が始まり、200mほどの標高差を喘ぎながら詰めて長めの木道を渡り終えると犬越路への分岐点。そこからほぼ平坦な道を300mほど入ると大室山の山頂に出る。
ここには展望もなく、座れるベンチもないので先ほどの分岐点へ戻ってベンチに座り、やや長めの休憩を取る。
出発から既に7時間。さすがに疲れた。これから2時間かけて犬越路、用木沢と急勾配を下りることを考えたくない。
が、仕方なく下山開始。5年ほど前に犬越路から大室山へは来ているのだが、道について殆ど記憶がなく、先のことが分からないまま犬越路に辿り着く。
犬越路は檜洞丸方面からの登山者も通るので、午前中のコースの静けさとは比べようもなく往来がある。ここでも15分ほど休憩してから用木沢を下りはじめる。
疲れた足に無理はさせたくないので、後から下りて来る登山者に次々と追い越されながらコースタイムを大幅にオーバーして用木沢出合に出る。
ここから西丹沢自然教室までは2km近くアスファルトの道を歩く。連休中なので道沿いにある多くのキャンプ場は家族連れで賑わっている。
急いでもしようがないので、ここでも後からどんどん抜かされながらトボトボと歩き、朝に出発してからほぼ9時間半かかって出発点に戻った。
あまり展望がなく、疲労感も大きかったが、まずまずの天候の中、初めてのコースを無事歩き切れて達成感のある山行だった。
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