御嶽・継子岳〜四の池周回(五の池小屋泊)
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- GPS
- 28:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,263m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:45
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 6:41
天候 | 9/21(月)、9/22(火)共に快晴。気温:9/21(月)スタート時15℃、9/22(火)夜明け時0℃、四の池周回時(12℃〜15℃) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
旅館街を通り抜け、ひたすら進むと行き止まりが県営駐車場です。 ここの駐車場が満杯の場合は旅館街の中にも県営駐車場がありました。 復路は「木曽温泉」を利用するため、R361からK20へ右折しました。この道は「元橋」でR19に出合います。こちらのルートの方が距離は短縮できます。所々に隘路もありますが、幅員も十分あり走行には全く支障はありません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
濁河温泉の登山口から1〜42の指導標があります。後で気がつきましたが、登山口から飛騨頂上までの距離(100M単位)です。距離4.2Kmで約1000Mの標高差があります。アップダウンなしの登りっぱなし、下りっぱなしです。 森林限界までは苔むした樹林帯を朽ちかけた木道を織り交ぜながら進むルートです。晴れの日でも基本的にウエットな状況なのでスリップ要注意です。道迷いの心配はまずありません。 八合目(お助け水)を過ぎると岩々したルートとなり、しばらく進むと森林限界を迎えます。ガレてはいないので岩の頂点を結んで進むことも可能ですが、浮石には要注意です。 飛騨頂上(五の池小屋)直下のみザレたトラバースルートとなります。 四の池周回ルートは右回りの場合、継子岳曲までは非常に歩きやすく整備されたルートです。継子岳曲からの下降は勾配もやや急で、段差も大きくなります。その途中で目印がなくなり、それなりの「踏み跡」もあったのでそちらへ進みましたが、這松の中でルートは消えていました。 登り返して上を見ると、目印の”○”や”矢印”が見えました。ここさえ見落とさなければ・・・と悔やまれるところです。 「幻の滝」の滝頭近辺に流れがあり、徒渉が必要ですが飛び石があるので問題なく渡れました。 |
その他周辺情報 | K435終点(県営駐車場)に登山ポスト(用紙・筆記具、筆記台完備)があります。そこからは見えませんが右折した先に立派なバイオトイレがあります。 登山口のお宮に水場があった記憶がありますが、立入禁止でした。登山道沿いにちょろちょろと流れる水場がありましたので、そこで給水しました。その後に水場らしき施設はありませんでしたので正解でした。 K435沿いには飲料の自販機はありません。下山後、すぐに飲み物が欲しい場合は、”旅館御岳”の自販機が利用できます。(350ml缶が140円でした) 日帰り入浴も出来るようでした。その他でも市営露天風呂を筆頭に、日帰り入浴施設はあるようですが、今回は信州物味湯産手形の利用できる「木曽温泉」 http://www.kiso.ne.jp/~onsen/#top を利用しました。 |
写真
感想
昨年のシルバーウィークは”尾瀬”をテン泊で楽しみましたが、今年は五の池小屋泊まりで四の池周回をゆっくりと楽しみました。
御嶽は昨年、8/2に黒沢口(ロープウェイ利用)で登って以来となりました。その後、9/27に突然の噴火で大惨事となったこともあり、今年は諦めていましたが、9/20(日)の朝刊に「女人堂から9合目石室山荘まで登山可能」との記事が出て、三の池方面も”開通”と先走った私は、五の池小屋へ電話し予約状況と登山道の状況を聞きましたが、対応して下さった女性スタッフからは「(女人堂から三の池へのルート開通の)情報は入っていません。」と告げられました。また、予約状況は「現時点で27名」とのことでした。
王滝口(田の原)や黒沢口(ロープウェイ)に比べ、名古屋からのアクセスの悪い小坂口(濁河)を敬遠していたこともあり、黒沢口がOKなら非常に助かるとの思いもありました。一度電話を切り、嫁はんに相談する今回のSWの山行先として数ヶ所の候補から「御嶽へ行きたい」と云いました。
そこで、すぐに五の池小屋に電話を掛け直して、9/21の宿泊予約をしました。
9/21(月)午前7時過ぎに名古屋を出発し、R19、K463、435経由で濁河温泉に11時過ぎに到着。県道終点の駐車スペースは満車、一段下のスペースに1台分のスペースを見つけました。ラッキーでした。ここが満車なら数百メートル下って駐車しなければなりませんでした。
身支度をして、登山届けを投函して登山口に向けて出発し、嫁はんがトイレを拝借するため立ち止まった時、ソロの女性が「一緒にメガネを探していただけませんか?」と近寄ってこられました。
結果的にその方のザックのすぐ傍に落ちていたメガネを嫁はんが見つけて一見落着となりましたが、その方とは抜きつ抜かれつで五の池小屋到着は同時、小屋内でも色々と話し相手になってくださり、楽しい思い出となりました。
今回の収穫は「山夫婦」というボキャブラリーが増えたこと。
私が「数少ない山小屋泊ですが、最初は夫婦と思っていたご年配の方々が、実はご夫婦でない男女ペアであると判明したことが毎回ある。」と申し上げたところ、山岳会にも加入していらっしゃるその女性は、「山夫婦と云って、みんな暗黙の了解で夫婦として扱っている。」と教えてくださいました。
また、その方は朝食だけ頼んで、夕食はピザを食べるとのことでした。薪ストーブで焼くピザは1600円ですが、その方は私と嫁はんに1ピース(200円相当)ずつ勧めてくださいました。ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
私たちは四の池周回、その方は三の池へ御神水を汲みに行くとのことでしたが、私たちが超スローペースで周回して戻ってきたときもテラスで歓談しておられました。
「登山口でまた会うかも?」と先に出発されましたが、お会いすることはありませんでした。
もう一つの収穫は、ヤマレコユーザーの”sibasan”さん、”KUMA-VEGA”さんに出会って、名古屋近郊の山を教えて頂いたことです。
sibasanさんはハンドルネームをお聞きしませんでしたが、勧めてくださった”継母岳”へのバリエーションルートの記事を見つけ、内容が一致していたのでsibasanさんであると推測しました。
そして、sibasanさんは昨年9/27の御嶽噴火の時に現場にいらっしゃったともお聞きし、生の体験談を聞かせてくださいました。ありがとうございました。
最後に、今回の山行から私のカメラをパナソニックのDMC-FZ200からソニーのDSC-HX90Vに変更しました。
体力のない私は少しでも軽量なカメラを欲していました。FZ300という後継機種が出て、それも考えましたが、防滴防塵仕様になったのですが、重量も600g台に突入してしまい、候補から外れました。
HX90Vは200g台で光学30倍ズームですが、さすがにテレ端にすると手振れを抑え切ることができません。軽量三脚か一脚を用意する必要がありそうです。
嫁はん帯同の時は嫁はんのDSC-RX100M2があるので、望遠以外はこちらを常用することになりそうです。二台合わせてもFZ200より軽いくらいですから、ソロの時もこの二台持ちもあるかも知れません。
御嶽を十分に堪能されたことが写真から伝わってきます。私はいつも日帰りなので写真のような御来光やモルゲンロートを見たことがあまりありません。太陽が昇ってくるとその明りで暖かさを感じんですよね。周辺の景色もバッチリ見えて。
四の池周回は私はいつも反時計回り。二峰から下るのが大変なので。下るときは目印がわかりにくいのですね。無事に回れて何よりでした。四の池の紅葉はいかがでしたか?
sireotokoさん、コメントありがとうございます。
sireotokoさんのような健脚を持ち合わせていたら・・・、きっと私も日帰り中心になったと思います。しかし、遅いことでは人後に落ちない私(達)なので、その特性を逆手にとってじっくりと山を楽しむというスタイルになりました。
四の池の紅葉は初めて見ましたが、ハイマツが多く全山紅葉とは行かないのでしょうね?!
緑と紅葉のコントラストも私は好きですので、見ることが出来て幸せでした。
早速にどうもありがとうございました!
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