(西丹沢VC)〜犬越路〜大室山〜加入道山<周回>
- GPS
- 07:30
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,477m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:35
天候 | 概ね晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
05:00 西丹沢ビジターセンター(VC) センター並びに7台、向かい側路肩にも20台程度の駐車余地あり センターのトイレは24時間利用可能 ※センターより先はキャンプ場および私有地で駐車余地は無し センターより1.5Km下に観光用無料駐車場有 スタート時5台、ゴール時20台程(満車では無かった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・渡渉は多く、1週間前のレコでは水量が多く渡渉困難箇所があったようです。 9月14日はゴアテックスのトレランシューズとダブルストック、そして少しの勇気で渡ることが出来ました(モンベルのクリマプレンソックス持参も使わず)。 ・落石多し、速やかな通り抜けを促す箇所が2か所ありましたが、それ以外にも落石は多く見かけました。 ※立ち止まる場所は、周囲に注意ということだと思います。 ・木道や木の階段が多くありましたが、特に下りの湿った階段は滑りそうで、注意が必要です。 ・足元が滑り易そうなところには鎖などもありましたが、どれも短距離(軽く手を添えた方が安心です)。 ・特に沢沿いの下りは右に左に渡渉を繰り返しましたが、以前は通れた対岸に赤布が残っていたりするので、先を見通して道標や赤布、踏み跡など総合的な判断が必要です。 ・加入道山〜白石峠の中間地点にある道志下降点は十数mに渡ってトラロープと通行禁止の案内があります。加入道山尾根手前の複数崩落が酷く、それ以外にも複数の崩落があり危険なため、道志の湯登山口からは4月25日から入山禁止とされ復旧の見通しは立っていないようです。 ・沢を何回も右岸・左岸と渉る際には、(特に黄色の)指導標、赤布、向う岸の踏み跡が役立ちます。 ・沢沿いや踏み跡の薄い林間は、赤布や標識と言った人工物を如何に見つけて進むかに集中しました。 |
その他周辺情報 | ・ヤマビルには出会いませんでした(ヤマビルファイターが効いた?) 6月に登った同じ神奈川の高松山はヤマビル祭りだったので、これだけ沢筋が多くヤマビルに逢わなかったのは、元々少ない(居ない)エリアなのか? ・上り下りともに富士演習場の砲撃の音が聞こえていました。 ・(時間帯にもよると思いますが)下りでは富士スピードウェイの音が加わりました。 ・山中ですれ違った方 前大室からの下りで1人スライド 白石峠からの下りで1人スライド (用木沢出合からそう遠くないところで釣り人1人) |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
アームカバー
サポートタイツ
半ズボン
靴下
グローブ
雨具上
日よけ帽子
トレランシューズ
ザック
行動食600Kcal
非常食180Kcal
飲料2リットル
レジャーシート
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
スマホアプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
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感想
いつの頃か忘れましたが、大室山〜加入道山周回を計画した際に西丹沢VC上の用木沢出合辺りから通行不可となっていたものの復旧を待っている内に・・・
既に復旧していたのに気が付かずに、今年に入って確認した時は「用木沢出合〜犬越路」通行止めと、「復旧まで何年かかるんだろう」と思い込んでいましたが、今年の2月から7月までは単に「用木沢公園橋」の塗装+床板更新工事をしていただけでした。8月に入って通行止め解除に気が付き過去の計画書を更新(詳細見直し)して、念願叶った登山となりました。
3年前に檜洞丸に登った際には下山時に「犬越路〜用木沢出合」を辿っていますが、こんなに渡渉が多いのをすっかり忘れていました。それでも今回はゴアテックスのトレランシューズで靴の中を濡らさずに済みましたから運が良かったのかもしれません。
(西丹沢VC〜用木沢出合)
往路の登り25分程度でしたが、単調な舗装路なので長く感じました。
(用木沢公園橋)
久し振りの出逢いに感動し、気合が入りました。
用木沢公園橋の塗装と床板交換で令和6年2月8日から(当初予定)6月末までの間「用木沢出合〜犬越路」区間登山道通行止めとなっていたものですが、途中で1月末までに延長され、7月25日13時に通行止め解除となっていたものです。
(用木沢公園橋〜犬越路)
85分程度でしたが、これも長く長く感じました。登りが続くだけでなく、とにかく渡渉が多く、橋も流されている個所があるなど「渡渉嫌い」の私には緊張の連続でした。前週の群馬の山では台風通過の直後(1週間後)ということもあり、渡渉の際の増水の可能性を考えて、履き口の高い登山靴を履いて渡渉は余裕でしたが、重たい靴でのロングコースは疲れたことから、今回は、ゴアテのトレランシューズとして、いざという場合のためにモンベルのクリマプレンソックスをザックに入れて臨みました。結局シューズを履き替えることなく周回出来ましたが、毎回渡渉点を考えるのに1〜2分のロスが積みあがったようにも思います。安全優先なので仕方ないですが。
途中に2か所ほど「落石デンジャーゾーン」の案内板が設置されていました。
沢を渉る多くのポイントには目立つ黄色の指導標があり、誤った方向に進むことを予防していました。
(犬越路〜大室山)
とにかく、富士山が各所で良く見える登山道でした。
木道や階段も整備され(植生保護)、平面と登りは比較的歩き易い。下りは板が湿っているところもあり、階段に手すりが有る訳では無いので、滑らないように慎重に下りました。
(大室山)
大室山分岐から片道10分かからないほぼ標高差も無い歩き易い。そして相変わらずトリカブトが咲き誇るロードでした。
(大室山〜前大室〜加入道山)
木道で歩き易く、トリカブトが続く
(加入道山〜白石峠)
歩き易い登山道、中間あたりの道志降下点から道志の湯登山口までの登山道は崩壊しており通行禁止となっているので注意が必要。
(白石峠〜林道終点)
行程の多くは沢沿いの登山道と繰り返される渡渉ですが、荒れています。以前は対岸に登山道が付いていたのか?赤布が残っていたりするので、登りで通用していた赤布は判断材料にはなりますが、場合によっては疑う判断が必要になります。そんな中でも本当に崩落したであろう場所などはきちんと補修してあるので、とてもありがたいと思えました。
(林道終点〜用木沢出合〜西丹沢VC)
写真を撮るのも忘れて、無心で下った。
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