立場川〜阿弥陀岳

2024年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 08:14
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,498m
• 下り: 1,565m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:28
• 休憩: 0:01
• 合計: 8:29

6:07 スタート地点
6:09 6:09 舟山十字路
6:13 6:13 舟山十字路 水場
6:23 6:23 広河原
11:54 11:55 中岳のコル
12:22 12:22 阿弥陀岳
12:24 12:24 西の肩（岩場）
12:28 12:29 西ノ肩
13:13 13:13 不動清水
13:43 13:43 御小屋山
13:56 13:56 美濃戸口・舟山十字路分岐
14:39 14:39 舟山十字路
14:39 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/15 6:41

ひっそり旭小屋

9/15 6:54

水はきれいです

9/15 7:25

堰堤二連発は左から乗り越す

9/15 7:30

雨予報だけど朝だけいい晴れだった

9/15 7:34

謎の赤ペンキと数字の刻印

9/15 7:47

三個目の堰堤は右から

9/15 8:17

少しずつゴルジュらしく

9/15 8:24

昔この辺に梯子もあったらしいけど消失。ゴルジュの中をバシャバシャいけば問題なし

9/15 8:30

八ヶ岳ふうのナイスナメ床。フリクション良好

9/15 8:44

大岩に流れが完全に塞がれる。中の岩穴をくぐる

9/15 8:55

ここから出てきた
深淵を覗くとき深淵もまたお前を

9/15 9:25

ガマ滝沢の出会いらしい。いきなりむずかしそうなチョックストーン

9/15 9:47

メインのゴルジュ始まる

9/15 9:51

狭い狭い

9/15 9:53

ゴルジュの奥を覗くが難しそうで巻き決定

9/15 10:11

ゴルジュの上の滝も難しそうだったが幸い流木に救われ突破

9/15 10:56

開けてきた

9/15 11:02

何個か二股がある

9/15 11:09

最後のナメ

9/15 12:15

山頂は雨

撮影機器：

Galaxy A32 5G SCG08 au サムスン

感想

山小屋サン

今年からふとしたきっかけでワラジを編んで地下足袋わらじで沢登りもするようになった。

登山においてバリエーションルート、と言っても中身はなかなかに様々。

というか多くは登山道を登る時間が多くて、頂上近くになってからようやく道を離れて岩登り、あるいは頂上まで登山道を歩いて頂上から下って取り付き、というものさえあって、バリエーション登山と言うにはだいぶシュールなものだと思う。その点沢登りはそういうシュールさがなくて純粋に一歩一歩を楽しめる。

とはいえ僕はもともと沢は初心者のうえに真面目な沢屋さんではないので、あくまで登山のルートとしての沢である。その点、阿弥陀岳の立場川は難しい滝場もないし、かつては一般ルートに準ずるくらい普通に登られていたらしいから、僕のような志向の者(そして靭帯再建後で膝の挙動があやしい)には最適ではないか。

ただ、かつては人気だったとはいえ足を踏み入れればもちろん誰にも会わないし、旭小屋は無人で壊れかけてるし、沢の高まき用にかつてはあったらしい丸太の梯子も見当たらず、沢は原始の様相だった。いわゆる美渓ではないけれど、沢を合理的な登路にして頂上を目指すには楽しいルートだった。詰めのハイマツトラップには辟易したが、おおむね快調に登れた。

阿弥陀岳は大好きな山で10本くらいのバリエーションルートから登ったことがある、もはやフェチと言っていいが立場川の通しの溯行はまだだった。そして無雪期は暑いしアブも多いしで敬遠していたが、今回はアブもおらず沢なので涼しくて快適だった。また地下足袋わらじ履いて来てしまうかもしれない。