頂上は天空の楽園 苗場山 祓川コース
- GPS
- 32:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,306m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:00
天候 | 2日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は駐車場前のトイレ圓砲△襪、舗装道路の方が歩きやすそう。 トイレには紙がなかった(全て使い切ってしまってあった。女性用は?) 和田小屋〜下の芝 ぬかるみ多し 日陰が多いので石も木道もぬれていて滑りやすい(特に下山時注意)ゲーターは必須 下の芝〜神楽ヶ峰 石がごろごろしていて歩きづらい 神楽ヶ峰〜苗場山頂 神楽ヶ峰から一気に下り、鞍部のお花畑から苗場山に登り返す。(1時間ほどの登りは急登でかなりきつかった。)神楽ヶ峰をすぎた辺りから苗場山が見えてくるが、登り返しの尾根を見てゾッとした。お花畑を過ぎて尾根を歩くと登山道が崩れ落ちている場所がある。注意して歩いて行けば危険は無いと思う。 山頂湿原の木道はかなり破損していて気をつけないと危ない。 |
その他周辺情報 | 宿泊は苗場山自然体験交流センター(苗場山ヒュッテ)1か所。水は天水で500㎖350円と少々高め。神楽ケ峰から鞍部に下る所に雷清水が湧いているので小屋で水を買わない場合はここで調達していくとよい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
交換レンズ
クッカー
水3ℓ
|
---|---|
備考 | 朝晩は気温が下がるので、夕陽や朝陽、星を見るなら手袋、ニット帽子なども有るとよい |
感想
思い立って苗場山に出かけることにした。連休の中日、21・22日を予定し、21日1泊の予約を連絡すると、20・21日は満員で入れないとのこと。1日考えて、22日1泊を再度連絡して予約し、22・23日でピストンすることにした。
「苗場山なんて、スキー場の上だろ」ぐらいの軽い気持ちで朝3時すぎに家を出発。かなり細い林道を駐車場へ向かう。対向車が来ると大変だと思いながら。
駐車場には6時前に到着したが、なんと、一台も入れるスペースがない。道沿いにもずっと停まっている。その少し上のゲレンデの中に数台停めてあったので、仕方なくその圓肪鷦屬靴拭
登山道は町営駐車場の前のトイレ圓ら入るのだが、ぬかるんでいそうなので和田小屋まで舗装道路を登った。
和田小屋の前の登山届けポストに計画書を放り込み、出発。ゲレンデ圓鯤發い討ら木立の中へ。ここから、下ノ芝までは日陰が多く、水がたまっていたり、ぬかるんでいたり、石がかなりぬれていたりでかなり滑りやすい。下ノ芝から先は木道もあるが、神楽ヶ峰まで石がごろごろしていてとっても歩きづらい。
この日はよく晴れて紅葉も綺麗に色づいていた。今年はいくらか早いのだろうか。
神楽ヶ峰の辺りまで来ると、苗場山が見えてきた。が、その登り返しに愕然・・・
「えっ?あんなに急なところを登るの?」
鞍部に降りる前に「雷清水」で水を補給し、気を取り直していざ出発!でも、やっぱりこの登りはきつかった。ゼイゼイしながら、最後の岩を登り笹の間から出てパッと視界が開けたとき、その見事さに一瞬言葉を失った。湿原をなでてくる涼しい風が汗をかいた体に心地よかった。
しばらく広い湿原を眺めていたが、まずは山頂へ。そして、宿へ。手続きをして荷物を整理して、小屋の下の展望ベンチで時間を過ごす。その後、湿原の中の木道を歩き、苗場山神社へ。視界が開けていて紅葉や草紅葉が美しく、風が気持ちがよかった。
戻ってきてから先ほどの展望ベンチで昼寝をしたり、宿泊者の方と話をしたりして自然がいっぱいの楽園を満喫しながら楽しいひとときを過ごした。苗場山の最後の急登がきつかったのは体力のなさから私だけかと思ったが、多くの登山者が「きつかった。でも山頂に着いたときは感動ものだった。」といっていた。
夕食を5時過ぎに食べて、日の入りに間に合うように再び苗場山神社の手前まで出かけた。西の空には雲がいくらか出ていて、綺麗に焼けてきた。カメラを構えて暫く撮影して宿へ帰って就寝。
夜中の0時前に再びカメラを持って外へ。この日は上弦の月で日をまたぐ頃には月の入りになるだろうということで2時前まで星空の撮影をした。9月とはいえ、気温は下がる。手袋、ニット帽子、ジャケットの下に厚手のフリースジャケットを着込んだが、数時間の間には体が冷え込んでしまったので宿に戻って布団にくるまった。
そして、またまた、4時半、カメラを持って日の出の撮影に。5時半の日の出を待ったが、東の空の雲が厚く、わずかに赤く染まってちょっと朝陽が顔を出しただけだった。残念!
その後、宿へ戻って荷物整理をし、6時半に下山。調子よく下山をしていたが、神楽ヶ峰まで登り返し、その後ごろごろ石に手こずった。特に下りでは足もとが安定しない。さらに下ノ芝から和田小屋までは悪路。石も木道も土もとにかくすべる。慎重に慎重に降りてはみたが何度も滑って転がってしまった。幸いにも怪我はしなかったものの。
2日間でまず感じたのは、苗場山をあまりにもなめすぎていたということだ。苗場山ごめんなさい!そして、山頂湿原の展望が実に素晴らしいということだ。とくに、22日は快晴だったので、なおさらだったのかもしれない。宿泊をするということで、登頂後、半日ゆったりのんびり楽園気分を味わえた。ここへ来るなら、日帰りピストンではあまりにももったいなさ過ぎる。やはり1泊はしないと、本当の良さが味わえないような気がする。
そして最後に、下山は慎重に・・・ こんなにも滑るものかと思いながら、そのことを注意するだけでもかなり疲れた。まあ、下山後、靴底を見たら6年間の使用で靴底の凹凸のエッジがかなり丸くなっていたのでそうだったのかなぁと反省。そろそろこの靴も引退かな。かなり色々なところへ連れて行ってくれたのだから、手入れをして、飾っておこうかなと思っている。
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